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2013年07月02日

太郎物語(ミラノ編)

今日は、久ぶりの小説です

今回は、ガブリエルの冒険ではサブキャラだった
太郎が活躍するお話です

いわゆる一つの「 スピンオフ 」って感じです(笑)

太郎がまだ、ガブリエルと出会う前の
初めてイタリアを旅行する場面が舞台になっています

皆さんも旅行している気分で楽しんでいただけると嬉しいです
今回も写真を載せているので、そちらも楽しんでくださいね ~〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ポーン

当機はまもなく、イタリアはミラノマルペンサ空港に着陸します
現地の天候は晴れ、気温は・・・

日本とイタリアを結ぶ直行便の中には、
イタリアに憧れている少年、太郎が乗っていました

太郎は、今回の旅行が初めての海外旅行でした

「やっと、イタリアに着いたなぁ〜
とにかく、空港に着いて入国審査が終わったら
日本からFAXで予約していたホテルに向かわないといけないなぁ〜」

入国審査も無事に終り
手荷物もちゃんと、取った太郎は、空港のロビーに出てきました

「さて、ここからは電車のマルペンサエキスプレスと
バスのシャトルバスが出ているんだよな
値段もそんなに変わらないから、
自分の好きな方を選んでも良いってガイドブックに書いてあったけど
電車は、スリとかが多いイメージがあるから
今回はシャトルバスにしようかな?」

シャトルバスに乗る事を決めた太郎は、
到着ロビーにある、切符売り場でバスの切符を買って
バス乗り場に移動しました

「わぁ〜、沢山の人がいるなぁ〜
あれっ?
2種類のバスがあるけどどっちに乗ればいいのかな?
あっ、あそこに「Staz.Centrare F.S.」って書いてある
確か、ミラノの中央駅って意味だったな
予約したホテルは、ミラノ中央駅の近くにだったから
こっちのバスに乗れば着くんだな」

バスは、約1時間ほどでミラノの中央駅に到着しました
ホテルまでは、歩いても行ける距離だったんですが、
もう、暗くなって来ていたし
飛行機の長旅で疲れていた太郎はタクシーを使うことにしました

「さぁ、タクシーを捕まえないといけないんだけど
イタリアでは流しのタクシーは無いって書いてあったから
ちゃんとしたタクシー乗り場で乗らないとダメなんだよね
それに、タクシー乗り場から乗った方が、
怪しい白タクなんかに騙される可能性も低いみたいだし」

タクシーに乗った太郎は、
あらかじめ、紙にメモしていたホテルの住所を運転手に見せて
無事に予約していたホテルに到着しました

この日は、もう時間が遅いこともあったし、
長旅で疲れていたので、ホテルでシャワーを浴びて
ぐっすり眠ることにしました

そして、次の日に念願のイタリアを観光することにしました

「さぁ、昨日はぐっすり眠れたし
まずは、ミラノの一番の見所のドォーモを見に行こう!」

ホテルからは、少し離れていたんですが、
貧乏旅行だったので、なるべく交通費を減らす意味でも
歩いて、ドォーモまで行く事にしました

しかし、いくら歩いてもドォーモの場所が分かりません
ガイドブックの地図を見ながら歩いているんですが
距離的にそろそろ見えて来ないといけない頃だったんですが
なんと、いきなり道に迷ってしまったみたいです

「どうしよう!
いきなりイタリアに来て大問題発生だよ!
う〜ん?
仕方が無い!
その辺に歩いている人に聞いてみよう」

太郎は、事前にある程度のイタリア語を勉強してはいましたが
やっぱり、いきなりイタリア人に話を聞くのは緊張しました
しかし、今は一大事なので、色々悩んでいる暇はありません

丁度、前からサラリーマン風の男性が歩いて来ました

「よし!
あの人に聞いてみよう
服装から見ても、観光客じゃ無いから大丈夫だろう」

太郎は、男性に話しかけました
「スクーザ(すいません)
ヴォーリョ・アンダーレ・ドォーモ(ドォーモまで行きたいんですが)」

男性は、困っている太郎に道を教えてくれましたが、
当たり前ですが、イタリア語で教えてくれました

「Questa Strada diritto
poi sinistra・・・・」

男性は丁寧に教えてくれましたが
言っているイタリア語はほとんど理解する事が出来ませんでした

しかし、手振りやジェスチャーで何となく行き方が分かったので
太郎は、男性にお礼を言って教えて貰ったとおりに歩いて行きました

しばらく、歩いていると
目の前に大きな建物が見えてきました

ミラノの写真
ミラノ (トリップアドバイザー提供)

