XMの口座でトレードをしてみて思ったことは、やはりスプレッドの広さが厳しいということですね。
XMはUSD/JPYで平均1.8銭のスプレッドがあります。これは1 lot 10万通貨でトレードしたとするとエントリーした瞬間に1800円の含み損を抱えることになります。少額でレバレッジを効かせる方法でトレードしている方には結構精神的にこの数字を見ると苦しくなるのではないでしょうか。私はかなりきついです。
そう考えると国内口座は、ドル円に対し大体0.3~05銭のスプレッドなので優しいかもしれません。スプレッド0.3銭で10万通貨ポジションを取ったとすると、エントリー時点での含み損は300円です。これは勢いのあるところでエントリーすればポジションを取った次に瞬間には含み益になっている可能性だってありますね。
なので海外口座を使う場合は余計にエントリーポイントに気を遣うことになりそうです。
計画性をもってエントリーしましょう。スプレッドが狭いと、計画性もなくドテンやナンピンをしても助かる可能性が高いですが、スプレッドが広いとそうもいきません。ドテンするたびに1.8pipsの含み損から始まればあっという間に資金は底をついて破産です。ナンピンにしてもスプレッドが重くのしかかり証拠金が減っていくだけです。
もっと言えば、「1.8pipsのリスクを取ってエントリーしたのだから、元を取るまではやめられない。」という思いが強くなるはずです。この気持ちが計画性を狂わせて来るとも言えます。
しかしこれをチャンスととらえればいいのです。早々勝てないのだから、逆に言えばメンタルの強化、修行に使ってしまえばいいのではないのでしょうか。計画性のないエントリーは絶対に負けるということを肝に銘じて、エントリーには全集中力を傾け、損切は無感情で行う。これを上手く実行できれば資金は早く増えていくし、1.8pipsのスプレッドを跳ね返すことでトレードの上達も速いと思います。
海外口座というのは、破産のスピードが国内口座に比べて何倍も早いですが、うまく使えばとても早く成功する可能性を秘めている口座ともいえます。
ただ精神をコントロールする自信のない方や、過信している方はやめたほうがいいと思います。本気で勝ちたいと思っている方には開設する価値があると思います。
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