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2021年08月30日

コロナウィルス 飛沫感染より恐ろしい、空気感染と警告。

DCF00556.JPG

コロナウィルス・特にデルタ型は、飛沫感染より恐ろしい、空気感染と警告。

東北大学本堂毅准教授と、高エネルギー加速器研究機構の平田光司がまとめ。国立病院機構仙台医療センターの西村秀一ウィルスセンター長等、感染症の専門医や医師ら32人が、8月27日にオンライン記者会見を開き説明した。
「空気感染」だと。
ということになると、飛沫感染防止策や接触感染防止の消毒の他にも防止策が必要になる。
感染源は、空気中に長くとどまり、長距離を浮遊することになる。
このことについて、産経新聞が報じている。下記。全文です。

専門家集団の訴え「コロナは空気感染」の説得力
産経WEST 2021/8/29 11:00倉持 亮無料会員記事ライフ

新型コロナウイルスの主な感染経路は、空気感染−。日本政府としては否定的なこの見方について、国内38人の専門家集団が27日、「主要な感染ルート」と主張し、空気感染を前提とした対策を取るよう緊急声明を発した。「(感染拡大を食い止める)策がつきたというが、同意できない」。人流抑制のためのロックダウンを議論する前に、まだやるべきことはあるという。彼らの訴えとは。

??政治的?¢ホ策
米疾病対策センター(CDC)は、コロナの主な感染経路として飛沫(ひまつ)感染、接触感染のほか、空気感染を紹介。世界保健機関(WHO)も同様だ。

一方、厚生労働省は、咳やくしゃみから出る「マイクロ飛沫」という粒子などに含まれたウイルスを吸引することによる感染は認めるが、「空気感染ではない」とし、政府分科会の尾身茂会長も会見で否定している。

この政府見解に対し、真っ向から「否」と唱えるのが呼吸器系ウイルス感染症が専門の国立病院機構仙台医療センターの西村秀一ウイルスセンター長だ。「マイクロ飛沫感染」の概念について、「空気感染と呼ぶことから逃げているだけ」と批判し、まずはそこを認めなければ正しい対処ができない、と訴える。

西村氏は昨年2月、集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に臨時検疫官として赴いた際、空気感染を疑ったという。空調設備を点検すると「複数の客室の空気を1カ所に集め、3割ほどの新鮮な空気を加えて各部屋に循環させていた」。船内は中規模マンション3、4棟分の大きさがあり、接触感染で広がったとは考えにくいとして、「明らかに空気感染だった」と指摘する。

これは西村氏一人の考えではない。たとえば、愛知県立大学看護学部の清水宣明教授(感染制御学)もこうした見解を支持する。

清水教授も、厚労省の言う「マイクロ飛沫感染」について「発生当初に空気感染を否定し、今さら認めづらくなったための『造語』で、科学にはない」と切り捨て、「頭から空気感染を否定したことが今の制御不能状態の元凶であり、コロナ対策は最初から政治的な要素が強い」と憤る。

国民が不安になるような情報は伝えない。空気感染という言葉を避け、もっともらしい横文字を並べるのは、行政ではなく「政治」だ−という指摘だ。

ウレタンマスクはNG
では、空気感染が主要ルートと仮定した場合に、取るべき対策とは何か。

今回、緊急声明に賛同した専門家は「マスク着用と換気の徹底が対策の基本」と強調する。

そこで問題となるのがポリウレタンマスク。西村氏の実験では5マイクロメートル以下の粒子の除去率は1%以下で、空気感染を前提とした場合、ほとんど効果がないという。

マスク着用で最も重要なのは密着性だ。愛知県立大では空気感染対策を紹介する約8分間の動画を作成。マスクを二重で着ければウイルスを9割は防げるとし、息苦しさを感じるようであれば上に重ねる2枚目のマスクはウレタン製でも構わない、としている。

ウレタンマスクが粒子を防ぐ上で効果が低いことは広く知られている。緊急声明を出した学者グループが問題視するのは、政府が「できれば不織布マスク着用を」などとする呼び掛けしか行っていない点だ。

ドイツでは公共の場や交通機関などで、ウレタンマスクなどウイルスを防ぐ効果が低いマスクの着用が罰則付きで禁止された事例を紹介し、不織布マスクに代表される「ウイルス対応マスク」の着用を国民に何らかの強制力を持って呼び掛けるよう求めた。「人流抑制やロックダウンの可能性を議論する前に、効果が明らかな基本的措置を速やかに実施すべきだ」と訴えている。

改めて「換気」を
西村氏は「この種の感染症は流行が一度大きくなったら止めようがなく、ゼロリスクは不可能」と話す。まずは蔓延(まんえん)を前提に被害を最小限に抑える対策を進めるべきで、経済への打撃などデメリット覚悟の強硬な人流抑制策には否定的な考えを示す。

もう一つの感染予防策として「換気の徹底」も欠かせない。昨年から重視されている対策の基本ではあるが、1時間に2回程度の窓やドアの開閉では十分な換気は確保されないという。特に冷暖房を盛んに使う夏や冬は換気の実施回数が減りがちになり、現在の感染拡大の一因になっている疑いが強い、と警告している。

換気の有効なツールとして挙げられているのが扇風機だ。入り口から出口に向けて、扇風機の風で空気を押し出すことが肝要で、手をかざし、風を感じられる程度の強さがあれば効果があるとしている。(倉持亮)

■空気感染 せきやくしゃみ、会話、大声などで排出され、空気とともに漂う粒子(エアロゾル)に含まれるウイルスを吸って感染すること。代表例は結核や麻疹。対策にはマスクが有効だが、常に着ける必要はなく、多くの人が集まる密な空間や空気の流れが悪い密閉された個室で使えばよい。屋外で1人でいるときなどは不要。たばこの煙を想像すると分かりやすい。

湿度が高く粒子が乾燥しにくい夏は大きめの粒子が空気中を漂い、吸い込む際は鼻の粘膜に付着して風邪程度の軽症で済むが、空気が乾燥しやすい冬は粒子が微細になり、肺に直接付着することで肺炎を引き起こし、重症化しやすい傾向がある。








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