“油” 特に「食用油」についてお話したいと思います。
油=脂質は体にとってどんな役割があるのか?
タンパク質・炭水化物と共に「三大栄養素」と言われる脂質は、エネルギー源という良く知られた役割の他に、
体を構成する細胞の、細胞膜の成分となります。
「半分以上が水分である人体を守っているのが、脂質で出来た細胞膜である」という言い方もできます。
脳は脂質が約60%を占め、神経系や内分泌系を通じた体内の情報伝達にも、脂質が関わっています。
最近、脂質が健康に及ぼす影響がこれまで以上に注目されるようになりましたが、それは、脂質の成分(特に脂肪酸の種類)の違いによって体に対する影響が異なることが知られるようになってきたからです。
『危険な油が病気を起こしている』 の著者、ジョン・フィネガン博士はこう語っておられます……。
「油と脂肪に関する情報ほど真実と程遠く、おろかで、ないがしろにされてきた物はない」
市場では様々な食用油が売られていますが、従来、我々は油選びにまで十分に気を配ることは殆どなかったのではないでしょうか?
それもそのはず、これまでは食用油に関するちゃんとした情報は提供される事が少なく、ほとんどの食用油がイメージ先行・安さを売りとして販売されてるからです。
「油と脂肪に関する情報ほど真実と程遠く、おろかで、ないがしろにされてきた物はない」
市場では様々な食用油が売られていますが、従来、我々は油選びにまで十分に気を配ることは殆どなかったのではないでしょうか?
それもそのはず、これまでは食用油に関するちゃんとした情報は提供される事が少なく、ほとんどの食用油がイメージ先行・安さを売りとして販売されてるからです。
昨今、「特定保健用食品」「ヘルシー」を謳った食用油が増えていますが、
それは名前通り本当に「健康」な食用油なのでしょうか?
“健康のために油は控える”という言い方を良くしますが、それはすべての食用油のことを指すのか?
そして、食用油について本当に知らなければならない事は、いったい何なのでしょうか?
次回以降、しばらくその辺りの話を書いていきます。
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