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2013年04月10日

びわ湖なぎさ公園用チャリ

b.だんだんあったかく日差しも力強くなって来やしたぜ、親方、

a.部屋で音楽聴いてる場合やないなあ、

b.自転車でパァーと出かけましょか、どっか、

a.天気のエエ日はどこまでも走って行きたくなる、そんな季節の到来や、

b.JRの駅前でチャリンコ、チャッチャと袋詰めして、観光客だらけの京都を脱出、

a.のびのびと広い琵琶湖はいつも気持ち良い、

b.京都から最寄りの琵琶湖と言えば、観光船が出入りする浜大津港、

a.ここから、水辺に沿って近江大橋のさらに先まで、これほど悩みのない散策路も珍しい、冬はさすがに北風モロ吹きつけてサビイけど、それでも 足繁く かよったなあ、

b.これから芝桜も見ごろっす、

a.ボランティアの人たちが丹精込めて育ててくれてるらしい、今じゃなぎさ公園の名物なりよ、

b.でも、岡山からじゃちょっと遠い、

a.ときおり猛烈に琵琶湖へ行きたくなるんだけど、また岡山にもどること思うと別れがつらくてなあ、頼む、周辺住民の誰か、オレの代わりに行っちくり〜、

b.琵琶湖って何がそんな良いんすかねえ、

a.なぎさ公園に限っていえば、広々してて、色々な人々が行き交う、なんか京都より都会に思えるほど、

b.琵琶湖ホールやプリンスホテルなんか建ってるせいかなあ、

a.それもあるけど、1980年代にやっと完成した公園なんで、良い意味で歴史が浅く、雰囲気が明るくて新しいんだ、

b.昨年、京都離れるとき、会社の同僚に勧めたんすね、ここ良いって、輪行用自転車と一緒に、

a.とりあえず、山科疎水となぎさ公園あたりを紹介した、自転車は折りたたみのダホンならどうかと思って、5万くらいのを薦めたと思うけど、乗ってるかなあ、乗ってねえだろうなあ、

b.ふつう5万のチャリっていうとかなりのぜいたく品、

a.そうだなあ、ホームセンターで1万以下の売ってるからなあ、でも、やっぱり5万前後は出して欲しいなあ、タマシイ乗せるモノやから、

b.ところで、元祖、折り畳み自転車メーカー、DAHON、昨年創業30周年っす、

a.そうか、それもあって勧めたんだ、

b.どれ勧めたんすか、

a.Dash P8もカッコいいけど、やっぱり値段的には、RouteかBoardwalk D7、カラーも豊富だし、実際この辺がいちばん数出てるんじゃないかなあ、

b.輪行袋は別売りっす、

a.じゃあ、本体価格プラス4千円前後ってことか、

b.では、さっそく楽天で見てみませう、

a.ああ、自分も欲しくなってきた、とくに必要ないけど、

b.いきなり本命登場、ここ安いっすねえ、純正じゃないけど輪行袋ついて、他に鍵とライト込みで、Boardwalk D7が46305円、Routeが38745円しかもポイント10倍で送料無料、やりまんなあ、

a.写真大きいし、ページデザインもきれいで印象良いなあ、女性客も取り込もうって意欲も伝わってくるし・・・ともあれ、5月の連休間近って事で、今イチバンの稼ぎ時なんだろなあ、








元祖 折り畳み自転車メーカー 
DAHONのかっちょいいホームページ
http://www.dahon.jp/index.html




大津湖岸なぎさ公園の情報
http://www.otsukoen.org/category_04_05.php

公園付近の大きな写真もどうぞ
https://www.icloud.com/journal/ja-jp/#1;CAEQARoQZERUuABtLukjz2Qbnzsg-w;737E6A4F-09DC-4231-B15D-51898ACA1984



