今のお上は「はぶく・省く」ということをしないで、
何でもかんでも、税金の上乗せに頼る。no-2
こちらを省いて、こちらの仕事に充てる。という知恵を活かして経営するということを知らない。経営者が政治の世界に行くことは珍しくない。
政治も経済も同じ。会社と政治は「経営」するということで同じ手法で済む。
この舞台で、足りないから取る。ということだけしていたのでは、とても経営はできない。
足りないからさてどうするというと、取る。という発想だけでなく、省く。という発想が要る。無駄を省く。優先順位の低いものを省く。
創造する。ということは楽しい。それは完成した時の喜びと通じている。
創造するということは、知恵が要る。知恵を生み出すのは「本質を知る」というところを通る。本質をどう活かすかという段階では、省くという作業がある。
つづく。
省くということの本質。
はぶく、ということは「必要なものは残し」「無駄をはぶく」ということをする。
すると、体でいうと余分な脂肪を落とし、身軽になったような状態になる。
身軽になると、届かなかったところにも、手足が届くようになる。
今まで、到達時間が1時間掛かっていたところまで半分で済む。
優先順位の低いものは、一時「休止」してもいい。
省くことの最たるものがある。
国会議員宿舎や官舎だ。
終戦直後の首都は、焼け野原で、国会を開こうにも議員の泊まる旅館やホテルも焼けてしまって議員や官吏の宿泊所が無い。
それではと、議員宿舎と官吏宿舎を公費でまかなった。これが、現代まで続いている。
今は民間の旅館やホテルが一杯ある。そこを利用してもらう方法もある。
議員の数や官吏の数・給与はいつまでも省く兆しもない。
戦後の復興期を過ぎて安定期に入った今は、参議院は必要ない。
それから、国も地方も議員に給与は要らない。ご奉仕でできる方に選挙に出でもらう方法もある。
官吏は、民間企業に10年務めて、会社から推薦状をもらった方に公務員の受験資格をあげたらいい。民間企業の「もったいないから、工夫する」感覚がないと、世の中の経営ができない。
つづく。
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