さっぱりしていて旨い。呑んだ後も良さそう。
移動して町田市立国際版画美術館にて「畦地梅太郎 わたしの山男」を観る。素朴な色使いと絶妙なコントラストで山々の表情を表現している木版画の数々。山男なるキャラクターがユーモラスで可愛らしい。山男親子やその家族がまた微笑ましい。抽象画もピッケルなど山岳で身近なものをモチーフにしていてデザイン性を感じた。
たまたま館内で声楽家・奥村浩樹氏の唄声を聴けた。「雪山賛歌」「エーデルワイス」などが唄われ、「五木の子守唄」にしんみりした。
町田のいくどんで一杯。タン塩、ロースにマッコリが合う。

下北沢に移動してLADY JANEにて「土用の丑のように」【太田惠資 (vln)、天田透 (bass-fl, fl)】を聴く。時にノイジーでリズミカルでメロディアスなヴァイオリンは美しくて心地良い。
コントラバス・フルートなる物を初めて見たが、人の背丈より高く、四の字に曲がった管である。ウッドベースのように低音が響き、さらに呼吸も激しく伝わり、楽器と格闘しているように映る。まさに熱気を帯びた人間による演奏である。
台風は来なかった。
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