先般のデカール作成で作品に応用するメドが立ってホッとしているちゃーべんは、 気をよくしてF4U-4コルセア、F8Fベアキャットのレーサーデカールを作成することにした。 ムスタングやベアキャットが乱舞する近年のアンリミテッドエアレースは、 改造の度合いが過激になって ちゃーべんがおいそれと作れる仕様ではなくなってしまった。 そこでエアレースが始まって間もない1960〜70年代のエアレーサーを再現しようと資料あさりから始めた。
ムスタングやベアキャットに限らず エアレーサーの塗装の変遷はネコの目のように変わるだけでなく、限られた角度での写真しかないことに加えて小さな字で書かれた細かいところが判らないところが悩ましい。 脚カバーに描かれた戦績だとか、コクピット横のパイロットやスタッフの名前が判らないことも珍しくない。
しかしながら中にはシンプルな塗装もあるので、 Adobe Illustratorでシリアルナンバーのアウトラインデータを持っているちゃーべんは すぐに仕立てることが出来る。 ちゃーべんもまたネイビーブルーの塗色よりも派手で面白い思うので、今回の分に限らずまた色違いで両機を作るつもりでいる。
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コルセアの方はすぐに見つかったものの、 ベアキャットの方は例によって塗装の変遷の目まぐるしさに泣かされ、 遂にちゃーべんもヘトヘトになって 特定の年度の仕様を作ることを断念してしまった。
しかしながら モノグラムの1/72でムスタングと一緒にパイロンを回るレーサーとして発売されたことがあったことを思い出し、 そちらの塗装例を再現することにした。今回作る両機は、改造の度合いが激しくなかったためか、現役当時の姿に戻されて今も飛んでいるそうである。
↓上の箱絵の作例ならば大掛かりな改造はいりません
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まずは組み立てていないキットを引っ張り出して ゼッケンの数字や民間機登録番号が納まる大きさを調べておく。 >これらを実機の写真からIllustratorでなぞってデータを作成する 英文の書体から応用して作ることも別段難しくはない。 入力したら寸法通りの大きさにして色付けすればデータは完成する。
しかし白色のデータとなると他の色とは違ったデータの下拵えが必要になる。
白で印刷する部分は明るい色の下地として印刷する場合もあるので 他の色と別の階層(レイヤー)に置いておく必要がある。 白を印刷しておかないと塗色が透けてしまうのだ。 ただし 金属むき出しの無塗装の機体で上からペンキで塗った味を出すために下地の白を省略する ことも、ちゃーべんはわざとやることもある。
モノグラムの ベアキャットのレーサーのデカールは数字や模様に黒いフチがついているが、実際の箱絵にはない。 ただちゃーべんはカッコいいと思ったので、 このデカールをオリジナリティを加味して作ることにした。 周囲のフチは一緒だが、
・デカールの仕上がり原寸で右上に0.4mmずらし、カゲを付けたような感じにする
というアレンジをした。話は飛ぶがちゃーべんがカラオケで歌を歌う時も、歌の雰囲気を壊さない程度に多少変えて歌う「フェイク」をよくするが、今回も自分なりのフェイクを利かせて完成させるつもりだ。今回出だしからいきなり迷路に迷い込んだが、フェイクが決め手の仕上げ方を発見したちゃーべんであった。
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