カルシウムやビタミンに比べるとあまり認知度のない栄養素ですが、実はとても身体にとって大事なものです。
今回は亜鉛サプリメントの摂取方法について解説します。
現代人の食生活では亜鉛が不足気味ですが、
亜鉛不足は発育障害、免疫不全などを引き起こします。
しかし、身体にいいからと必要以上に亜鉛サプリメントを摂取してしまうと、
かえって病気になってしまうことがあるようです。
例えば、アルコール中毒の方やペニシリン、利尿剤などを服用している場合、
亜鉛サプリメントは必要な量を摂取した方がいいです。
なぜなら、亜鉛というものは、体内に蓄えておくことができないため、
汗な尿などから排泄されてしまうのです。
取り溜めがきかない成分なので、
日々の食事やサプリメントで多すぎず少なすぎない量を摂取してください。
亜鉛をサプリメントなどで摂取しすぎると、吐き気や頭痛、貧血などの症状を引き起こしてしまう場合もあるようです。
うつ病などのメンタル上の問題も、亜鉛の取りすぎで起こる可能性があります。
体調に問題がなかった人だったとしても、亜鉛を大量に体内に取り込むことによる急性中毒症状を引き起こす危険性があります。
サプリメントの利用には、その成分について知っておく必要があります。
亜鉛サプリメントは身体にいい必須ミネラルですが、何事も摂りすぎはよくないのです。
身体にいいものを飲んで余計に身体の調子が悪くなったら本末転倒です。
自分に合った亜鉛サプリメントの摂取方法で快適な毎日を送りたいものです。
☆亜鉛はサプリメント以外でも摂れる☆
サプリメントが数多く販売されている亜鉛。
亜鉛は身体に必要なミネラルですが、食品にも亜鉛を含むものが多くあります。
卵、ナッツ、牡蠣などに亜鉛が多く含まれているようです。
また、亜鉛の多い食べ物としてショウガ、ヨーグルトがあります。
結構入手しやすい食品に含まれているにもかかわらず、
亜鉛の摂取が慢性的に必要な人は相当数います。
サプリメントから亜鉛を取り込む必要がある人も、意外と多いようです。
元々亜鉛を含む食材だとしても、
加工食品になると失われてしまうことが多くあるようです。
日々の食事がインスタント食品や加工食品、あるいはファーストフードが多くなりがちな人は、
どうしても亜鉛の摂取量が少なくなってしまいます。
亜鉛不足の原因の一つにはダイエットもありますので、注意が必要です。
偏った食生活をしているつもりがなくても、精製加工してある原料を使っている食品であれば、
亜鉛の吸収が出来なくなってしまうので、亜鉛の摂取不足という事になってしまうのです。
亜鉛を多く含む食品から亜鉛を摂取し続けることは可能ですが、ステーキに亜鉛が多いからとずっとステーキは食べられません。
食材の中で亜鉛含有量の多いものを意識して、
サプリメントの他にも取り入れる機会を持ちたいものです。
サプリメントでの亜鉛摂取は、あくまで食品のフォロー的な存在として扱うようにしてください。
☆亜鉛不足には亜鉛サプリメントを☆
現代人は、生活リズムの乱れや偏った食習慣から、どうしても亜鉛が不足しがちです。
亜鉛はあまり意識されない成分ですが、欠乏すると五感の鈍化など様々な面での健康被害が出ます。
聴覚や味覚が弱くなったり、また、抜け毛や口の中の炎症も亜鉛不足の症状として出てきてしまいます。
亜鉛が不足すると成長障害や免疫力の低下、
キズの治りの遅さやアレルギー性皮膚炎を引き起こしたりする場合もあるようです。
また、亜鉛が足りないと活動性が低下しうつ気質を誘発したり、
暴力的になったり、生殖機能にも障害が出ます。
亜鉛欠乏は、小さな事柄から大きな事柄まで様々に波及します。
やたらに唇が乾いたり、セックスをする気がなくなったり、脱毛症になったりというものです。
亜鉛不足に気づかないまま、唇がガサガサしたり唇の皮が剥けるのは、
湿度が低すぎるせいだと思ってはいませんか。
性欲を感じなくなったことや、円形脱毛症が出ていることの原因が、日頃の心痛や気苦労のせいだと判断しているかもしれません。
現在では、サプリメントで亜鉛を体に取り入れることで、
不足気味の亜鉛を補充することが可能です。
亜鉛サプリメントを摂取することは、これらの状況に心当たりがあったり、
こうなりたくないと思っている人にとって大事なことでしょう。
あるいは、亜鉛を摂取することで、なかなか治らなかった症状が回復することがあるかもしれません。
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