昨年3月に「ミタール・タラビッチ氏の予言書」の一部を取り上げました。
新型コロナが広まってしまって世間が騒がしくなった頃です。文盲であるために、本人が見た事の口述を、親戚の神父さんが記録したのです。前回は、
世界中で奇妙な伝染病が蔓延する。だれもその治療法は分からない。だが、みな「私は高い教育があり、頭がいいから治療法は分かっている」と言い張るが、だれもなにも知ってはいない。人々は考えるに考えるが、正しい治療法を見つけることはできない。だが、治療のカギとなるものは人間自身の中や周辺にあるのである。
と、ミタールタラビッチ氏は残している。というものです。生意気なことを言うようですが、私には何のことか分かります。ただし即効的治療法までは分かりません。
それは、人間の本体は何か?人間は死ねば終わってしまうのか?という素朴な疑問を解けば分かってきます。今の科学は「量子学又は量子力学とか呼ぶ」分野で人間の本体に迫っています。生命の根源に迫っています。もしかすると、既に解き明かしているかもしれません。どういう言葉で表現すれば分かってもらえるかというところまで、解明しているかもしれません。
量子は肉眼で見ることができない世界です。だが、存在はしているのです。量子の塊(かたまり)があらゆるモノに変化して見えているのです。見えていない世界を見えている世界の言葉で表現するという事は、大変な事のようです。
一方医学でも「人は死なない」という」本を臨床医の矢作直樹氏が出版している。
私は、ここで実はこういう事ではないでしょうか、と分かっている部分だけでも書いてしまいたい衝動もあります。ありますが、誤解されることの方が心配で、今日は止めておきます。
では、なぜミタールタラビッチ氏の予言書を取り上げたかというと、氏は当時見たままに残している「最後の文」を先にお知らせしたかったのです。以下です。
・・・・・多くの数字が書かれた本を読んだり書いたりするものが、自分たちがもっともよくものを知っていると考える。これらの教育のある人々は、自分の人生を計算に基づいて送ろうとし、数値の命ずるままに行動する。こうした人々の中にも悪人と善人が存在する。悪人は悪い行いする。彼らは空気と水、そして河川や土地を汚染し、このため人々はさまざまな病気で突然と死ぬようになる。善人で賢いものたちは、彼らの努力にはなんの価値もなく、ただ世界を破壊するだけであることを悟り、数字に答えを見いだすのではなく、瞑想を通して真実を発見しようとする。
彼らが瞑想すると神の知恵に近付いて行く。だが、ときはすでに遅すぎた。悪意をもつものたちが全世界を荒らし回っており、巨大な数の人々がすでに死にはじめているからである。人々は都市から逃げ出し、田舎に避難する。人々は十字が三つ並んだ山を探す。その中では人々は息をすることができ、水も飲むことができる。この中に逃げ込んだものたちは、自分も家族もともに救うことができる。だが、それは長くは続かない。なぜなら、すごい飢饉が襲うからだ。町や村には十分に食べ物がある、だが、それらは汚染されている。飢えた人々はそれを食べるが、食べたとたんに死んでしまう。早く死んだものたちこそ逆に生き延びるのだ。なぜなら、聖霊に助けられ神に近付くことができるからだ。
もっとも怒ったものたちが、もっとも強大で恐ろしいものたちを攻撃する。
このひどい戦争を空で戦うものたちには大変な災いとなる。陸上や海上で戦うものたちのほうがまだましだ。
この戦争を戦うものたちは、科学者に奇妙な大砲の弾を作らせる。それが爆発すると、人を殺すのではなく人間や動物に呪いをかける。この呪いで人々は戦うかわりに眠りに眠りこむ。
セルビアはこの戦争に参戦することはない。だが、わが国の上空で別の国の軍が戦う。ポゼガという町の近くで、空から焼け焦げた人々が落ちてくる。世界の果てにあり、大海原に囲まれ、ヨーロッパくらいの大きさの国だけがなんの問題もなく平和に生き残る。この国では大砲の弾はひとつも爆発することはない。
三つの十字のある山に逃げ込んだものたちだけが避難場所を見つけ、愛と幸福に満たされ、豊かに暮らすことができる。なぜならもう戦争は起こらないからである。
以上で終わっています。次回は「三つの十字のある山」に具体的に迫ります。
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