夏が来〜れば 思い出す〜?
各界で活躍する様々な人たちをプレゼンターとして招き、アメリカで毎年開催されているTEDの模様を編集した、興味深い番組です。
最近放送されたのは、自称「先延ばしの達人」、ティム・アーバン。。
彼は若いころから、とにかく何でも?先延ばしにする傾向があるのだそうです。
彼なりの「研究」により、そういった先延ばしをする脳の中では一体何が起こっているのか?が明らかになったということですが・・・。
なにせ彼は世界の大学で名門中の名門、ハーバードを出ているのですから、複雑なMRI画像を前にした真面目な講座かと思いきや。
スクリーンに映しだされたのは、彼自身が描いた「下手ウマ」なイラストでした。
彼の理論によれば、脳内にはやるべきことをちゃんとわかっているRational Decision Maker(理性的判断マン)がいて、脳を操縦しているんですって。
けれどもその「コックピット」には、厄介な邪魔者がいるんです。
その名も、Instant gratification Monkey(快楽主義モンキー)。
そのモンキーは「理性的判断マン」がせっかく理性的、計画的に物事を推し進めようとしているのに、「いいじゃん、いいじゃん。そんなことは後にしちゃって!それよりもさ〜、遊ぼうよ〜!ダラダラしようよ〜。」って言うんですよ。
で、判断マンは誘惑に負けて、やるべきことをついつい先延ばしにします。でも、心のどこかに(サボってる)という負い目があるので、心底からは楽しめないわけですが。
そうしているうちに、いよいよやるべきことの「デッドライン」がキワキワまで来ると・・・。
ついにPanic Monster(パニックモンスター)が 覚醒するのです。
彼は「どうするんだよ!!締め切りは明日だよ!!?大変だ、大変だ〜〜!!!」とパニくります。
それではじめて「理性的判断マン」も、そして「快楽主義モンキー」も「ハっ!!!このままではいけないっ!」と気づくわけです。
そして火事場の馬鹿力を発揮して、猛烈に仕事に取り組む。
ギリギリセーフ!!
これが、やるべきことをついつい先延ばしにしてしまう人の脳内、というわけなんですって。
あなたはいかがでしょうか?
私などは、子どもの頃、このモンキーを二、三匹は飼っていたような気がします。
長い夏休みになんかには、モンキー達が最高に暴れ回ってましたね〜。
ある年は、40日分の日記を8月31日から翌朝まで、徹夜で仕上げました。
もちろんほぼ「作話」です。
我ながら、素晴らしい才能だと思いました。(笑)
また、ある年は理科の自由研究。これも取り掛かったのが8月30日でしたから、「観察日誌」的なものは無理!
パニックモンスターにせかされて無い知恵を絞った挙句に思いついたのが、「植物採集」でした。
とりあえず、近所の空き地に向かい、野草を手あたり次第に引っこ抜く。
それを画用紙にセロテープで一種類ずつ貼って、積み重ねました。それだけで丸一日かかりました。
でも悲しいかな、手元には肝心の植物図鑑がない!!!
もちろんその頃ですから、インターネットもないし、図書館に行く時間も気力もない。
結局、出来上ったのは「名前もわからないただの押し草」。
先生も苦笑いするしかなかったことでしょう。100枚近くあった「押し草」画用紙の一番最後に小さく「見ました。」のハンコのみ押してくださってましたから。おはははは・・・。
今でも夏草を見ると思い出すのです。
そして、私の脳にいるはずの快楽主義モンキー達は、この年齢になって、ようやく少しだけ?パワーダウンしたような気もします。
夏の思い出
作詞 江間章子
作曲 中田喜直
歌 由紀さおり・安田祥子
作詞家の江間章子が、NHKから作詞の依頼を受けたのは戦後間もない昭和22年のことでした。
その時に彼女はたまたま訪れたことのあった、尾瀬の風景を詩にしました。
江間は、ミズバショウの花が一面に咲き乱れる尾瀬に感動したといいます。
私は尾瀬に行ったことはありませんが、この歌を聴いているだけでその風景が浮かび、涼やかな気分になれるような気がします。
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駄菓子 手作りみそパン さるぱん
岩手県にある村上製菓さんの郷土菓子です。
みそパンっておいしいですよね〜。甘いお味噌の香りがプンとして、口にするとなぜかホッとするんです。
おさるさんの表情がなんとも言えません。
私たちの脳内に必ず一匹はいると言われている(?)「快楽主義モンキー」もこんなに愛らしければ、もうちょっと「理性的判断マン」に協力的だったかもしれないのに・・・。(苦笑)
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