さて、今回は投資法としての分散と集中について、考えてみたいと思います。
そうです。
■ 分散投資
・長期投資向きで、リスクをできるだけ回避。
・反面、利益も平均化してしまう。
・大きな資金を安全に運用タイプ。
・株式だけの分散だと、さほどリスクは減らないが、打撃は少なくなる。
(例えば日本株だけの分散だと、日経平均が下げればどの銘柄も下がる)
■ 集中投資
・短期投資向きで、上手くいけば利益を大きく取り易い。
・反面、下手を打つと、大損につながり易い。
・比較的小額資金を、短期間に大きく増やす事ができる。
・優位性のはっきりした投資手法が要求される。
これ以外にもいろいろな要素がありますが、我々個人投資家が限られた資金の
中で株式投資をする為には、特に初期の資金が少ない時ほど集中投資をして、
早期に資金的余裕を持つ事が、事の他重要です。
と言いますのは、資金量が少ない時はバリエーションのある投資手法が使えず
、不利な展開を享受せざるを得ません。例えば、逆張りで分割して買い下がって
行こうと思っても、資金がないと分割回数が制限されます。又、空売りで現物株
のヘッジをしたいと思っても、資金が少ないと思うようにできませんし、値嵩株で
大きく利幅を取りたいと思っても、資金量が必要になります。そんなこんなで、
初心者は、集中投資でスタートすべきと思います。
分散投資については、個人がやるなら投資信託の分散投資が良いと思います。
投信は小口で買えますので小資金でも分散できますし、又、株式、債券、リート
コモディティ等の内外を合わせた商品が沢山ありますので、本当の意味で分散し
安全性を確保できます。投資信託については又別の機会に述べるつもりです。
それでは、次回また。
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