2014年01月27日
京都府向日市(ムコウシ)自転車散歩(5)「向日神社からすぐ北の丘へ」
b.ところで、向日(ムコウ)神社のイメージでまず思い浮かぶのは?
b.桜が散ったあとは?
a.いつもの静けさにもどるけど、参道の両わきに散った花びらが吹き寄せられて、それも美しいなあ、
b.そのあとは?
a.夏に向かって葉がだんだん茂ってきて、両側から伸びた枝葉( エダハ )がミドリのトンネルになって、いつも通りの静けさにもどる、初老の男性がひとり黙々と歩いてたりして、
b.ところで、なんで天文館が向日(ムコウ)神社のわきに建ってるんすか、
a.昭和から平成の変わり目に「ふるさと創生事業」っていうのがあって、各自治体に一億使い切れとのお達しがあったから、それでやむなくというか、無理矢理というか、
b.そういえば、一億円分の金の延べ棒を買った自治体もありましたね、
a.やっぱりなんか唐突な感じがするよなあ、外側から取って付けたような、
b.で、こっからどう行きましょう、
a.神社わきの勝山公園は子供に人気あるようやけど、ここもサクラが見事やったなあ、数はなかったけど、
b.しかし、この神社の建つ丘は平たいスペースがたっぷりあって良いすね、
a.実際の画像はこちらのお方がブログにとてもたくさん載(ノ)せておられるんで、コチラからぜひ、ここまで詳しい画像はウェブ上でもここだけやもしれません、
向日神社その1
http://blogs.yahoo.co.jp/hiropi1700/25213644.html
向日神社その2
http://blogs.yahoo.co.jp/hiropi1700/25216155.html
b.ところで、公園の端っこから下へ降りてく道が見えてる、丘の反対側へ降りるんかな、
a.クルマでも通れそうなアスファルト、
b.丘の下に府営団地がずらりと並んでる、全部で15棟(トウ)もあるんか、その先にはまるでこの団地の付属施設のように、パチンコ屋、食品スーパー、ホームセンター、至れり尽くせりやな、しかも丘の上には競輪場まで、
a.ここで競輪が開かれるときはけっこうな群衆が向日市(ムコウシ)にあふれてたけど、ここも閉鎖が決まったんやなあ、なんかちょっと寂しいなあ、競輪には興味ないんやけど、
b.この向日町(ムコウマチ)競輪場、天狗塚(テングヅカ)ってとこにあるんすね、地図でみたらけっこう広大なスペースなんやなあ、
「終わるんか、天狗の塚のチャリレース」、
a.さてこっからどう行こか、とりあえずクルマだらけの道をわたって、そのまんま道なりに丘の上へ登っていこう、クルマ止めもあるから静かで安全や、
b.登り切ると景色が一気に広がりますねえ、向日(ムコウ)神社よりもずいぶん広く見渡せる、
a.ああ何度この丘から大好きな洛西(ラクサイ=京都の西エリア)の地を見晴らしたことやろう、
b.大原野( オオハラノ )って言うんか、このあたり、
「向日市(ムコウシ)の丘で見晴らせ大原野(オオハラノ)」、
b.しかし、会社の帰りによく来てましたねえ、こんな遠くまで、
a.勤めてた会社は京都市の西大路五条あたりにあったけど、バイトなんで3時には退社して、桂川にそってサイクリングロードを一気に南下(ナンカ)、天王山大橋から対岸にわたって、支流の小畑川(オバタガワ)にそって自宅の嵐山へ、毎日楽しかったなあ、
b.なにが楽しいんすか、
a.この基本コースを中心に道の選択肢が恐ろしく豊富なんで、あれこれ組み合わせると、かならずその日の気分にぴったり来る道筋を描けるからなあ、
b.確かに向日市(ムコウシ)だけでもそうとう複雑な路地が続いてる、
a.野中の一本道みたいにすっきりスピードは出せないんやけど、代わりにコースを選択する楽しみが無限にあって、これはこれでとってもオモロかったなあ、
b.ところで、今やり取りしてるこの丘、なんて呼びましょう、
a.「西の岡」が正式かもしれんけど、感じ出ないから、向日丘陵(ムコウ・キュウリョウ)って呼ぼう、
b.そのココロは、
a.丘全体がほぼ向日市(ムコウシ)やし、丘の上には皇族(天皇一族)の陵墓(リョウボ)もあるし、
b.じゃあ、次回はそんな向日丘陵を走ってみましょう、
a.そうしましょう、