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2015年03月05日

子どもの教育例

私は0歳から大人まで様々な教育関連の仕事をやってきました。
そこで、教育についてこれまでの知識をまとめたいと思います。
なお、教育はどう育てたいかといった目標によって多岐に渡りますし、様々な考え方があるのも事実です。
これは、あくまで私見ですので参考程度に読んでいただければ幸いです!

【妊娠中】
子どもが生まれる前にまずはどう育てたいのか夫婦で統一見解を作るべきです。
なにも話し合わないと喧嘩のたねになってしまいます。
また、道筋の定まらない教育が走ってしまいます。

教育は心身ともに、そして経済的に豊かにするために必要なものだと考えています。
そして、力の許す限り他人にも豊かさを与えられる人になれればいいのではないかと思います。
他人には出来ないとしても足を引っ張ったり、傷つけることは避けるべきと考えます。
このような人物像を理想とした教育を組み立てます。
ちなみに100%達成するとは思いませんが、そういう方向性だということを理解していただければと思います。

【0〜3歳】
とにかく愛情を与えます。
この時期はたくさん子どもと触れることです。
ちゃんと向き合ってあげることです。
難しくても構いません。多くの言葉を投げ掛けてあげることです。
将来の語彙力が全く違います。
この時期の英語教育について、私は否定的です。
日本語をしっかり学んだ後でも遅くありません。
(賛否両論あります。)
育つにつれて五感をたくさん使う教育については肯定的です。
(歌、ブロックなど触れるもの、花の匂い、色に触れる、食べる)
ここでの接し方は褒めるのがほとんどにしても構いません。
逆に怒る教育は、怒られる理由を理解するには早い年齢です。

【4〜6歳(未就学児)】
社会性が急速に育つ年齢になるので善悪のしつけをします。
体罰はやめた方がいいです。
なぜダメなのか?
これを理解させることに時間を費やすべきです。
また、この時期にお稽古をはじめるのはいいことですが、目的はあくまでしつけ、社会性、目標達成力、徳育などの非認知能力養成だと考えましょう。
例えばピアノの実技、運動能力、珠算、書道、語学力などの認知能力は非認知能力を養成すればその後伸びやすくなります。
何か突出して身に付けたい力があるならば、それを好きにさせることが一番です。

【7〜12歳(小学生)】
これまでに非認知能力を養成してきたならば、より具体的な認知能力養成(学力、運動能力、芸術、音楽など)をします。
素頭を良くするには学力が早いです。
何をするにも頭の回転が早いことが理想だからです。
(芸術家ピカソはお金持ちで、ゴッホは貧乏だったという違いは学ぶところが多いかもしれませんね。)
中学受験を考えてもいいかもしれませんね。

【13〜18歳(中高生)】
小学生後半もすでに思春期が訪れますが、思春期は自立しようという心理が働きます。
その際、親に反抗することになるのです。
この時期は思いきって自主的に様々なことに挑戦させると良い時期です。
なお、その中にもルールは必ず守らせるべきです。
そのルールが守れない場合どうするかということまで取り決めます。
例えば携帯電話。
一ヶ月の使用料やネットの使用量について上限を定めて守れないならば携帯電話解約。
その他門限やお小遣い上限、学業優先(アルバイト禁止など)。
ある一定の規律の中で自立をさせていきます。
【19歳〜(就業前)】
職に就くまではある程度の支援がなければ学業を修めることが困難かと思います。
この時期は出きれば独り暮らしをさせてより自立を促す方がいいと思います。
いつまでも親に身の回りの世話をしてもらっては自立の妨げになります。
この時期の親の役割は経済的援助とアドバイス程度です。
ただし、経済的援助が必要ならば守るべきルールを定めます。
例えば大学ならば卒業を4年ですることを条件に援助をする。それ以上は自分で何とかすること。
毎月○○円の援助意外は完全に自分でやりくりする等...
【社会人】
経済的援助も実家での暮らしも提供しません。
ここからは完全に自分の人生です。

この一連の流れは子どもにあらかじめ年齢に応じた伝え方で認識させておくとそういう方向で心の準備ができます。

以上てす。
これは一部だけ実践してもうまくいかず、一連の流れをすべて行って初めて成立するものです。

何度も言いますが、教育は様々な考え方があります。
ただし、参考の一つとして捉えていただければ、子育てのヒントにはなるかもしれません。
posted by lifereview at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育
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