▼株主召集通知に記載されている役員報酬などの欄。
ではまずストックオプションとは
ストックオプション(英: stock option)とは、株式会社の経営者や従業員が自社株を一定の行使価格で購入できる権利
ただし、法制度によっては対象を経営者や従業員に限定しない制度に組み込まれている。日本で2000年代に入って創設された「新株予約権」も、従来の転換社債の転換請求権、ワラント債の新株引受権、ストックオプションの権利をあわせて再構成されており[2]、従来の制度とは異なり権利付与の対象者の制限がなくなっている[3]。
ウィキペディア
簡単に言うと、会社の株を報酬として渡すからそれをモチベーションにがんばろうというシステム。
導入されてしばらく立つとどこもかしこも支配者層はどんどん導入してますね。
でもこれ 一般の株主はデメリットがものすごく高い んですよね。
▼デメリット
★ストックオプションを行うと株式の希薄化による既存株主の経済的損失が発生する
報酬としてストックオプションで新株を発行するわけですから、株の総数が増えて既存の株主の持っている株の価値が落ちます。
株価が上昇すればそんなこと無いよといいますが、株は上がりもすれば下がりもします。役員の任期は大体2年なんで、短期で業績上げようとすれば従業員解雇しまくれば固定費が大幅に削減できて利益は上がります。
マクドナルドの元社長原田氏なんかはこれで短期に業績を上げてたりしてます。
さて、今回ハピネットの役員報酬ですが7600万円分あります。役員報酬や賞与とは別にこれだけありますので、この分株の価値が下がります。
現在の株価換算でどれだけの株数かというと約52400株分(1450円で計算)
そりゃあ株価も下がりますわ('A‘)
私は優待目当てで株を買ってますが、安くなったと気にいくつか買い増したりしてますが、今後もこのストックオプションがあると思うと以前はお勧めしてましたが、今はちょっとという感じです。
100株だけ購入して優待狙いなら配当も2%超えてるので良いんじゃないかなと思います。
株価はここ半年ぐらいで2000円から一気に1400円台まで落ち込んでいますが、もう一段安があるかもと考えています。業績自体は任天堂スイッチのおかげで好調なんですけどね(・∀・)
昨年株主総会行ってきましたが、はるか昔から株を持つ株主がいて、その人からすると株価が安すぎるとお怒りでしたが、業績上がっても今現在そのときよりも株価が下がってるわけですからも踏んだりけったりでしょうね。
▼昨年の株主総会
筆頭株主のバンダイナムコの株主に迫って欲しいものですが、今後も生暖かい株価を維持しそうで怖い。
というかストックオプション毎年のように出されたら株の価値がさらに下がって微妙になりそう。
役員は報酬として株を手に入れるんだから、今後は株価上昇にも必死になってもらいたいですね。
業種的にどかんと売上をあげるのは難しそうな業種なので難しそうですが。。。
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