警察庁の侵入犯罪統計からみた留守宅の防犯対策ポイント


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警察は、「警察庁すまいる110番」で、空き巣の発生状況や手口、犯行に及ぶ動向などを統計的に分析して注意を呼び掛けています。
この統計から日ごろの防犯対策上留意すべきポイントがより明確に見えてきます。
特に、留守時の空き巣対策には非常に参考になりますので、下記の通り整理しました。


〇空き巣や強盗などの侵入窃盗事件は、戸建てが41%と圧倒的に多い
侵入窃盗事件は、現在全国で1日に100件発生しており、戸建てが41%と圧倒的に多く、次いで一般事務所、3階未満の集合住宅の順に被害が多い。

〇侵入口は、窓が圧倒的に多い >⇒「 窓と表出入り口の侵入阻止力強化!」
どの住宅も、窓と表出入口からの侵入が非常に多い。

〇侵入の手口は、無施錠とガラス破りがほとんどを占めている⇒「施錠の徹底とガラス窓の侵入阻止力強化!」
手口としては、無施錠とガラス破りが圧倒的に多く、侵入しやすさを求める空き巣としては当然の結果。対策には、鍵破り、戸外し等にも注目が必要

〇空き巣は、下見には万全を払う!

空き巣のチェック項目は、「(1)留守かどうか (2)侵入しやすい家かどうか (3)逃げやすいかどうか」など

<侵入しやすい家かどうかのチェックポイント>

●庭木など 死角になるものがあるか
  ● 足場になるものがあるか
  ● 窓のクレセント錠の位置が開けやすいところにあるか
  ● 犬がいないか。

〇留守を見抜く技
侵入者が 留守を見抜く方法で最も多いのが、「インターホンで呼んでみる」 >「郵便受けに新聞や手紙が溜まっていることを確認
」。

〇5分が分かれ目
侵入に手間取り、5分かかると侵入者の約7割はあきらめ、10分以上かかると侵入者のほとんどはあきらめるといいます。「侵入に時間をかけさせる」。これが、侵入されるかどうかの大きなポイントになります。


以上が警察庁の統計からみた空き巣の手口や狙い目であります。
従って、これらに注目した対策が防犯の上のポイントとなります。


防犯対策の進め方は、「 自分でできる「長期間留守時の防犯対策 」をご覧ください。

2019年02月11日

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