(水源・浄水場・水道管・貯水槽のいずれにも問題が無ければ)
浄水器・ミネラルウォーター・ウォーターサーバーの存在意義が無いわけではありません。
まず、浄水器について書きます。
「どうしても塩素消毒のカルキ臭が気になる」
こう言う人には、浄水器は欠かせないでしょう。
また、田舎の方では井戸水を使っている所も少なからず有りますが、
地震の直後など、井戸水が濁る事も有るので、
井戸水用の浄水器を普段から運用していると、安心ですね。
別に非常時でなくても、井戸水は井戸水用の浄水器を通した方が無難です。
また、災害時の対障害能力をさらに高めるなら、自家発電機も用意したり、
電動ポンプと手押しポンプの2系統を用意したりしたいです。
下記の井戸水用の浄水器に接続する電動ポンプには、ポンプ出力200W以上を要します。
また、人間は瞬間的に1馬力(735.5W)以上に相当する力仕事をでき、
その1〜2割ぐらいの出力で数十分〜数時間の労働をできると言われていますが……
下記の井戸水用の浄水器に手押しポンプで充分な水を送ろうとしたら、
大の大人でも数分でヘトヘトになりそうですね……。
日立 井戸用 浄水器 PE-25W [井戸ポンプ用 浄水器 ろ過器][r10][s11] 価格:59000円(税込、送料無料)
今さっき、地震の場合について少し触れましたが、
「 ミネラルウォーターを買い溜めする 」」
というのは、地震などの非常事態で水道が止まった場合の備えとして、
非常に有効です。
日本においては、たいていの場合、自然災害によって水道が断水してから
復旧するまで約3日前後かかると言われています。
最低限、3日分の飲食用水を確保したいところです。
人間の大人1人は、一日に約3リットルの水を摂取する必要が有ります。
(3リットルのうち約1.5〜2リットルは飲用、残りは食糧の調理に要する水です)
3日分なら1人当たり約10リットル、4人家族の3日分なら約40リットルを要します。
(飲食用水以外の備蓄については、普段の居住環境によって必要備蓄量が
ケースバイケースになるため、当記事では触れません)
(※参考サイト:『 備える.jp 』)
2リットル入りミネラルウォーター20本……なら、
一般家庭でどうにか備蓄できないでもなさそうです。
(※このミネラルウォーターは、2リットルペットボトル×12本で3,312円(税込)です)
あと、ウォーターサーバーなら、できれば電力を必要としないタイプのものが良いですが、
いざという時は詰め替え用ウォーターボトルをそのまま備蓄容器として使えますね。
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