人間は水と塩(を始めとした各種ミネラル)が無ければ生きていけません……。
人間の血液やリンパ液などの体液(赤ちゃんが育つお母さんの体内の「子宮の羊水」も含みます)の成分は、「4億年ほど前の海水の推定状態」によく似ているそうです……。
人間の体液の塩分濃度は約0.9%。海の魚(硬い背骨が有る硬骨魚類)の体液の塩分濃度も、どういうわけか0.9%で同じです……。
「海のはなしII」(技報堂出版、1984年)によると、海水に豊富に含まれている成分は血液にもある程度豊富に含まれている事が分かります。
但し、現代の海水中の塩分濃度(塩化ナトリウム濃度)は約3.5%で、体液の塩分濃度の約3.9倍。海水中のマグネシウム濃度は約0.13%で体液中の約13倍、海水中のカルシウム濃度は約0.04%で体液中の約4倍、海水中のカリウム濃度は約0.04%で体液中の約2倍です。
人間の血液やリンパ液などの体液(赤ちゃんが育つお母さんの体内の「子宮の羊水」も含みます)の成分は、「4億年ほど前の海水の推定状態」によく似ているそうです……。
人間の体液の塩分濃度は約0.9%。海の魚(硬い背骨が有る硬骨魚類)の体液の塩分濃度も、どういうわけか0.9%で同じです……。
「海のはなしII」(技報堂出版、1984年)によると、海水に豊富に含まれている成分は血液にもある程度豊富に含まれている事が分かります。
但し、現代の海水中の塩分濃度(塩化ナトリウム濃度)は約3.5%で、体液の塩分濃度の約3.9倍。海水中のマグネシウム濃度は約0.13%で体液中の約13倍、海水中のカルシウム濃度は約0.04%で体液中の約4倍、海水中のカリウム濃度は約0.04%で体液中の約2倍です。
現代人は、潜在的ミネラル不足と言われますが、その原因の一つとして塩化ナトリウム以外の重要ミネラルを欠いた“化学塩(精製食塩)”が考えられます。
本当の『塩』は、「カリウム、マグネシウム、カルシウムをバランス良くの含んだものである」と言えるでしょう。
細胞外液にはナトリウムイオン、細胞内液にはカリウムイオンがあり、両者がうまく働きあって人体の細胞一つ一つの機能を高めています。
カリウムには、ナトリウムの排泄を高める効果がありますが、ナトリウムの排泄に伴ってカリウムも又排泄され、体内のカリウム量は減っていきます。したがってカリウムとナトリウムを同時に摂ることで、ナトリウムのみの取りすぎを予防することができ、細胞を締めるナトリウムの働きを緩和することができます。
カリウムの含有量が多い塩を摂取する事で、このカリウムとナトリウムの拮抗を良い状態に保てます。
さらにカルシウム、マグネシウム等の微量ミネラル群を摂取する事で、新陳代謝の亢進(マグネシウムやカルシウムを活性部位に持つ酵素の活性化)を通じて、体内の有毒物分解が促進されます。
また、カルシウムは「筋肉を動かす」「筋肉の増強を促進する」のに必要なミネラルでもあります。
塩化ナトリウム以外の重要ミネラルも万遍無く含んだ『塩』こそ、『最強の塩』と言えるでしょう!!
元来、ミネラル入りの海塩は、日本人が長年食べ続けてきた体にいい塩だったのです。
ところが現代日本は、「自然塩」「天日塩」と称しながらも実際は重要ミネラルの多くが抜け落ちた塩が少なくないのが実情です。
いかがですか? 塩の重要性をお分かりいただけましたか?
第2回で紹介した《常健塩》 なら、安全・安心な塩ですので、調理や健康面での利用にオススメです……。
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