当ブログ運営者の 居酒屋八角 こと店主の八角です。
今回は、路面電車,大街道電停(駅)より2駅の市役所前電停、下車スグの 八股榎大明神 (やつまたえのきだいみょうじん)に参拝してきました。
こちらの市役所前電停は、100年以上も昔の1911年から駅(電停)があります。
当時の駅名は、松山電気軌道の「八股前」(やつまた)でした。
後に 松山電気軌道 は、現在の 伊予鉄道( いよてつ) に吸収合併されてしまいます。
市役所前電停より松山城を望む
(ちなみに画像正面は、県庁ですが、 路面電車 は、進行方向、右折後すぐに県庁前電停、それから4,500メートルで大街道電停です。)
市役所前電停から大街道電停までは、徒歩で約12分です。
八股榎大明神は、松山城のお堀の片隅にひっそりとあります。
大明神横には、(松山電信発祥の地)の石碑があります。
その横には、 河東碧梧桐.の句碑
さくら活けた 花屑の中から 一枝拾ふ
河東碧梧桐
こちらの東堀端から南堀端、西堀端にかけては、春には、満開の桜がとてもきれいです。
ちなみに、河東碧梧桐の産まれた千舟町は、ここより、徒歩すぐです。
大明神境内には、(お袖)お狸さんが鎮座しております。
戦後には、GHQ(連合国軍総司令部)の命令により、この松山城のお堀が埋め立てられそうになったそうですが、市民の反対によりなんとか埋め立てを回避し、現在に至っております。
松山城東堀端
松山城東堀端から南堀端にかけては、伊予銀行本店、松山家庭裁判所、愛媛県警本部、JA等、大きな建物ばかりです。
松山城のふもと、現在の愛媛県庁、松山市役所、NTT、松山地裁あたりから大街道にかけては、敷地の広い、地方公共団体や大企業の支店、支社が軒を連ねます。
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私の耳学問ですが、、
日当たりの良い、松山城の南側の地域、(一番町電車通り)から二番町3、4丁目(大街道より西側)、市役所界隈は、高禄の家臣の屋敷が多く存在し、明治維新以降は、まとまった土地を必要とする公の施設や大企業が建物を構え現在に至っているそうです。
その一方で大街道より東側の地域の二番町1,2丁目、三番町1,2丁目界隈の歓楽街(飲み屋街)は、比較的敷地の狭い、土地が多いです。
こちらは、江戸時代、下級武士や町人らの住居だったため間口の狭い土地が多数存在し、現在に至っています。(最近では、上記の様な狭い土地を複数買収し大きな建物も増えてきました。)
こちらの八股榎大明神(松山城東堀端)は、大街道からも近く、松山市駅からも徒歩10分ほどの場所です。
ご興味のある方是非、どうぞ。
当ブログ運営者の八角がお届けしました。
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