灼熱地獄の太陽に水がある、そんな話、信じられますか?
太陽の表面温度は約6000度です。
さすがに液体の水は存在しませんが、水蒸気なら存在することが観測によって確認されています。
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太陽は何でできている?
そもそも太陽がなにで出来ているのかご存知ですか?
太陽は73.46% が水素で、24.85% がヘリウムです。
ほとんどが水素とヘリウムで出来ているんですね。
これは何故かというと、太陽の中心では核融合が起きていて、水素がひっきりなしに燃やされています。
核融合反応というのは、莫大なエネルギーと光が発生します。
なので、太陽は光り輝いているわけです。
さて、水素が核融合すると何が出来るか。
そう、ヘリウムが出来るわけです。
要するに、 「太陽は水素を燃料として光り輝き、燃えカスとしてヘリウムが出来る」 というわけですね。
ほとんどが水素+ヘリウムで出来ている太陽ですが、2つ合わせて 98.31 %です。
実は、この残りの 1.69 % の中に、酸素が 0.77 %含まれています。
水素と酸素、H と O 、ここから連想されるのは・・・?
そう、「水」(H2O)ですね!
水素と酸素があるのだから、水があってもおかしくないわけです。
水蒸気の分解温度の問題
水(液体)を加熱していくと 100度で水蒸気になりますよね。
その水蒸気をどんどん加熱していくとどうなるか知っていますか?
実はあまり知られていないと思いますが、大体 2500度 〜 4000度(条件による)で水素と酸素がばらばらに分解されてしまいます。
太陽の表面温度は約6000度です。
これでは水蒸気も存在できません。
話が違うジャマイカ!
太陽の温度が低い場所
落ち着いてください。
太陽の表面は均一に 6000度 というわけではないのです。
皆さんもよく知っています。
そう、 黒点 です。
黒点の温度は約4000度。
おっ?ギリギリいけそうですね!
そうなんです、実際に観測で水の証拠が発見されたのです。
驚きですね!
これであなたも1つ宇宙マニアの階段を昇り始めました。
どんどん一緒に昇っていきましょう!
でわでわ (´∀`*)ノシ
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