本日は、「地球の自転速度って実はどんどん遅くなっている」ことについてお話したいと思います。
地球は約46億年前に誕生しました。
その頃の地球は、実は現在よりもめちゃくちゃ早い速度で自転していたんです。
大体、今の地球の自転速度よりも 4倍以上 速い速度で回っていました。
なので、1日の時間は 5〜6時間 だったんですね。
現在の地球の自転速度は、もちろん24時間ですね。
なぜ自転速度が遅くなってしまったんでしょう?
その原因は 月 にあったんです!
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月が地球の自転にブレーキをかけている!
地球の海には満潮と干潮がありますよね?
この満潮と干潮は、月が原因で起こっているというのは、聞いたことがあると思います。
でもその仕組みまで知っている方は少ないのではないでしょうか?
この満潮と干潮を起こす力は 潮汐力(ちょうせきりょく) と呼びます。
この潮汐力の強さって、地球の重力の 約1000万分の1 しかありません。
とてもとても弱い力なので、日常生活で人間が感じることはありません。
しかし、海水などの液体になると、影響が出てくるんですね。
では、この潮汐力ですが、どういう仕組みで起こっているのでしょうか?
これは、月の方に向いている海が月の重力に引っ張られるために起こっているんですね。
簡単に言うと、月が真上にきたときに最も潮が満ちます(実際には真上より少しずれます)
絵で書くとこんな感じです。
絵心が皆無でサーセン・・・orz
こうやって海は月の方向に引っ張られていますが、先ほど書いたように、海底や海岸などの固形物は潮汐力の影響を受けずに、地球の自転でどんどん回っていきます。
するとどうなるかと言うと、海底と海水の間で摩擦が発生します。
この摩擦力がブレーキとなってしまい、地球の自転がどんどん遅くなってしまいます。
これが自転が遅くなっている真相です。
この摩擦はもちろん今も発生しているので、今後も地球の自転はどんどん遅くなっていきます。
1日が24時間でなくなってきます。
まぁ、そのころには人類はいないでしょうけど(笑)
でわでわ ( ´Д`)ノ~
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タグ: 地球