いつになるのかわからないことが
耐えられない
待たずに先に休めばいいことかと
思うが
仕事で遅くなる分なら
まったくかまわないが
食事をしてくるかどうかを
教えていただけないまま
結局
飯を炊いても無駄になり
自分自身も食事ができないまま
待ちわびることになる
なぜ
食事はいらないことを
教えないのか
わからないまま
空腹で食事をひとりで始めると
帰る連絡があったりする
いつ帰るかわからない人を
食事の準備や風呂の掃除したりして
待ってるだけの人のことは
勝手に待ってるだけなんだからと
思いやる心もないのかと
怒りよりも
がっかりして
こんな毎日がずっと続くのかと
恐怖になり
絶望して
もういますぐ消えてしまいたいとまで
思ってしまう
自分の子供以外の人のために
生きることはつまらない
自分の人生が
他人のために無くなっていくことが
辛い
炊飯器の保温が何時間も経ってるのに
ひとこと連絡もせず
仕事の流れだかで食事してくる他人のために
生きることに絶望する
家にいても
一緒に食事してもテレビ画面に
身体を斜めに向けたままの人と
会話もほぼない
後片付けでがたがたしてるときに
さっさとテレビと電気を消して横になる人を
ぽつんと点いたキッチンの灯りの下で
「人をなんだと思ってるんだ」
「あんたの母親じゃないんだ」
「あんたのために生きてるんじゃないんだ」
次々と不平不満が独り言で言葉になる
もう食事も作らない
何もしゃべらない
言い合いになることが
異常に怖いので
言ってもわからないから無意味だし
こちらのことを
わかろうとしなくていいし
とにかく
なんでもOKな母親とは違うんだから
もう
ひとりになりたいと真剣に思うくらい
異常な恐怖に包まれて
消えたくなる
なぜ
こんな思いを
一生
我慢しなきゃならないのか
話し合いなどすることも恐怖なのに
解決するとも思えないし
なぜ
こちらが努力して
克服しなきゃならないのか
私は
こわいんだ
この先しぬまでこんな思いするなら
もう
タマシイだけになって
子供のことだけ見守っていたい
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