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アーユルヴェーダのドーシャ理論2

身体や心の基礎の働くエネルギーを、アーユルヴェーダは、「身体に働く3つのエネルギー」と「心に働く3つのエネルギー」の二つにわけます。

「身体に働く3つのエネルギー」・・・トリドーシャ
「心に働く3つのエネルギー」・・・トリグナ

(”トリ”は3つという意味ですね)

トリグナは、サットヴァ、ラジャス、タマスからなります。
動性のラジャスと惰性のタマスは、メンタルドーシャと呼ばれ、増大すると心の健康を害します。
サットヴァは純粋性を持ち、増大するとほどに心身に良い影響を与えるため、ドーシャ(不純なもの)に含まれません。

ラジャスとタマスの増加は、トリドーシャに悪影響を与え、また、サットブァの増加はトリドーシャのバランスを良くします。

このように、トリグナとトリドーシャは関係しあっています。


もう一方の身体に働くエネルギーであるトリドーシャは、「ヴァータ(V)」「ピッタ(P)」「カパ(K)」から構成されています。

■「ヴァータ(V)」・・・(風のエネルギー)は、空と風の元素から構成され、軽・冷・乾・粗・動の性質を持ち、肉体の運動、感覚の刺激や神経の伝達、呼吸といった働きを司ります。

■「ピッタ(P)」・・・(火のエネルギー)は、火と水の元素から構成され、熱・鋭・流・変・液の性質を持ち、体内における化学変化、食物の消化・吸収、代謝といった働きを司ります。

■「カパ(K)」・・・(水と地のエネルギー)は、水と地の元素から構成され、重・冷・遅・油・緩の性質を持ち、身体に結合エネルギーとして、肉体の構造や体力の維持、同化作用といった働きを司ります。

アーユルヴェーダではこれらのドーシャが身体においてバランスがとれている状態を健康としますが、一方でこのドーシャのバランスが最も良い状態というのは個々人によって異なります。
ドーシャのバランスは生まれもったものでもありますが、季節や年齢により変化します。

個人における最適な状態を、プラクリティと呼びます。

プラクリティは、先天的な「バース・プラクリティ」と後天的な「ボディ・プラクリティ」の2種類に分けられます。

「バース・プラクリティ」は生まれもった資質で変化はしませんが、

「ボディ・プラクリティ」は生活における食生活や習慣などの要因によって変化していきます。

アーユルヴェーダにおいては、現在の状態がボディ・プラクリティによるものと診断すると、食事や生活習慣によって、他のボディ・プラクリティや本来のバース・プラクリティに「変化」することも可能であると考えられています。

次回は、ドーシャがどのように心身に影響を及ぼすのかを説明します。

仏像の天竺堂 仏教美術 中

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