カメラで捉えたまぶたのわずかな動きを分析して眠気を感じた人を割り出し、自動的に空調を管理する。
ダイキン工業とNECは25日、オフィスでの眠気を防止する空調システムを開発したと発表した。
NECの顔認証技術と人工知能(AI)により人の眠気を推定し、ダイキンの空調技術で室温を調整する。
集中力を維持し仕事の生産性向上につなげる。
2年以内の事業化を目指す。
両社の共同研究で、眠気の兆しが見えた初期段階で、部屋を冷やすと覚醒効果が大きいことが判明した。
カメラで捉えたまぶたのわずかな動きを分析して眠気を感じた人を割り出し、自動的に空調を管理する。
多くの人がいるオフィスでどの程度の人が眠気を覚えた時点で冷気を送るのが最適なのかといった課題も残っているという。
今後は他社のオフィスでも実証実験を重ね、商用化にめどを付けたい考えだ。
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