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2023年12月27日
『市子』(2023/戸田彬弘監督)@テアトル新宿
ミステリー(宇野祥平演じる刑事が引き込んでくれる)であり恋愛映画。市子は人を惹きつける。「悪魔」的に。聞き込みから得られる情報として過去が語られていくので、ダイジェスト感が強い。断片で市子がわかりそうになる。映画館、ラーメン屋、駅、電車…どこかで市子は必ず生きていると思う。
2023年12月17日
肉体と解体現場
フジフィルム スクエアにて細江英公作品展「この写真家の熱量を観よ!」。「おとこと女」「薔薇刑」「鎌鼬」「抱擁」から数点ずつのオリジナルプリント展示。
いずれも肉体の強さ美しさが迫って来る。印象的なのは「鎌鼬」の中の子供たちが写っている一枚(写真集の表紙になっているもの)。驚いているような恥ずかしそうな子供たち。
表現とその周りの反応を一瞬に捉えたドキュメンタリー。
金柑画廊にて内堀義之「TOKYO GHOST BUSTERS」。東京の解体現場を撮影した同名写真集の刊行記念展示。写真集はモノクロ。展示はカラー。
カラーだと生々しい。何かしら文字が見える。確かに何かがそこにあって誰かがそこにいた。廃墟とは違い意識的に破壊されたそこ。役目を終え、容赦なく崩されるそこ。
ギャラリー近くの祐天寺横の墓地の上に広い空が。遠くに建築中のビルの骨組みが見える。東京の記録。
夕飯は豪徳寺の太勇で。とても久しぶり。
おいしくてホッとする。
今年ももうすぐ終わる。
いずれも肉体の強さ美しさが迫って来る。印象的なのは「鎌鼬」の中の子供たちが写っている一枚(写真集の表紙になっているもの)。驚いているような恥ずかしそうな子供たち。
表現とその周りの反応を一瞬に捉えたドキュメンタリー。
金柑画廊にて内堀義之「TOKYO GHOST BUSTERS」。東京の解体現場を撮影した同名写真集の刊行記念展示。写真集はモノクロ。展示はカラー。
カラーだと生々しい。何かしら文字が見える。確かに何かがそこにあって誰かがそこにいた。廃墟とは違い意識的に破壊されたそこ。役目を終え、容赦なく崩されるそこ。
ギャラリー近くの祐天寺横の墓地の上に広い空が。遠くに建築中のビルの骨組みが見える。東京の記録。
夕飯は豪徳寺の太勇で。とても久しぶり。
おいしくてホッとする。
今年ももうすぐ終わる。
2023年12月06日
映画『レディ加賀』(2023/雑賀俊朗監督)@アスミック・エース試写室
ちょっと驚くタイトル。加賀温泉郷のプロモーションチーム「レディー・カガ」から着想を得たという。
ツッコミ所はあるが主演・小芝風花のイメージに合ったヒロイン像でしっかりキッチリのエンタメ、そしてショウ・マスト・ゴー・オン。
背景としてだけではなくもう少し物語の中の「街」を感じたかった。
ツッコミ所はあるが主演・小芝風花のイメージに合ったヒロイン像でしっかりキッチリのエンタメ、そしてショウ・マスト・ゴー・オン。
背景としてだけではなくもう少し物語の中の「街」を感じたかった。
2023年12月05日
映画『クオリア』(2023/牛丸亮監督)@ K's cinema。
俳優陣がとてもいい。優子を演じた佐々木心音がいい。ある意味怪演だし、可愛らしく、哀し気。
ニワトリと人間は同じ。もしかしたらそうかもしれない。いや、卵と同じか。どこか閉ざされていて、その中だけのドロッとした感覚。地方も東京も。少し『家族ゲーム』も思い出した。あれは団地だったか。
終って西口へ移動し、打ち合わせのためピースへ。
変わらぬ喫茶店。永遠に存在してほしい。
ニワトリと人間は同じ。もしかしたらそうかもしれない。いや、卵と同じか。どこか閉ざされていて、その中だけのドロッとした感覚。地方も東京も。少し『家族ゲーム』も思い出した。あれは団地だったか。
終って西口へ移動し、打ち合わせのためピースへ。
変わらぬ喫茶店。永遠に存在してほしい。
2023年12月02日
いつかカムラン湾へ
シアターXにて舞台『艦隊は動かず』を観劇。戦争でどちらの国が勝ったか負けたかは世界史的にとても重要だが、その陰で虐げられてきた(いる)人のドラマはなかなか教科書には載りきらない。
若い俳優たちのスピード感、溢れんばかりのエネルギーがとても良い。彼らの瞳は120年近く前のベトナムの若者たちの瞳と重なる、と想像した。
いつかカムラン湾に行ってみたい。
若い俳優たちのスピード感、溢れんばかりのエネルギーがとても良い。彼らの瞳は120年近く前のベトナムの若者たちの瞳と重なる、と想像した。
いつかカムラン湾に行ってみたい。