もう30数年間続いている人気シリーズの第6作目です。
特に今作は、第1作、第2作に続き ジェームズ・キャメロン 監督が手掛けた第3作目として公開に。
シリーズの主たる内容は、意志を持ったマシーン「スカイネット」が支配する未来社会で、抵抗を続ける人間との果てしない戦いです。
AIマシーンが支配する未来社会
マシーンが全世界を完全に支配するためには、人間の抵抗軍を壊滅してしまうこと。
そのためにマシーンは、過去にさかのぼり抵抗軍のリーダーを子どものうちに抹殺してしまうために「T-800」という「ターミネーター」(刺客)を送り込みます。
しかし、子どもの母親であるサラ・コナー (リンダ・ハミルトン) の必死の抵抗と、抵抗軍からの支援で作戦は失敗に。
参考: リンダ・ハミルトン<ピンタレスト画像>
今作はあれから、約20年。
未来社会の様相はさらに進化していました。
マシーンはAI化し、より高度な能力をもった新型ターミネーター 「Rev-9」を開発。
一方、抵抗軍も戦闘能力を高めるために、肉体改造をした「強化人間」タイプの戦闘員を創っていたのです。
新型ターミネーター対人間、そして強化戦闘員
(引用: https://www.facebook.com/Terminator6News/ )
◇「Rev-9」が狙ったターゲットとは?
今作の見どころのひとつは、新型ターミネーター 「Rev-9」 (ガブリエル・ルナ) の出来映え。
シリーズのどのターミネーターもスゴかったが、液体金属で体を自由自在に操りどんなに粉砕されても再生する力はシリーズ最強。
今回「Rev-9」がターゲットにしたのは、「ダニー・ラモス」 (ナタリア・レイエス) という若い女性。
なぜ、彼女を狙うのか、それはサラ・コナー同様、未来の抵抗軍に関係する人物だというのが後になってわかります。
参考: ナタリア・レイエス<ピンタレスト画像>
◇2042年から派遣、強化タイプの戦闘員
もうひとつの見どころは、ダニーを「Rev-9」から必死で守るグレース (マッケンジー・デイヴィス) という女性戦士の登場です。
彼女こそ、2042年の未来社会の抵抗軍から派遣された、強化人間型の戦闘員。
ダニーを執拗に追跡する「Rev-9」と死闘を繰り広げますが、機械相手に一歩も譲りません。
参考: マッケンジー・デイヴィス出演『タリーと私の秘密の時間』
参考: マッケンジー・デイヴィス<ピンタレスト画像>
この時のダニーは、自分がどんな存在かまったくわかりません。
しかし、未来社会ではなくてはならない存在だということに次第に気付くようになります。
◇かつて「審判の日」から地球を救った人物
映画の序盤で、必死にダニーを守るグレースに強い味方があらわれます。
一見、老練な出で立ちだが、パワフルな援護射撃で「Rev-9」をひとまず木っ端みじんに粉砕するその人物。
彼女こそ、かつて地球を「審判の日」(核戦争による終焉の日)から救ったサラ・コナー、その人でした。
サラと初めて対峙するグレースは、彼女が何物かを知りません。
また、サラもグレースと初めて会うことに。そこには、二人を結び付ける不思議な縁があったのです。
サラ・コナーのためにメッセージを送ったT-800
(最後のネタバレなし)サラが、「Rev-9」によって追跡されるダニーのことを知るのは、何者かがサラに発信したメッセージでした。
メッセージの最後に添えられる「ジョンのために」というフレーズに彼女は従わざるを得なかったのです。
つまり、ジョンとは、彼女の息子「ジョン・コナー」のことだったのです。
ターミネーター「Rev-9」に追われながらも、ジョンの事情を知る人物を探すグレース、サラ、そしてダニーの3人。
一行がたどり着いたのは、意外な人物、そして意外な行動とは?
その時、「Rev-9」は全員を捕獲していたのです。
まとめと感想
最初の『ターミネーター』が、30数年前といえばかなり古いイメージがあります。
しかし、まったく気にする必要はありません。
最新作ならではの新鮮さは、やっぱりグレース演じるマッケンジー・デイヴィスのアクション!
身長178?pの長身をしならせたキレのあるアクションは絶対に見ものです。
彼女は、『タリーと私の秘密の時間』で助演、非常に好感度の高い役柄で強い印象を残しているのでぜひ、ご覧ください。
新しいフェーズでの続編を期待できる存在です!
最後に、日本で行われたプレミア映像を紹介しておきましょう。