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ハケンの品格
2013年高校卒業後、2年間商社経理→4年間空港販売職を務めた後、幼少期からの夢だったテレビの仕事を目指し、2020年映像学生になる。 コロナ渦によってさらなる挫折を経て、同年2020年に広告会社の派遣社員となり3年目。 良くも悪くも感情を失った人生絶壁アラサー。

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posted by fanblog

2020年05月04日

コンビニオーナーが疲弊する理由

ようやく見つかった勤務先




ようやく見つけたのが、自宅から自転車で10分以内の家族で経営されているコンビニエンスストアでした。休業中のアルバイト先も再開の目処が立たず、学校もオンライン授業に切り替わり、市内に出歩く必要が無くなった私にとっては好条件でした。さらに応募した日に面接、翌日決定という順序の早さ。正直運が良かったと思います。







オーナーが疲弊する理由


そこで、コロナの影響で多くの人が流入しており、人手が解消されているはずのコンビニエンスストアなのになぜコンビニのオーナーは疲弊しているのか?という部分に観点を置いてみます。オーナーさんと話していて私が感じたことです。その中でも最も分かりやすい3点を挙げてみます。




1、客数が増えている


まさしく自粛期間が影響しています。職場の近い方が普段通り利用されているのに加え、休業中の方や在宅ワークの方の利用者が増えています。お客さまの来店時間には変動があり、適正な人員配置が難しいのです。よってオーナーさんも従業員の業務量も加担されます。




2、売上が伸びている


客単価の関係性もあり、客数=売上ではありませんが、客数が増えれば当然売上も伸びます。また、外出を極力控えるために近くのコンビニエンスストアで1日の食事を済ませる、といった方の利用者も増えているのが現状です。つまり客単価は上がり、売上も伸びるでしょう。よってオーナーさんは発注量や人員配置の見直しなど考える部分が増えるでしょう。




3、面接者が多い


今スーパーやコンビニエンスストアで働く主婦や学生の中には、自分がコロナに感染して家族にうつしてしまう可能性があると勤務を控える方も増えています。同時に職を失った方や休業中の応募者が増えています。つまり人の入れ代わりが激しくなっているのです。また応募者が多いということは、その分面接時間や研修期間が必要となってくるため、オーナーさんの勤務時間が増えるのです。










不安定な状況は今後も続く


とあるニュースでは、一部のコンビニエンスストアの売上が一時期伸びたかと思えば、この1ヶ月で金銭面やコロナに対する危機感を感じた方が増えたことによって売上が下がっている店舗もあるようです。どちらにせよコンビニオーナーさんの苦痛の声は止みません。




2月の終わり頃、やっとこれから忙しくなると奮起していたのに、コロナのおかげであっけなく自分の中のプランも大きく変わってしまいました。しかし働き先が見つかっただけでも有り難い、と今は強く感じています。

雇っていただいた以上、オーナーさんの疲弊が少しでも減るようにと、私は少しでも手助けになれるよう、尽力するのみだと考えています。(もちろん自分のやるべきことはやった上で。)

これ以上多くの人々や経済が落ち込んでいきませんように。






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