久方振りに秋葉原のレオナルドに行き、Bf109のK型を購入したちゃーべんは、 さっそく家に帰り開封し、キットの構成をじっくり見るという、楽しい休日を過ごした。 今作っているマスタングのキットからフジミのキットを作ってみたいと考えて購入してみたが、 なんだかムスタングより良さげな気がしてきた。 オオタキの大戦機シリーズでも、風防以外はマスタングよりイイ感じだったが、このキットも…?
って、まだフジミの零戦21型積んでるだろうが、ちゃーべんったら…。
↓同タイプのスタンダードです
【中古】(未使用・未開封品) ハセガワ 1/48 メッサーシュミット Bf109K-4 #JT63 gsx453j
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ざっくりと構成を見てみると:
コクピット
床、席、側面などが別パーツになっており、 ただでさえ細い胴体の中に押し込められたような狭苦しいBf109のコクピットを余計狭くしている ような印象になっているが、考えてみればそこはゲルマン的合理性、 必要なレバーやスイッチ類が手近にレイアウトされている。
小さな構成物ながらこの機体の機能美を再現しているようで完成時は見ごたえがあるだろう。
機首
エンジン本体がないにもかかわらずカウリングが機体と別パーツになっており、 出っ張りの部分も後付けになっている。
ここが胴体と一体となっていればもっとラクなのにと考えたが、 フジミのマスタングも同様なパーツ割になっていることを考えると、同社のフォッケウルフのドーラ(D型)も同様なのだろうか?もしあれば買うつもりだったけれど、今回はレオナルドのお店になかった、残念。
↓1/72でしたらこちらです
1/72 メッサーシュミット Bf109K-4「ハルトマン・ファイナルコンバット」【FL15】 プラモデル ファインモールド
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主翼
Bf109も後期型になるとあちこちに出っ張りがあるようになっているが、それらは別パーツになっている。
面白いのは 主翼下のクーラントフラップの開閉状態が選択可能 ということだ。主翼も出っ張りだらけだが、それでもこのK型のカタログスペックで速度がマスタングのD型よりも優速( 710km/h )なのに驚かされる。
尾輪
Bf109もグスタフ(G型)までは尾輪が固定式となっていたが、 この型になると引き込み式になっている。
尾輪の形状が一式戦のように細い脚になっており、その下に大きな尾輪がつくといったスタイルである。 もしこのキットの完成品の箱を作る際は、尾輪を浮かせた状態で収まるように作る必要がある。 これは旧オオタキの大戦機シリーズを収める箱を作った時も同様で、もしもちゃーべんがどこかの展示会に来た時に作品を箱から出すところをみるとお判りになると思うが、 収納箱の本体とフタ内に尾翼を動かないようにして尾輪を浮かす構造にしている。 今回も収納箱はそうした構造にする必要があると思った。
デカール
デカールも多少の劣化がみられているものの、ひび割れもない状態である。
しかしながら決してBrand Newではないので、 試しにスミで汚したうえでクリアーを吹いてみて実用に耐えるか確かめる必要がある。 最悪の場合はタミヤのエミール(E型)あたりから流用できそうなものをタミヤファクトリーに問い合わせて購入しようか…。 このキットを、そんなことを考えながら食い入るように見ているちゃーべんであった。
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