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政治は「経世済民」それに至る道は会社の経営・家計の遣り繰りと同じです。真面目な方なら、どなたでもできます。
小池叩き危惧し懇談会 都Fの“メディア懐柔工作”は大失敗
日刊ゲンダイDIGITAL 2017年12月9日
かつての勢いはどこへやら。8日に行われた、都議会定例会の一般質問。小池都知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会(都F)」を離党した音喜多駿議員が質問に立ち、「(市場移転問題で)知事が下した判断は間違っていた」「情報公開が不十分」などと“元親分”を徹底追及した。
音喜多氏が昨夏の知事選後に小池初登庁を笑顔で出迎えた時の姿が嘘のようだった。音喜多氏が「かつて都民が知事に寄せた期待は大きくしぼんだ」と皮肉ると、小池知事は感情をかみ殺すかのようにうつむき、表情を隠した。答弁は防戦一方で、「情報公開には積極的に取り組んできた」などと答えるのが精いっぱいだった。
■記者クラブと懇親会開催も……
衆院選のドタバタ劇後、すっかり“神通力”を失った小池知事。都政改革に対する期待感も急速にしぼみ、今や報道は「小池叩き」一色になりつつある。
そんな状況を危惧したのだろう。“小池チルドレン”の都Fは6日の代表質問の前夜、都庁記者クラブ向けの懇談会を開催し、メディアの懐柔工作に動いていた。5日午後5時から都庁32階の食堂で開かれた都F議員と記者クラブの「記者懇談会」だ。
「会費は1人3200円。約1時間半の間、参加者はビール片手にカラアゲなんかをつまんでいました。都Fは荒木千陽代表をはじめ、執行部や広報本部長の龍円愛梨議員らが参加しました。懇親会自体は特に珍しいことではありませんが、質問準備などでバタバタする代表質問前日の開催は極めて異例ですよ。議員らは一様に低姿勢で薄気味悪かった。まっ、『キツいことは書かないで』と言いたかったのでしょう。豊洲市場の入札不調続きの問題もありますしね」(懇親会に参加した都庁記者)
「オープンな議論」「密室政治の打破」を訴えていた都Fらしからぬ、露骨な記者の“懐柔工作”だが、代表質問の翌日の各紙は「『おごり高ぶり、都政丸投げ』小池氏を自民批判」とケチョンケチョン。まったく効果はなかった。求心力を失った小池知事が猪瀬氏、舛添氏に続き、任期途中に引きずり下ろされる日もそう遠くない。
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