9/24 引退
「初ダートになりましたが、普通キャンターのときなどは
馬の後ろに入れてたくさんチップを浴びせて練習していたのですが、
その際極端に怯むことはなかったのでおそらく大丈夫だろうと考えていたんです。
それで競馬の日を迎えたのですが、見た目はしっかりとした体つきでしたけれど
締まるところは締まっており、結果マイナス体重で送り出せました。
馬場入りのときには気持ちが入っていて良い返し馬ができていて、
何とか良い競馬をして欲しいと思っていました。
スタートしてからはなかなか勢いがつきませんでしたけれど
そのあたりはわかっている初也なので、
しっかりと対応してくれ流れには乗れたと思います。
しかし、最後は歯がゆいものでしたね…。
思い切って内に進路を取っていたらと思うところもあるかもしれませんが、
詰まらずに伸ばせたとしても
勝ち馬の伸び脚を見ると頑張っても２着までだったのではないかと思えるレースでした。
芝を使っていた馬なのでこういう馬場でも対応してくれるはずと期待していました。
また、ここ最近のなかでは歩様がいちばん良かったので
具合の良さから何とかしたいと思っていたのですが、
最後のチャンスをモノにできずに本当に申し訳ありません」
（鹿戸師）
ここまで芝を使って上位争いをしてくれていましたが、
最後は出走間隔の兼ね合いで芝のレースに
初めてのダートへチャレンジすることになりました。
初めてなだけに不安はありましたけれど
具合の良さから期待の方が上回り、何とかしたいという思いでいました。
しかし、残念ながら最後のチャンスをモノにすることはできませんでした。
上位に来ていた実績から判断に悩みましたが、
これからの伸びしろを考えた際に厳しいかと思えたことから、
鹿戸雄一調教師と協議を行った結果、
ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。
会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、
何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。
なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
残念ながら引退です。
確かに現状の走りを見る限り、格上挑戦や地方に行っても勝利は厳しそうですので
しょうがないですね。
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