写真AFPBB News
「再感染」が続出 新型コロナは変異、劇症化しているのか
とどまるところを知らない新型肺炎の拡大。安倍政権は感染防止に躍起だが、ここへきて新たな問題が噴出している。恐れていたコロナウイルスの「変異」「劇症化」の可能性が指摘されているのだ。
タイの医療専門ニュースメディア「タイ・メディカル・ニュース」電子版は23日付で、中国当局の情報として湖北省と四川省で、現在までに“再感染”した例が72件あったと報じている。先月31日にも、中国国家衛生健康委員会が「一度感染し治癒した患者にも再感染のリスクがある」と発表。警戒を呼び掛けていた。
通常は、一度かかった感染症が治癒すれば体内に抗体ができ、2度感染するリスクは低くなるとされる。なのに、再感染が何件も出てきているのは、ウイルスが突然変異したからではないか、との見方が出ているのだ。
前出の「タイ・メディカル・ニュース」は、世界屈指の医学部がある米国のジョンズ・ホプキンズ大学が公表しているコロナウイルスについての解説文を基に「再感染は、突然変異が原因の可能性がある」と報じている。
一度治っても、再度感染することがあるのか。ハーバード大学院卒で医学博士の左門新氏は「『再感染』したのか、『再燃』したのか、区別が付けづらい」と前置きした上でこう語った。
「今回、せきや発熱などの症状が治まったかに見えて、再び悪化するケースが見られます。通常、特定のウイルスに対抗する抗体は3〜4週間で体内に生成され、抗体ができると、その後は再感染の可能性は低くなります。ただ、抗体が生成されるまでに完治した場合、再度感染することも考えられる。突然変異については、現時点では考えにくいでしょう。変異したかどうかはPCR検査で分かるので変異後のウイルス感染者が出てきてもおかしくありませんが、今のところそうした症例は確認できません。変異か否か判断するために必要な検査結果が、まだ十分に蓄積されていないのではないでしょうか」
■「2回目」は心停止で「突然死」の恐れも
いずれにせよヤバいのは、再感染した場合は重症化する恐れがあることだ。「突然死」する可能性まで指摘されている。「タイ・メディカル・ニュース」に加え、米「ニューヨーク・ポスト」と台湾のニュースサイトは、新型コロナの「震源地」である中国・武漢市で治療にあたる医者のコメントとして、「(新型コロナに)2回感染する可能性は高い。1回目の感染から免疫によって回復しても、服用した薬が心臓に負担をかけ、2回目に感染した際に抗体が機能するどころか病状を悪化させてしまい、心不全によって突然亡くなってしまう」と報じているのだ。
今回の新型コロナはまだまだ正体が見えない。発生当初、厚労省は「ヒトからヒトへの感染は確認されていない」と、ノンキだったが、後に「ヒト・ヒト感染」することが分かった。「飛沫・接触」のみといわれていた感染経路についても、より危険な「エアロゾル」感染の可能性まで浮上している。今後、ウイルスが変異しても何ら不思議ではない。もし、一度かかってしまったら、「2回目」にはくれぐれも要注意だ。
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タグ: コロナウィルス
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