それぞれに個性が有り、その寄港地や
サービスの多様性は非常に豊富です。
したがってクルーズ旅行には極めて
多くの選択肢がある事に気がつくのです。
クルーズ旅行とは
「ONE TRIP TWO VACATIONS」
「一度の旅行」で 「2つの異なった休暇」を
楽しむことが出来る旅なのです。
船の寄港地として訪ねる世界の「観光地」「名所」に加えて、
船上での生活・体験が旅の思い出を作るのです。
旅行の観光地も大事ですが、船上でのライフスタイル体験の充実度も
「クルーズ客船」「クルーズ会社」を選ぶ際の重要な要素になるのです。
クルーズ船社側は自社の経営方針に基づき、
1〜2年先の就航海域やルートの企画します。
そして各種調査を経て最終的なスケジュールを作成します。
その配船先を企画する際、クルーズ船社は「絞り込んだ」客層の意向や
予算などを見極めて船の就航する海域を決めます。
そして船上に於ける文化<食事・娯楽等の船上プロダクト>を
演出(つまり船上生活の環境を決める)している。
従って アメリカ船客が中心のクルーズ船のクルーズライフは
先ず アメリカ人にとって心地よいアメリカ的「日常性の環境」
よりに成立っている
ヨーロッパ人従業員・船員+アメリカ人船客
このような傾向は何もアメリカ船だけの問題ではない。
ドイツ船は限りなくドイツのライフスタイルを取っているし
フランス船には フランス的な食生活が満喫できる船に成っている。
船上での生活がクルーズ旅行の大きな楽しみであるが故に、
どのような船を選ぶかがクルーズ旅行の「満足度」の決め手になるのです。
自分が最も自分に合った船を選ぶには、クルーズに詳しい
旅行代理店のアドバイスを求める事をお勧めします。
特にクルーズ船社の多くは 「豪華客船」と言う表現を使い
船旅の魅力を売っているケースが多いのです。
これらのミスマッチを少なくするためには
クルーズ旅行を計画される場合、クルーズ船社のパンフレット。
これは外観はどれも華やかで綺麗に出来ており、
超豪華とかの表現も氾濫しクルーズ船社の特徴や
区別・差異が良くわからないケースが多いのです。
旅行代理店のアドバイスやインターネット情報等を出来るだけ集め、
積極的に活用し、「豪華」とか「非日常性」等の言葉に惑わされず
値段のみならず、冷静に船上でのライフスタイルと言う視点からも
比較検討をされることをお勧めします。
船上で生活をする訳で 船上でのサービスのスタイルや
例えば、部屋は海に面しているか
ベランダがあるか 使われている家具の素材は何か ?
「バスタブは有るか?」
「 バスルームは?」
「シャワーは??」等なども クルーズ船社によって
異なっている事も知っておく必要があります。
クルーズ船社から見た “マーケット(対象船客)”を対象とした
クルーズ船社のカテゴリーは 大まかに3つに分けられます。
中にはマニアックな客層向けの1泊200ドル前後の予算の探検船もあります。
各クルーズ船社は 彼らの営業上絞り込んだ客層を対象として
クルーズのサービス海域や船上のプログラムを組んでいるケースが多い。
南太平洋を主としてサービス海域とするクルーズ客船では小型船のため、
船内にはエレベーターのない船。
新婚旅行層や若年層にマーケットを主たる対象としているために
高齢者や歩行を苦にする船客には不向きであろう。
しかし マリンスポーツのプログラム満載で
若い活動的な客層には受けるに違いない。
夫婦でシルバームーン休暇をカリブ海の船旅に求めたところ
子供が多く不愉快であったとか、
子供家族連れの船旅を選んだためベビーシッターもおらず、
なおかつ船上の子供用プログラムも少ないのです。
結局、子供の面倒見だけで疲れたと言った不満も良く耳にします。
これらは船旅の実情に対する情報不足からくる
「ミスマッチ」に依ることが多い傾向です。
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