今回は久しぶりにプリンス関係の記事更新です。
、と言って不定期に紹介しているプリンス誌の記事ですが。
ネタ切れ気味なんで、何とか新しいネタを仕入れなければとは思っているのですが・・・
それでは早速。
今回は昭和37年(1962年)6月号になります。
表紙と裏表紙
6月号と言うことでカラフルな傘が表紙です。
目次のページ
今回もこの中からいくつかピックアップしてご紹介します。
最初はプリンス誌上博物館
スカイライン以前のプリンスセダンを取り上げています。
プリンスセダンは発売当時同クラスでは一番高出力を謳っており、国産セダンで一番パワフルでした。
しかし、初期は様々な不具合も出て対策に追われたようです。
そしてこの頃は毎年のように細かなマイナーチェンジを繰り返し、信頼性と商品力のアップを図っていました。
次は海外の自動車博物館についての記事
これを読むとやはりプリンスはダイムラーベンツをかなり意識していたのが分かりますね。
次のページではテレビ番組の提供の話と、自社のコマーシャルソングの話題。
作詞・作曲の三木鶏郎氏は、当時のコマーシャルソングを多数手がけた知る人ぞ知る有名人で、歌唱を担当しているのはこれまた超有名なザ・ピーナッツという豪華さです。
お次は技術教室というページ
当時はやはり今よりもメンテナンスを自分でする必要があったからか、一般のドライバー向けにも整備に関する知識をある程度持ってもらおうとすることが伺える内容です。
後半はフォトグラフというコーナーで、この中で紹介されている東京消防庁向けのスカイラインは最後のページに詳しく載っています。
こちらは読者から届いた手紙の紹介
スーパークリッパーの建柱車というもので、電柱を効率よく建てるため改造した車両とのこと。
正規の物かワンオフ品かはこの記事では分かりませんね。
この次のページはプリンス部品ガイドという連載のページ。
プリンス車の部品に関係するものを毎回紹介するページなのですが、今回は基本中の基本である鋼板について書かれています。
ちょっと専門的なことが書かれているので、これを見た読者は多分殆ど理解できなかったのではないかと・・・
最後のページは特殊車アラカルト
今回は先ほど触れたスカイラインの消防無線指揮車です。
フォトグラフ内で書かれていた通り、ライオンズクラブからの寄付と言うことで東京消防庁に配属されました。
この車は以前トミカリミテッドヴィンテージでもモデル化されていました。
( 以前紹介した記事 より転載)
今回は以上です。
ではまた
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