私が小学生の頃は、この日が学校登校日でした。
正午、サイレンが鳴り、黙とうした事を、
うるさすぎる蝉の声とともに思い出します。
私の母は、横浜の大空襲経験者です。
母親(私の祖母)に背負われ逃げる途中、ふと祖母が足元を直そうと立ち止まった瞬間、
目の前にいた知り合いに焼夷弾が落ちたそうです。
立ち止まらなければ、祖母と母に、直撃でした。
また今は亡き私の祖父は、たこつぼの穴を掘っていたそうです。
もちろん、タコを獲る穴ではありません。
海岸に穴を掘って、自分の身体に爆弾を巻きつけて相手を待つ穴です。
さあ、自分もいざ入るぞ、って時に、終戦を迎えたようです。
悲惨な戦争。
経験された方は確実に少なくなってきていますが、
私たちは、子供たちに伝えていかなくてはなりませんね。
黙とう・・・。
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