西川貴教が語る“潜在能力を引き出す要因”「嫌な気持ちになることも大切」【後編】
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https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3T8NN1+EC6U9E+57IA+5YJRM
筆者:菊地陽子
西川貴教(にしかわたかのり)/ 1970年、滋賀県生まれ。96年ソロプロジェクト「T.M.Revolution」としてCDデビュー。「HIGH PRESSURE」「HOT LIMIT」「WHITE BREATH」「INVOKE」などヒット曲を連発。2018年からは西川貴教名義での音楽活動を本格的に開始。俳優、MCとしても活躍。滋賀ふるさと観光大使。県初の大型野外ロックフェス「イナズマロック フェス」を主催。20年、滋賀県文化功労賞受賞。[撮影/篠塚ようこ ヘアメイク/浅沼 薫(Deep-End)]
西川貴教(にしかわたかのり)/ 1970年、滋賀県生まれ。96年ソロプロジェクト「T.M.Revolution」としてCDデビュー。「HIGH PRESSURE」「HOT LIMIT」「WHITE BREATH」「INVOKE」などヒット曲を連発。2018年からは西川貴教名義での音楽活動を本格的に開始。俳優、MCとしても活躍。滋賀ふるさと観光大使。県初の大型野外ロックフェス「イナズマロック フェス」を主催。20年、滋賀県文化功労賞受賞。[撮影/篠塚ようこ ヘアメイク/浅沼 薫(Deep-End)]
3年前挑戦するはずだった舞台が上演される。世界チャンプが繰り広げるダンスショーにゲストシンガーとして西川貴教さんが参戦。緊張感や負荷を糧に、鋼の肉体とメンタルで、前人未到の道を極める。そして、西川さんは今回の舞台にもう一つ、望みがあるという。
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彫刻のような美しさ。鍛えた体の写真をツイッターにアップした西川貴教さんはこちら
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海外のエンターテイナーとの交流が、自分に何か新しいきっかけをくれるかもしれないという期待もある。
「彼らは世界中で連戦しているわけで、少し話を聞いただけでも、彼らはみんな、変化の中でどう生き残るかって、それぞれ常に考えている。彼らから日本の魅力とかを聞けることも楽しみだし、僕自身は、そこに日本国外に対して日本のエンターテインメントがアプローチするためのヒントがあるんじゃないかとも思ったりします」
エンターテイナーとしての華やサービス精神、情熱のみならず、物事をクールに俯瞰してみる、ビジネス的なセンスも持ち合わせている西川さん。普段から世界の情勢や、日本の政治経済の動きはチェックしているそうだが、そういう視点が身についてきたのはここ5年ほどだという。
「世の中の大きい流れやうねりみたいなものは把握しておかないと、次の一手が打てないですよね。だから、そこはきちんと勉強を続けているつもりです。10〜20代の頃は、自分のことで手いっぱいで、『有名になりたい』とか『自分のことをもっと知ってもらいたい』とか、自分中心でものを見ていたのが、30〜40代で少しずつ社会貢献みたいなものを続けていくようになって、今やっと何となく世の中にある構造が、はっきりとは言わないまでも、今の立ち位置からわかることが増えてきた。その知見が積み重なると、まるで階段を上っていくように、徐々に全体像が見えるようになる気がするんです」
現在52歳。メンタルもフィジカルも衰えとは無縁のように見えるが、年齢を重ねることに対して抵抗はないのだろうか。
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「年齢を重ねることへの感慨は特にないですけど、どうせなら、見たことがないような年の取り方をしてみたいです(笑)。音楽をやっていると、時間の感覚がよくわからなくなって、ツアーで新しい曲とか懐かしい曲を組み合わせてセットリストを組んだりすると、『あれ? この曲10年前の曲なんだ!』ってビックリしたり。自分の中では、遠い過去も近い過去も未来も、混在してるんですよ。時空が歪むことなんてしょっちゅう(笑)。何年前とかっていう数字は結局、記号に過ぎないのかな、なんて思います」
極める人・西川さんが常に心がけていることは、新しいことに挑戦することと、自分に負荷をかけること。
「キャリアを積みながらも、新しいことに挑戦するタイミングでフレッシュな気分になったり、すごく緊張したり、たまに嫌な気持ちになることっていうのは、それなりに意味があって大切なことかなと思ってます。常にリラックスした状態でいることって、理想かもしれないけど、ある種の緊張感とかプレッシャーって、人間の潜在能力を引き出してくれる大事なファクターである気がするんですよね」
「その緊張感やプレッシャーを、いくつになっても定期的に感じられることがありがたい」とほほ笑む。何をやっても、極める人である。(菊地陽子 構成/長沢明)
※記事の前編はこちら>>「西川貴教が変えた生き方『手当たり次第手を出すのも大事』」
※週刊朝日 2023年5月19日号より抜粋
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