小象ババールの物語
「ぞうのババール」をご存知でしょうか?
(この画像はイメージです。)
このお話は、フランスの作家ジャン・ド・ブリュノフが子供たちに向けて書いた物語です。
あのカラフルで愛らしい挿絵も、ブリュノフによるものです。
ババールはサヴァンナで王様となり、他のゾウ達に「大都会の流儀」を教えます。
この物語は1930年代に出版され、瞬く間に子供たちの間でヒットしました。
けれどなかなか物議をかもした作品でもあったようです。
例えば、ある批評家は「フランスの植民地政策を正当化するものだ!」と批判しました。
またある人は「西洋的価値観を過大評価しすぎ!」とも。
その一方で、「いやいや。ブリュノフはむしろこの物語を通して、20世紀初期のフランス植民地政策を、ユーモアたっぷりに風刺しているのだ。」と弁明する人もいたりしました。
私個人としては、やっぱり後者かな〜?
フランス人は「風刺がお好き」っていうイメージがあるからです。(「お熱いのがお好き」・・・じゃなくて!)
ところでこの風刺の技法ですが、源流はなんと! 古代ローマ時代にまでさかのぼれるんですね!?
何千年にもわたって脈々と息づいている風刺の精神・・・。なんだかすごいデス。
プーランク:小象ババールのお話
20世紀に活躍した作曲家集団「フランス6人組」の中の一人、フランシス・プーランクが制作した音楽物語「小象ババールのお話」です。
朗読とピアノ演奏による珍しい作品です。
今日、1月7日は彼の生誕日なのでした。
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こちらは、パリ音楽院管弦楽団による演奏です。一曲目は、フランス語の語り。私はフランス語がさっぱり分かりませんが、響きはステキですね〜。
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こちらは一曲目がピアノ。二曲目が管弦楽に編曲されたものです。ナレーションはあの忌野清志郎さんてところが面白い!
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[グルノーブル] ガレットデロア(ショコラ)
ババールはゾウといえども、サヴァンナではれっきとした「王様」です。
その証拠に、頭にはちゃーんと「王冠」をかぶっているのです。
そこで今回は、フランスの新年の伝統的なお菓子 「ガレットデロア」をご紹介しま〜す!
サクサクのパイに、チョコクリームがぎっちり詰まっています。
もちろん、「王冠つき」です。
運よく「王様」あるいは「王妃様」になったあなたは、決して「暴君」にはならず、ババールのように礼節を持って優雅に振る舞ってくださいね。(笑)
(このお菓子の詳細はこちらです!)
最後までお付き合いくださってありがとうございました!
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