円相場 125円台前半に値下がり 約6年10か月ぶりの円安水準
週明けの11日の東京外国為替市場、円相場は1ドル=125円台前半まで値下がりして、およそ6年10か月ぶりの円安水準となりました。
アメリカの中央銀行にあたるFRBが金融の引き締めを加速するという見方からアメリカの長期金利が上昇したことを受けて、11日の東京外国為替市場では、日米の金利差の拡大が改めて意識されて、円を売ってドルを買う動きが強まりました。
円相場は1ドル=125円43銭まで値下がりし、およそ6年10か月ぶりの水準となりました。
中略
市場関係者は「アメリカでは一部から景気が後退する可能性も指摘されたが、それでもなおFRBが資産残高の縮小などの金融の引き締めを加速する姿勢に変化はないとの見方が広がった。 アメリカの長期金利の上昇傾向が続くのに伴って、一段と円売りが加速している 」と話しています。」と話しています。
経常赤字と円売りが連鎖する「円安スパイラル」ですね。これ以上原油などが上がったらガソリン代も支えきれなくなりますがどうなるんでしょうね。
7月には参院選も控えていますがそれまで引っ張るつもりなんでしょうかね政府与党は。いやでも流石にそれは1ドル150円近くまで下手すれば円安になりそうで怖い。
アメリカとの金利さが広がる中でも日本政府や日銀は金利を上げることを忌避しているので円安に歯止めがかからない状態。まさにブレーキの切れたダンプカー状態。
テッシュなども近場の店で本日10円ほど値上げされてましたがもう一段階確実にありそうで嫌な気分になりますよ。
投資で数百円の損得はそれほど気にならないのに日用品は10円でも気になってストレスがかかりますね。
なんとか物価高に歯止めがかかってほしいものです。