1945年にアメリカのアイオワ州で乳児にメトヘモグロビン血症が認められたのが最初で
以降、北米、ヨーロッパにおいて19946年から約2000例が報告されているブルーベビー病
赤ちゃんの体内が酸欠状態になり全身が真っ青になった赤ちゃんのことを一般的にブルーベビー病というようになりました。
日本においても、生後21日のベビーが窒息状態となったケースが1996年に報告されています。
この乳児には自宅の井戸水を煮沸し粉ミルクを溶かして飲ませていました。
酸欠状態の原因としては、井戸水の中の硝酸性窒素が水道法の基準値を上回る高い濃度で混入されていたことが原因であると発表されています。
一般的に粉ミルクを溶く飲料水は消毒の為、煮沸しますが、硝酸性窒素は揮発性がないため、かえって濃縮してしまった、という結果になってしまいました。
硝酸性窒素の濃度が高い井戸水は煮沸しても濃度を高めてしまうため、絶対に使用してはならない、という警告も出ています。
赤ちゃんにメトヘモグロビン症が起こりやすいワケ
・ 体重あたりの水分摂取量が成人の約3倍も多い
・ 酸素を運ばないメトヘモグロビンになることから、窒息症状のチアノーゼを引き起こす
・ 乳児のヘモグロビンは酸化されやすくメトヘモグロビンになりやすい
・ 胃液のpHが成人に比べ高い
・ メトヘモグロビンをヘモグロビンに還元する酵素をほとんど持っていない
赤ちゃんのミルクを作るのに井戸水を使用しているご家庭では特に注意が必要です。
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