当ブログ運営者の居酒屋八角こと店主の八角です。
休暇明けの1月からから外航船に乗船勤務している息子の今回の行き先は、中東湾岸諸国です。
台湾や、シンガポールにも寄港し、マラッカ海峡からインド洋に抜け、オマーン、UAE,サウジアラビア、クウェート、等で積み荷の自動車を全ておろしました。
中東最初の寄港地は、 オマーンのソーファ という港でペルシャ湾の入り口にあります。
入港前の船内は、入出港の書類作成や代理店とのやり取り等、準備で乗組員皆、忙しく、しかも中東湾岸諸国は、それぞれの港が近接しているので、毎日入港、出港を繰り返すので皆、寝不足気味だそうです。
「陸」 (代理店等)とのやり取りは、当然、英語になるのですが、今回は、アラビア語圏ということでアラビア語表記の書類(下記画像)も添付されていたそうです。(笑)
もちろん、アラビア語はわからないので、英語バージョンの書類での対応となるのですが、、
やはり、外航船員、特に航海士を目指されている方は、英語の重要度が増すそうです。
息子が、通っていた、商船高専でも一般教科としての英語以外にも海事英語などの専門的な英語教科もいくつかあることからも、英語が重要視されていることが、わかります。
就職試験の時には、外航大手などは、トーイック(TOEIC)の点数も求めてきますので日頃の英語力アップも重要度が増します。
やはり、日頃からの英語学習が大切なようです。
別の記事でも記述しましたが、現代の外航船は、フィリピン人やブルガリア人等外国人船員と仕事することがほとんどです。
当然、意志疎通は、英語になります。
仕事をしながら、船上留学といったところでしょうか。
余談ですが、長期に渡って外国航路を航行する外航船は、会社の方から福利厚生ということで、予算が付くそうです。
そのお金を使って船内では、時々パーティー(下記画像)が行われるそうです。
先日は、船上で
デッキゴルフ大会
が開催され、その後は、パーティーが行われたそうです。
ちなみに、デッキゴルフとは、船上の甲板を使って行われる、ビリヤードに似たゴルフだそうです。
パーティーでは、陽気な国民性のフィリピン人クルーが盛り上げてくれるそうです。
ちなみに今回のメインは、豚の丸焼きのレチョンではなく、ツナヘッド(マクロ頭の丸焼き)だったそうです。
上記の二点の料理は、パーティー時には、必ず出るそうです。