オスとメスでは、オスのほうがだんぜん綺麗。
メスを惹きつけなくてはいけませんから(^_^)。
ジョコ(私のペット・犬)と散歩中に、いきなりジョコが茂みに突進することがあります。
すると、そこからキジがバタバタと飛び上がるのです。
匂いが(あるいは音で)わかるんでしょうね。
キジのことでは「雉も鳴かずば打たれまい」という話、ご存じでしょうか。
これは「余計なことを言ったばかりに、自ら災いを招いてしまう」という諺で、その諺の裏には悲しい話があります。
長くなりますのでかいつまんで話すと——
貧しい父と娘がいました。娘のために「あずきまんま」を盗んでしまった父は、娘が「あずきまんまを食べた」と歌いながら手まりで遊んでいるところを人に聞かれ、父は捕らわれて人柱になります。娘は泣きつづけたあと一言も口をきかなくなりました。
あるとき猟師がキジを撃ち、落ちたところに行くと娘がそのキジを抱きながら言っています。
「おまえも鳴かなかったら打たれずにすんだろうに」と。
自分の歌のために父を失った娘はキジと重ねてそう言ったのですね。
悲しい幕切れの話になってしまいました。
でも、たまにはいいかもしれません。
楽しいきもち、優しいきもち、悲しいきもち、哀れみのきもち——私たちには必要な感情ですよね。
【このカテゴリーの最新記事】
- no image