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posted by fanblog

2022年04月23日

「魔女」(上・下)*カミラ・レックバリ




* 「Häxan」Camilla Läckberg *


エリカ&パトリック事件簿第10弾。
43の言語に翻訳され、60カ国で出版されたらしい。

「魔女」(上・下)*カミラ・レックバリ(集英社文庫)

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厚みのある本が上下巻となっている。
読み応えがありつつも、面白いのでページが進む。
気づけば読み終わっているというような作品。
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親から子へと時が受け継がれていくにつれ、複雑かつ深刻な状況を作り上げていく過去のある事件。
これは親の問題だったのか、それとも、いにしえからの呪いだったのか。
移民やイジメといった社会問題にも切り込んだ素晴らしい作品。

「エリカ&パトリック事件簿」は、10巻目の「魔女」以降出ていない。
とは言え、本書も続きが気になる終わり方。
是非ともこの続きが読みたい!!!!

I am looking forward the next novel of this series !!






posted by mysterynovels at 16:14| SWEDEN

2022年02月27日

「獣使い」*カミラ・レックバリ




「Lejontämjaren」 Camilla Läckberg *


エリカ&パトリック事件簿 第9弾。
これぞ、北欧ミステリーといった感じの作品。

「獣使い」*カミラ・レックバリ (集英社文庫)

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冒頭から登場するエグい犯罪。
凍てつくような冬の描写が加味されて更に寒さを感じてしまう。

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持って生まれた特殊性なのか、それとも育つ段階で得た特殊性なのか。
サイコパスは現実の世界にも息を潜めているであろうと思うと更に怖い。

世界平和を祈ります。






posted by mysterynovels at 13:33| SWEDEN

2022年01月29日

「死神遊び」*カミラ・レックバリ




* 「Änglamakerskan」Camilla Läckberg *


北欧ミステリーの女王とも言われているカミラ・レックバリの作品。
エリカ&パトリック事件簿シリーズ第8弾。

「死神遊び」*カミラ・レックバリ(集英社文庫)

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この時期の彼女の作品を読むと、子育ての大変さがよく分かる。
おそらく彼女自身もそんな時期で書いた作品なのかもしれない。

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今回は私の好きな、メルバリの登場が少なく残念。
でも、そのかわりにユスタの魅力を窺い知る事が出来ました。

Have a nice weekend!






posted by mysterynovels at 09:57| SWEDEN

2022年01月19日

「霊の棲む島」*カミラ・レックバリ




*「Fyrvaktaren」Camilla Läckberg *


カミラ・レックバリ「エリカ&パトリック事件簿」シリーズ第七弾。

「霊の棲む島」*カミラ・レックバリ(集英社文庫)
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ちょっとホラーめいた感じにゾクゾクしてしまう。
とは言え、今回もしっかり社会問題をテーマを焦点にしている。
まさに彼女の作品のすごさを感じる。

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またエリカの家族・パトリックの職場の人間模様に益々釘付け。

(追記)そういえば、この本を買った年にレックバリが来日されていたかも。

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Have a nice day !







posted by mysterynovels at 22:25| SWEDEN

2021年12月09日

「人魚姫」*カミラ・レックバリ




* 「Sjöjungfrun」Camilla Läckberg *


エリカ&パトリック事件簿の第六弾。

エリカの友人であるクリスチャンが今回のキーパーソン。
シリーズ第五弾「踊る骸」に、彼は既に登場済(図書館で資料を集めてくれたスタッフとして登場してますね)。しかもその時点で、今回の焦点となる「人魚」という作品を書き始めている事がわかります。

「人魚姫」*カミラ・レックバリ(集英社文庫)

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幼き頃に深く刻まれてしまった心の傷は、大人になって更に厄介で複雑なものとなっていくのでしょうね。推理小説でありながら、いじめ・虐待についての深刻さを考えさせられる一冊。

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そして最後の最後で「一体どうなっちゃうの???」という衝撃の終わり方が!!

