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2014年09月03日

Firebird で外部DBにレコードを同期的に追加する

最新の Firebird 2.5.3 では、リモートDBに対して操作できる機能も追加されていることを知り、データの同期に使えることがわかった
直接やりたかったことは、マスターテーブルに対してログレコードを出力した際に、別のバックアップDBに対しても同じレコードを出力したいということだった

つまり、 HOST_A LOGTABLE に対して INSERTされたら、 HOST_B LOGTABLE にも INSERTしたいということ

これを実現するために、 HOST_A LOGTABLE に対して以下のようなトリガーを設定すればよい



CREATE TRIGGER ON_INSERT_LOGTABLE FOR LOGTABLE
AS
DECLARE sqlstr VARCHAR(128);
DECLARE rmtdb VARCHAR(128) = 'HOST_B:MY_DB.fdb';
DECLARE usernm VARCHAR(32) = 'sysdba';
DECLARE passwd VARCHAR(32) = 'masterkey';
BEGIN
sqlstr = 'INSERT INTO LOGTABLE VALUES(?)';
EXECUTE STATEMENT (:sqlstr) (new.DATA)
ON EXTERNAL DATA SOURCE :rmtdb
AS USER :usernm PASSWORD :passwd;
END



これでめでたく、レコードの同期ができることになった
※ただし、 INSERTのみ、いわゆる完全なレプリケーション機能とは異なる
※もっとも、各種トリガーを定義すれば、かなりそれに近いことはできそうだが、設定がかなり面倒だ


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2014年07月17日

FbConsole の対話型SQLツールが、自身の提示したSQLを受け付けない

ここでも 紹介したが、FbConsole は便利でもバグがあるという話なのだが、また別のやつが見つかった

プロシージャを定義し、その定義をツールのメタ情報から抜き取ったSQLを、FbConsole から流すと、なぜかエラーとなってしまう
ただし、同じSQLを isql ツールから流す場合は大丈夫なので、SQLを流すシーンによってエラーがあったりなかったりということになってしまうのであった

isqlではOKなのに、FbConsole ではダメな例)
set term ^^;
create procedure WV_TAB_A
(
rangeMin integer,
rangeMax integer
)
returns
(
UNIQID integer,
HOSTNM varchar(64)
)
AS
BEGIN
FOR SELECT UNIQID,HOSTNM FROM TAB_A WHERE UNIQID BETWEEN :rangeMin AND :rangeMax
INTO :UNIQID, :HOSTNM
DO SUSPEND;
END
^^
set term ;^^

両方で大丈夫にするためには、途中の改行をいくつか取り除く必要がある
set term ^^;
create procedure WV_TAB_A (
rangeMin integer, rangeMax integer
) returns (
UNIQID integer,
HOSTNM varchar(64)
) AS
BEGIN
FOR SELECT UNIQID,HOSTNM FROM TAB_A WHERE UNIQID BETWEEN :rangeMin AND :rangeMax
INTO :UNIQID, :HOSTNM
DO SUSPEND;
END
^^
set term ;^^



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2014年07月15日

FbConsole が間違ったSQLを提示する

Firebird データベース管理コンソールとして、昔からある FbConsole.exe を使い続けている
これは使いやすく重宝しているのだが、今となってはいくつかバグがあり、注意を要する

1) まず、一旦ログインし、ログアウトするとログインできなくなる (プログラムを起動し直す必要がある)
2) テーブル表示ペインで、UTF-8文字列が化けてしまう

そしてさらに今回発見したのが、メタ情報から取得できるトリガーSQLが、不正な文法になっているケースである

例えば、以下のようなトリガーを作る
CREATE TRIGGER MY_TEST_TRIGGER FOR TEST_TABLE
BEFORE INSERT OR UPDATE
AS
BEGIN
new.RecordTimestamp = current_timestamp;
END

これをデータベースのメタ情報SQLで見てみると以下のようになってしまう
CREATE TRIGGER "MY_TEST_TRIGGER" FOR "TEST_TABLE"
ACTIVE POSITION 0
AS
BEGIN
new.RecordTimestamp = current_timestamp;
END