「わぁ〜
大きいなぁ〜
これが、ミラノのドォ−モ・大聖堂だ
観光客も沢山いるなぁ〜」

大聖堂 (ドゥオーモ)の写真
大聖堂 (ドゥオーモ) (トリップアドバイザー提供)

キリスト教徒じゃ無いんだけど
やっぱり、中はどんな風になっているか気になるなぁ〜
ちょっと、入ってみようかな?
お邪魔します」

大聖堂 (ドゥオーモ)の写真
大聖堂 (ドゥオーモ) (トリップアドバイザー提供)

ドォーモの中も、外の外観に負けないくらい立派でした
「凄いなぁ
キリスト教徒じゃないけど、
皆がキリストを崇拝する意味が少し分かった気がするよ

確か、お金がいるけど
屋上にも行けるようになっているんだよね
せっかくだから、屋上にも行ってみようかな」

大聖堂 (ドゥオーモ)の写真
大聖堂 (ドゥオーモ) (トリップアドバイザー提供)

「下にいる人が豆粒みたいだぁ〜
それに、建物の柱とかが近くで見れるから迫力あるなぁ〜」

太郎は、イタリアで最初に出かけたミラノのドォーモに心を奪われてしましました

しばらく、屋上でイタリアの眺めを堪能していました

~〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さぁ、これから何を見に行こうかな?
「そうだ!」
このドォーモのすぐ隣にある
ガレリアって呼ばれる所に行ってみようかな

高級なカフェとかショップが沢山あるみたいだけど、
さすがに、貧乏旅行なので、贅沢は出来ないけど
アーケードの中とか雰囲気を味わうくらいならいいよね

という事で太郎は、隣にあるヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリアに行きました

ヴィットーリオ エマヌエーレ 2 世のガッレリアの写真
ヴィットーリオ エマヌエーレ 2 世のガッレリア (トリップアドバイザー提供)

ヴィットーリオ エマヌエーレ 2 世のガッレリアの写真
ヴィットーリオ エマヌエーレ 2 世のガッレリア (トリップアドバイザー提供)

「うわぁ〜
綺麗だな〜
観光客も沢山いるし
雰囲気も取ってもいいなぁ〜

そうだ!
ファッションとかあんまり興味は無いけど
高級ブランドショップが並んでいる
モンテナポレーネ通りに行ってみようかな?

買い物は出来ないけど、
ウインドショッピングくらいなら良いよね」

モンテ ナポレオーネ通りの写真
モンテ ナポレオーネ通り (トリップアドバイザー提供)

モンテ ナポレオーネ通りの写真
モンテ ナポレオーネ通り (トリップアドバイザー提供)

モンテナポレオーネ通りは、
ドォーモの北側に位置する
高級ショッピング通りです

イタリアのメーカーはもちろん
世界中のファッションショップが並ぶ
ミラノでも有名な通りです

十分にミラノの中心街を堪能した太郎でしたが、
いつの間にか、日も暮れ始めて来ました

「そろそろ、お腹が空いたな〜
今回は、貧乏旅行だけど
イタリア料理は堪能したいんだよね

ミラノには、沢山美味しいレストランがあるみたいだから
何処に行くか悩むけどなぁ〜
でも、ガイドブックに載っている有名なお店に行ってみようかな?」

太郎は、事前にガイドブックを調べて
高評価を受けているレストランに予約の電話をしました

「ボナセーラ(こんばんは)
ヴォレイ・プレノターレ・スタセーラ(今晩予約したいのですが?)」

「Si va bene Che ora?」

「えっ?
あっ、えっと、beneはOKって意味で
Che oraは何時にしますか?って意味か!」

太郎は、なんとか辞書を見ながら
レストランの予約に成功しました

あとは、実際に予約した時間にレストランに行くだけになりました



つづく

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ここで今回は続きます

いつものガブリエルの冒険とは違った感じでしたが、
楽しんでいただけているでしょうか?
また、明日の続きも楽しみにしてくださいね


ココからは返信です、皆さん訪問&コメントありがとうございました

ゆうこん さん
今回のイタリアの試合は、接戦が多かったので面白かったですね(笑)
しかし、最近のファンブログは不具合が多すぎですね

らくこ♪ さん
今日は、ぐっすり眠れましたよ(笑)
確かに、イタリアのサッカー選手はイケメン揃いですよね

inali さん
イタリアのゴールシーンはしびれましたね(笑)
でも、後半のシュートを止めたゴールキーパーにもしびれました(笑)

ランスロット さん
丁度、時間的に最後まで見れる時間だったので見ていました
しかし、まさか延長の後、PK戦にまでなるとは思いませんでした(笑)
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