2013年03月20日

自転車で流す京都の魅力

a.ところで、京都の魅力って何だろうなあ、音楽から離れるけど、

b.ほぼ30年暮らして、ほぼ自転車で移動して、京都のどこが良かったのか、

a.歴史ある町なので、道の選択肢が多い、とくに路地は豊かだった、

b.観光客と学生が多い、だから平日の昼間からブラブラしててもまったく目立たない、

a.とくに京都は年がら年中、どこかでお祭りしてるから、町並み地味だけど、いつも華やいでるというか、

b.クルマが多い、これはどこの町もそうか、

a.しかし、原付バイクやチャリンコもそうとう多い、岡山市とか圧倒的にクルマばかり、田舎になればなるほど、

b.空襲に遭わなかった京都は、歴史ある町並みが残ってて細い道が豊富なので、みんな運転が丁寧になる、

a.道せまいんで、互いを気づかって運転しないと、すぐ事故るんだ、

b.どこまでも町がつづく平野部、

a.平野部はとにかく町が途切れない、私鉄沿線に大きな町・小さな町がなんだかんだ続いてて、そのまま区切り無く奈良や大阪へつながってる、

b.琵琶湖もふくめて近郊に魅力的なエリアがいっぱいある、

a.これという観光地でなくても、個性的で魅力的な景色がそこかしこにぎっしり詰まってる、鉄道網も完備されてるから輪行パラダイス、

b.輪行とは?

a.自転車を袋につめたら、電車やバスに無料で乗せられる便利な旅の方法、

b.京都市に住む休日のお父さん向けに、ちょい乗りコースをひとつ、

a.嵐山に住んでたから、 大原野 あたり、定番の散歩コースだったなあ、竹林がわんさかあって、 洛西ニュータウン は歩車分離で走りやすいし、桜やモミジは観光地より心静かに眺められるし、由緒ある社寺やその周囲を固める昔ながらの集落も素晴らしい、小川や丘のにそって耕された田畑の美しさも、

b.桂川の支流、小畑川(おばたがわ)が北から南へ流れ、

a.川ぞいにクルマ少なめの道がのびて、地元のヒトがウォーキング、

b.川にそって南下すれば、桂川へ合流。その河川敷には 広い公園 、でも、ここまでくると、岡山とそれほど変わらないっすね、

a.そうだなあ、いったい何が違うんだろう、京都市と岡山市、

b.いろんな味がするじゃないすか、京都の方が、いろんな人がいろんな動きするし、

a.漠然としてるけど、そういうことだろうなあ、いろんなタイプの人たちが色んなことをしてる、そこから来る解放感っていうか、そんな中で自転車走らせると、気が紛れるんだろうな、

b.道の分岐が多いのもこれに関連するんでしょうね、

a.必要に迫られて各時代にいろんな道が出来ていく、それが太古の昔から積み重なって、コースのバリエーションが豊かで面白い、「あれ、まだこんな道あったのか」って、何年たっても発見がある、

b.だから飽きないんだなあ、

a.京都もクルマだらけ、だから初めのころはとても走りにくかった、でも、クルマが入ってこれない抜け道を知るにつれて、静かで味わいある町並みが次々に姿を現してくる・・・、道のチョイスが多いから、その日の気分にピッタリ来るコースも選べる、

b.岡山にも歴史ある複雑な町並みがあるけど、たとえば後楽園の借景、操山(みさおやま)のふもと付近、

a.いいねえ県立朝日高校のあるあたり、クルマ入れないような小道に歴史ある寺院が点在して、小さな丘の上に 玉井宮 、東山峠を越えて 曹源寺 、京都だとああいうのが連綿と続くんだ、もっと新旧のバリエーションを伴って、

b.やはり、空襲で焼けなかったせいで、古い町並みが味わい豊かにするんでしょうね、街を、

a.岡山はほぼ丸焼けだったから、市街地中心部は、作りがどうしても単純になる、仕方ないさ、

b.町中からかなり外れた玉井宮も被弾したそうです、

a.ああ、あと言い忘れたけど、京都市に隣接する向日市(むこうし)と長岡京市の面白さ、休日チャリンコでゆったり流すんだったら、この町の路地裏探索も楽しい、クラクラするほど道の分岐が多くて、細い道ほど楽しい、曲がるたびに色んな味がして、何度走っても飽きない、これは近隣住民に与えられた至福のひととき、天気の良い日は意味も無く路地裏を遠回りして、ご近所のスーパーへ、たちまち幸せになれますよ!


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