中華料理の定番デザートである杏仁豆腐を注文すると、
必ずといっていいほど上に赤い実がのっていますよね。
その赤い実の正体は一体何なのでしょうか。
スーパーフードといわれる赤い実の効果や効能、
杏仁豆腐に添える理由についてまとめました。
杏仁豆腐の上の赤いやつの正体は?
杏仁豆腐の上にのっている、赤いやつの正体は クコの実 で、
中国では古くから薬食の食材として使われていました。
また、楊貴妃も愛用していたといわれ
最近では スーパーフードとしても注目されている食材です。
クコの実とは
クコの実は、 中国が原産の落葉低木であるクコの木から収穫されます。
別名ゴジベリーといわれ、生のままだと潰れやすく
苦味や生臭さがあるため、 乾燥させてから食べる ことが多いです。
ちなみに、杏仁豆腐に使う時は水で戻したものが使われます。
クコの実の効果や効能は?
クコの実の効果や効能は以下の通りです。
- 眼精疲労
- 血行促進
- 血圧、血糖値を下げる
- ストレス緩和
- 肝機能向上
- 滋養強壮
- 美肌効果
クコの実には ビタミンB1 、ビタミンB2、ビタミンC、
さらに アミノ酸や ポリフェノールなどさまざまな栄養が含まれています。
杏仁豆腐の上にのせるだけではなく、ヨーグルトに入れたり
ドライフルーツとしてそのまま食べたりすることもできます。
冬は 鍋にトッピングすると、彩りもきれいになります。
杏仁豆腐に添えるのはどうして?
杏仁豆腐に添える理由は、 食後の血圧の上昇を防ぐ 効果が期待できるからです。
クコの実に含まれている ベタインという成分には、血圧を下げる作用や
肝硬変や高血圧などの 生活習慣病の予防に効果があります。
もともと杏仁豆腐は食後に食べるデザートでもあるので、
食後に食べることで血圧の上昇などを防ぐ効果が期待できます。
赤い実を添えることで、 彩りが良くなるからという理由もあります。
食べ過ぎると下痢になるって本当!?
クコの実を食べすぎると 下痢や腹痛、低血圧になる可能性 があります。
クコの実には薬効があるといわれているため
他の薬との多用や併用、 妊娠中の方は控えた方がよいでしょう。
1日の摂取量の目安は15g で、これは7粒ほどです。
そのため杏仁豆腐にのっている量であれば問題ありません。
まとめ
- 杏仁豆腐の上にのっている赤いやつはクコの実
- 生のままだと潰れやすく 苦味や生臭さがあるため、乾燥させてから食べることが多い
- 杏仁豆腐に使う時は水で戻したものが使われる
- 最近ではスーパーフードとしても注目されている
- 杏仁豆腐に添える理由は、食後の血圧の上昇を防ぐ効果が期待できるから
- クコの実を食べすぎると下痢や腹痛、低血圧になる可能性がある
最後まで見てくださり、ありがとうございました。