Have a nice day!







posted by mysterynovels at 22:02| SWEDEN

2021年12月03日

「踊る骸」*カミラ・レックバリ




* 「Tyskungen」Camilla Läckberg *


エリカ&パトリックの事件簿シリーズ第五弾。

「踊る骸」*カミラ・レックバリ(集英社文庫)

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エリカ&アンナの母の過去についてを探る。

戦争が残した爪痕がどれだけ深いものであったのか。
推理小説ではあるけれど、歴史小説的な要素も感じる一冊。

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それに加え、生と死についてが絶妙に描かれているのが何とも言えない。
様々な面で本当に素晴らしいと思う。

Have a nice weekend!






posted by mysterynovels at 21:58| SWEDEN

2021年11月17日

「死を哭く鳥」*カミラ・レックバリ





* 「Olycksfågeln」Camilla Läckberg *


カミラ・レックバリの「エリカ&パトリック事件簿」第四弾。

「死を哭く鳥」*カミラ・レックバリ(集英社文庫)

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一見何の関わりの無さそうな様々な事件が、少しずつ繋がっていく。


主人公エリカと、その家族。
夫パトリックと、その職場。
それぞれの人間模様も巻を重ねるごとに活き活きと描かれているように思う。

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巻末に登場するエリカの母の遺品が第五弾「踊る骸」の序章となっているのも興味深い。

Have a nice day!






posted by mysterynovels at 20:24| SWEDEN

2021年10月03日

「悪童」*カミラ・レックバリ





* 「Stenhuggaren」Camilla Lackberg *


スウェーデンの女流推理作家カミラ・レックバリのエリカ&パトリック事件簿シリーズ第三弾。

「悪童」*カミラ・レックバリ(集英社文庫)

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現在、このシリーズは10巻まで出ているけど、私はこの「悪童」が一番ゾクゾクしたかも。
これぞ、カミラ・レックバリの推理小説!!って感じが詰まった一冊に感じる。

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一人の幼い少女の水死体が上がった所から、この物語は始まる。
この少女を取り巻く家族や近隣の人々の問題が浮き彫りとなっていく。
伏線として描かれている過去からのストーリーは一体何に繋がっていくのか。

最後「えっ!?続きはどうなっちゃうの?」と次作をすぐに読みたくなる終わり方もすごい!


素敵な一週間を






posted by mysterynovels at 21:52| SWEDEN

2021年09月21日

「説教師」*カミラ・レックバリ





* 「Predikanten」Camilla Lackberg *


スウェーデンを舞台にしたエリカ&パトリック事件簿シリーズ第二弾。

「説教師」カミラ・レックバリ(集英社文庫)

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第一作目の「氷姫」で「このシリーズ読んでみたいかも・・」と思い、第二作目の本書で「早く続きが読みたい!!」という衝動に駆られてしまった。

洞窟で若い女性の全裸遺体が見つかった事で捜査が行われる。
作家エリカとパートナーの刑事パトリックが追う事件の真相。
このシリーズの手法とされる、過去と現在がシンクロした時に解ける謎が見事!

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さすが北欧ミステリー。
猟奇的な感じが何とも鳥肌モノ。

この後、私は彼女の作品にハマってしまった。
現在の10作目「魔女」以降の続きを楽しみにしている。




Have a nice day








posted by mysterynovels at 07:00| SWEDEN

2021年09月15日

「氷姫」*カミラ・レックバリ




* 「Isprinsessan 」Camilla Lackberg *


おそらく私が今一番好きな女流作家であろうカミラ・レックバリ(スウェーデン)。
今回ここで紹介するのは、エリカ&パトリック事件簿シリーズの第一弾。

「氷姫」*カミラ・レックバリ(集英社文庫)

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さすが北欧ミステリー、猟奇的な香りがすごい。
数年前の事ではあるが、本書を読んで一気に彼女の作品に惚れ込んでしまった。
しかもこのシリーズ、登場人物の性格が際立って来ている事もあって、新刊が出る度にどんどん面白さが増しているように思う。
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日々更新をされている彼女のインスタグラムをいつも眺めてる私。
新刊が出ているものの、日本での最新刊は10作目の「魔女」以来止まったまま。
書店で、新刊が出ていないかどうか集英社文庫の棚をチェックする日々が続いてる。
早く翻訳されて新刊が出ないかな。

(追記)どうやら、早川書房さんで新作が出ている模様。エリカ&パトリックのシリーズではないけれど、それはそれで楽しみ!すぐにチェックしまーす♪







posted by mysterynovels at 21:04| SWEDEN
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