どこがまずいかというと、2行目の ACTIVE POSITION 0という部分である
この部分は正しくは ACTIVE BEFORE INSERT OR UPDATE POSITION 0でなくてはならない
信用してこのまま流してしまうと、エラーとなりトリガーが作成されないままとなってしまう

プログラム自体を直すことは今となってはもう無理なので、手作業で対処するしかない




2014年06月30日

Firebird テキスト項目に入る数値でソートする

プライマリキーを varchar で定義しておいて、ジェネレータで自動連番を設定しているテーブルでソート順が乱れる現象が発生し、「あっ」と言ってしまう事案があった
本当はジェネレータで桁数が埋まるくらいの初期値をセットしておけば問題なかったのだが、うっかり忘れていたか、桁数を間違えていた可能性がある

テーブル定義
CREATE TABLE TAB_A
(
ID VARCHAR(10) NOT NULL PRIMARY KEY
)

本来なら、この定義の後で以下のSQLを発行しておくべきであった
SET GENERATOR GEN_AUTO_ID TO 1000000000



取りあえず、解決策はSQLの修正だが、CAST が使えることがわかった

SELECT * FROM TAB_A ORDER BY CAST(ID AS NUMERIC(10))


パフォーマンスの低下がどの程度なのかまでは評価していないが、後で調べてみようと思う


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2014年06月25日

Firebird でパラメータ指定できるビューを作る

久しぶりに Firebird のプロシージャを書きたくなったのだが、相変わらず SQL 関連の文法は毎回忘れているので、またメモしておくことにする
今回やりたいのは、パラメータ付ビューだ
使い方は以下のようである

SELECT * FROM PARAM_VIEW(パラメータ)


こいつの定義文法は

CREATE PROCEDURE プロシージャ名 (パラメータリスト)
RETURNS (戻り値リスト)
AS
[ ローカル変数定義 ]
BEGIN
[ 処理ステートメント ]
END


パラメータリスト、戻り値リスト共に以下の文法に従う

仮引数名 型名 [, ...]


戻り値の返し方がちょっと面倒な書き方になっているが、概ね以下のようになる

FOR SELECT * FROM テーブル WHERE 条件指定
INTO :戻り値変数 [, ...]
DO SUSPEND;


仮引数などの指定に :変数名 のように ':' コロン を頭につけるという点が、うっかりしがちなので気を付ける必要がある
※大抵は文法エラーで指摘してくれるのでわかるが


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2014年06月07日

Firebird のデータベースURL指定 (Jaybird)

開発では、DBによく Firebird を使ったりしている
ファイルが単一で結構扱いやすいからだ
自分の開発では Java から使うことがほとんどなので、 Jaybird (ODBC driver for Firebird) 経由でアクセスすることになるのだが、しばらくやっていないと、接続文字列をどう書くのかを結構忘れてしまうものだ

あらためて調べてみたが、やはり簡易な方式か Linux 向けの記事ばかりで、急ぎの仕事ではとうとう間に合わなかった
テスト環境は Windows 版なので、ドライブ文字をどう入れるのかをすっかり忘れてしまい、結局、 Firebird の稼働しているドライブ(C:ドライブ)にDBファイルをコピーして、その場をしのいだ

やはり正解が知りたくなり、改めて調べてみたら、
http://www.firebirdsql.org/file/documentation/drivers_documentation/Jaybird_2_1_JDBC_driver_manual.pdf
に解説が載っていた


自分の失敗例

DataSource=jdbc:firebirdsql:d:/database/test.fdb

正解

DataSource=jdbc:firebirdsql:localhost:d:/database/test.fdb

要は、ホスト名を省略しなければ、ドライブを D: などと書けるのであった
これを知らずに ///d:/ /d:/ などと書いて、一向に埒が明かなかったのであった

焦っているときは、正解ページをなぜか引けないものなのかもしれない



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