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2023年12月10日
日産の旧い消防車(一部)
更新が滅多に出来なくてすいません。
さて、今回はちょっと軽く更新してみました。
普段よりずいぶんと軽い内容ですが、ちゃんと更新しようとすると中々出来ないので今回はサラッと書いています。
既に先々月の事ですが、仕事中に見つけて撮影したこの写真。
古い日産のボンネットタイプの消防車です。
グリルの形状などから恐らくベースは580系トラックだと思うので、昭和30年代前半位の製造ではないかと。
残念ながら写真はこれだけしか撮影出来てませんが、これ以上近づくと所有者の敷地に入ってしまうのでこれが限界でした。
詳しく見ると腕木式方向指示器も残っており、廃車されてから相当な年月が経っているだろうことは想像できます。
あまりこの辺りの車両に詳しくないのですが、たぶんエンジンはガソリンでしょう。
この当時は消防仕様の場合エンジンはガソリンがスタンダードでした。
昔のディーゼルエンジンは今のエンジンと比べて始動性が悪く暖気も時間が掛かり、迅速性が要求される消防車には一部を除きほとんど採用されていなかったようです。
消防車にディーゼルエンジンが急速に普及するのは1970年代に入ってかららしいので、この580トラックベースの消防車もガソリンエンジン搭載とみて間違いないと思います。
それにしてもこの消防車、もしレストアできるならば・・・などと考えてしまうのはマニアの性なんですが、大変残念なことにこの消防車は運転席から後がありません。
写真に写っている部分しか存在していないんですよ。頭のみなんです。
エンジンも載っているのかどうか不明です。
なのでこの消防車は草ヒロといえるのかどうかも怪しいのですが、珍しいものなのでご紹介した次第です。
しかし、実はこの奥にも怪しいトラックが見えていました。
トラス構造のブーム装備で、前面ガラスが二分割のボンネットタイプのレッカー車らしき車両が居るんですよね〜。
そちらも凄〜く気になるんですが、近づくことのできない場所なんで写真も撮れず。
土地所有者の方にでもうまい具合に出会えていれば、間違いなく撮影の許可をお願いしているのですがね。
と、言うことで今回は終わります。
草ヒロネタはあんまり持っていませんが、機会があればまたと言うことで・・・
ではまた
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やはり580で正しかったですかね。
職場の先輩方からそのようなお話が聞けるというのは中々貴重ですね。
腕木式よりウインカー付きに早く乗りたかったというのも面白い話です。
腕木式方向指示器をアポロというのは新聞配達や郵便配達で使っているバイクの事を全てカブと言うのと同じ感覚でしょうか。
アポロはメーカーの名前で、一番ポピュラーだったからなのでしょう。
他にも当時はメトロやニッポーなど各社あったようですね。
各々特徴があったみたいですが、自分はアポロが一番なじみがあります。
(と言っても当時実際に見たわけではありませんけど)
カッコ良いですが、今の世の中では実用的ではありませんね。
縦目の680形の前ですから580形でしょう。前面部のみとはいえよく残っていたものと感心します。
腕木式方向指示器はアポロと呼ばれることが多いですがこれは社名でメーカーは数社あったはずです。
私が入社した頃はバスから配転の方が多く、当時は担当車制で新米は当然古参車。ボンネットだったとか日野のセンターアンダーとか貴重な話が聞けました。
腕木式方向指示器が普通で早くウインカーの車に乗りたいと思ったそうです。