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2020年12月04日

映画「WE ARE YOUR FRIENDS.」_ARE WE EVER GONNA BE BETTER THAN THIS?_


WE ARE YOUR FRIENDS.





この映画はすごく印象に残る作品。

なんかパリピ系みたいな感じの宣伝になってる感じするけど、
内容は全然。
もっと真面目で、深いものを感じる。


現状のなんとも言えない焦燥感、
どうしたらいいか分からずただただ漂い、
足踏みしているだけの自分達に苛立つ毎日。

若者ならではの悩みなのかなという印象は受けるけど、
一度その年齢を経験した人、まさにその世代の人なら
共感する部分も多いんじゃないかな。


人生と向き合う覚悟を実感させてくれるというか。

このままではいたくない。
けどどうしたらいいのか分からない。
だから楽な方に流されたり。

でも人生そんなうまくいくわけもなく…
そこには少なからず代償があったりして。




そこでぐさっとくるものがあった。

ARE WE EVER GONNA BE BETTER THAN THIS?

っていうフレーズ。

日本語版は観てないからなんとも言えないけど、
これは英語のオリジナル版を見た方がいい。

彼らの苦悩や焦り、悲しみもそのままの感じで
聞いた方が感情が読み取れると思うから。


このフレーズは、っていうか英語を日本語に訳すのって、
それぞれニュアンスとか文化の違いとか色々あるから一概に
こうっていうのはできないと思ってるんだけど、

これは、
「俺たちは今よりも上にいけるのか?」
っていうニュアンス。だから、日本語訳では「這い上がれるか?」
ってなってて、吹替版では「俺たちはずっと、このままなのか?」って
なってる。
こう見てみると、大体言ってることは一緒、だけど、言い方が変わると
ニュアンスもちょっと変わってくる。



DJっていう、なかなか一般にはそれを職として生活できてる人は
少なそうなイメージだけど、その夢を叶えるべく、日々奮闘してく…。

それを自分に置き換えて観れたら楽しめるんじゃないかと思う。


先が見えないこんな時。
今のままでいいのか、こんなところで終わりたくない、
と思ってる若者は、観て損はないと思う。






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posted by Ku-ya at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 人生
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