留守宅防犯|雨風の強い日は空き巣の狙い目、空き巣防犯対策

雨風が強い日や梅雨、台風時は空き巣にとって絶好の狙い目です!

雨風が強い日は、窓やドアのガラスを破っても隣人に気づかれにくく、外を歩く人も少ないため家屋侵入が容易となります。

従って、雨風が強い日、特に梅雨時や台風時の留守には、十分な空き巣対策が必要です。

1.雨風が強い日は空き巣の活動が活発化する!

1)空き巣の狙う侵入口は窓と表出入り口からが殆ど!

警察統計によると、空き巣の犯行手口は、無施錠のドア、窓からの侵入が圧倒的に多く、次いで簡単にこじ開けられるドアやガラス割りによる侵入が大半です。

「警察庁のすまいる110番:空き巣の発生状況や手口」 侵入口は、一戸建ても共同住宅も窓と表出入り口からの侵入が殆ど

侵入窃盗の侵入口【一戸建住宅】 侵入窃盗の侵入口【共同住宅(3階建以下)】

侵入の手口は、無施錠とガラス破りが圧倒的に多く、次いで鍵破り、戸外し等で、侵入しやすさを求める空き巣としては当然の結果

2)空き巣は、窓や玄関ドアから侵入し易い雨風の強い日を好む!

無施錠のドア、窓からの侵入が圧倒的に多い手口から、空き巣は、雨や風の音で侵入する際の足音や窓ガラスを割ったりこじ開けたりしても隣人や歩行者に気づかれにくい雨風が強い梅雨時や台風時に行動が活発化します。

雨風が強ければ、雨音や風音で空き巣がドア・窓をこじ開ける音も、ガラスを破る音も隣人に聞こえにくくなり、また、通行人も少なく気付かれずに侵入し易くなります。

このため、当然ですが、雨風の強い日は、空き巣にとって好条件が整いやすくなります。

(参考)
工事現場や電車の線路、あるいは公園や学校、コンビニなど大きな音を発する場所の近くの家は、足音やドア窓を破壊する音がかき消されるため、空き巣に狙われやすい環境と言われます。

2.雨風が強い日の留守時には入念な空き巣対策が不可欠!

雨風の強い日、特に梅雨時や台風時には、空き巣狙いに対し入念な留守時の防犯対策が必要です。

対策は、下表の通り、「留守を悟られない対策」、「侵入する気にさせない」、「侵入を手間取らせ諦めさせる」に着目した防犯体制を整えることが重要です。

詳細は、「 旅行等で長期間留守にする時の空き巣防犯対策の諸施策(戸建て) 」をご覧下さい。

? 長期間留守にする時の防犯対策 ?

1.「 留守を悟られない 」ことが最も重要
  1. 郵便受けに郵便物や新聞、チラシ、回覧板、宅急便の再配達状など溜まらないようにする。
  2. 留守中の電話は、「登録者以外は拒否の設定」をしておく
  3. 主要な電灯は、タイマーで「普段通り」に点灯するようにする。
2.「 侵入する気にさせない 」抑止力対策が重要
  1. 敷地内数か所にスマホ対応の「防犯カメラ」を設置する
  2. 玄関に人が近づいたら灯りが点灯する「人感センサーライト」を設置する。
  3. 敷地内で外部から見えるところには脚立やはしごなどを置かない。
3.「 侵入を手間取らせ諦めさせる 」撃退対策に万全を!
  1. すべての扉、窓、雨戸・シャッターは閉めて施錠する
  2. トイレ、浴室、キッチンなどの小窓には面格子などを設置する。
  3. 室内には、「スマートフォン対応IPカメラ」を設置する。
  4. 雨戸のロックは上下にかけて、雨戸が持ち上げられて浮かないようにする
4.その他
  1. 植木や花などの対策
  2. 泥棒に入られた場合

3.最後に

梅雨時や、台風、線状降雨帯などの豪雨時は、空き巣の狙い目であるため、留守時の空き巣対策をしっかり行なうことが必要です。

ーーーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーー

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2024年04月21日

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