今年の5月で67・・・一生縁がないと思ってた電動アシスト自転車がこれほど暮らしを変えてくれるとは、
人力(じんりき)自転車にくらべてあまりに高価なんでずいぶん迷いましたが、結果、大成功すね、
こんなことならもっと早くから乗っとけば良かった、
人力(じんりき)自転車では登るのをためうような激坂の先にそびえる見晴らしポイントまで、臆せず(おくせず=ためらわず)どんどん登って行けますし、汗冷えも息切れもしないから、余裕を持ってカメラをかまえられますし、そんな見晴らしポイントをいくつもつないで走れますし、
電動アシストに加えてマウンテンバイクの太いタイヤもあるから、こんな季節はどんなに落ち葉がぶ厚く積もっていても平気で走りぬけるし、
スピードが出ない代わりに、オフロードバイクの比較にならないほど静かにかつ安全に走れますし、
タイヤが落ち葉を踏みしめる音や吹きすさぶ木枯らしが森全体をゆする音、鳥たちのさえずり、町のざわめき・・・エンジンでかき消されない微細な音がしっかり聞こえるのは自転車乗りだけに許されたしあわせや、
しかも電アシ(電動アシスト自転車)なら、しんどい場面はしっかりサポートされながら、同時にしっかりペダリングできるから芯から温まりますし、
アシストがあるおかげで、激坂でも汗冷え手前あたりのイチバンええ感じの運動量がずっと維持できるし、
『千と千尋(ちひろ)の神隠し』の家族が引っ越しするニュータウンのような坂だらけの町にもラクラク登っていけますし、
ニュータウンは、高台の木々をなぎはらって生まれた住宅街なんで、すっきり見晴らせるポイントだらけやし、周辺の村々には歴史の深い古道(こどう)も張りめぐらされてるから、新旧の景色の対比も楽しく、
ちなみに我々が暮らすニュータウンも、大々的に森をなぎはらい傾斜地をフラットに造成して生まれたので、一見ひどい自然破壊のようにも見えますが、そのじつ遺跡調査によると、2千年前にはすでにこの高台に弥生人(やよいじん)たちがおおぜい暮らしていたという、
きのうも近所の気になる高台のオフロードに入って行ったら、深い森の入り口には神社の遺跡があったり、古いお地蔵さんがひっそり眠っていたり、その先にも深い落ち葉のW(ダブル)トラックが伸びていたり、
Wトラックってなんですの、
道の両端に4輪車の轍(わだち)が刻(きざ)まれてるオフロードのことや・・・その半分の道幅ならシングルトラック、
その落ち葉びっしりのオフロードの先は、
とつぜん見晴らしの良い段々畑の頂上に出てきて、眼下(がんか)にはいつものお散歩コースが、
そこで行き止まりですか、
すぐそばにイノシシを捕獲(ほかく)する檻(おり)が置いてあって、その先は倒木で道がふさがれて・・・けど念のため『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』を降りてしばらく歩いてみれば、不意に江戸時代かそれ以前の古い墓地が見えて来て、さらに進むとその先にはなじみの幹線道路が、
じゃあ引き返さんと、
リッジランナーが走れるように、大きな倒木は左右に押しやって、道におおいかぶさる小枝が目に入りそうなんで保護用メガネをかけて、ぎりぎり最後まで走り抜けることに成功、
人生初となる 2.7インチのセミファットタイヤですが、これが電動アシストと組み合わさると、圧倒的な走破性なんすね、
最初見たとき恥ずかしいほど太(ぶ)っといタイヤで、いくら何でもやり過ぎに思えたけど、じっさい走らせてみると、今まであきらめてた悪路をスイスイ走るんでビックリの連続、
それにしても、こうやって落ち葉に埋もれた古道をたどると、『ゼルダの伝説』の実写版をプレイしてるような、
シリーズ生みの親、宮本茂氏の故郷、京都府南丹市園部町あたりも、古い歴史と奥深い自然の宝庫やもんなあ、
かつてWii(ウィー)で遊んだ『スカイウォードソード』を再度遊び直してますけど、宮本氏の幼少期の体験とか色濃く反映されてるような、
じっさい『ゼルダの伝説』の歴史解説動画なんか観てると、日本古代史のような生々しさがあるし、それでいて徹底的にエンタメ仕立て(じたて)になってるし、あらゆるゲーム機に対応してるし、ホンマようできてるなあ、
まさかe-MTBとゼルダの伝説が結びつくとは思いませんでしたが、ご近所の歴史探索にも最適ということで、
オフロードバイクだと馬力や重量があり過ぎて危険すぎる古道(こどう)の探索も、セミファットタイヤをはいた e-MTBなら安全かつラクにクリアできるし、やっぱり乗れば乗るほど『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』って思うなあ、
クリックするとクリアで大きな画像を楽しめます
PENTAX K-3 Mark III Monochrome HD PENTAX-DA 70mm F2.4 Limited (JPEG 撮って出し)