2022年03月17日

フォークソング 「 戦争は知らない 」??






フォークソング 「 戦争は知らない 」??

 これは、寺山修司 の実体験がベースにあるとすると大変重い歌です。 今の世界を考え、戦わないということ、人の命をもう一度考えてみたい。 

 フォークソングが、民謡として 70年代が戦争を知らない子供たちと、ベトナム戦争を眺めながらも 知らない と言い切って、歌い切ってきました。

 そのことを、杉田も北山もある種の欺瞞と捉えていた節があり、「 戦争を知らない子供たちへ 杉田二郎 2012年 」をリリースしている。 この中で、少年少女合唱団? と 一緒に歌うなど、次の世代へ歌い継ぐという実践を行なっている。

 「 戦争は知らない 」は、加藤和彦が掘り出して、ブレイクした曲という扱いらしい。
タイトルに「戦争」と入っている歌は? とぐぐるとほとんどみつからない。

 明確に日本人作のものは、3点。

 そのうち2つに寺山、加藤、北山 の流れが関わっています。
( 頭脳警察のものは、替え歌と言っていいので、実質2つ )

 戦争を知らない子供たち が、最初に演奏されたのは、おそらく 大阪万博 1970 の開会式。ジローズのレコードの前です。?


https://www.youtube.com/watch?v=Makedq-c_OE

 上のリンクで、北山は、「 完全に戦争を知らないとは言えない 」と述べています。?
 北山は、この詞の作曲を加藤に頼んだそうです。(ラジオで、本人のトークから聞いた記憶)? 

 加藤は、それを退け、 杉田二郎の作曲となったという経緯。??

「戦争を全く知らなわけじゃなかった」その思いは、忸怩(じくじ)と北山の中に残っていたらしく、

 1983 「 戦争を知らない子供たち ’83 」を発表しています。そこで、具体的に戦争を歌っています。この思いとはおそらく無関係に、ジローズの曲はヒットします。

 大阪万博で、子どもたちの合唱とともに歌われた 上のリンクにある 「 戦争を知らない子供たち 」。
この歌を次の子どもたちにも歌ってもらえるだろうか・・ 

 「 戦争を知らない子供たちへ 杉田二郎 2012年 」の録音に立ち会い、少年少女合唱団が参加する「 戦争を知らない子供たち 」を聞いて、次の世代に渡すことができたような思いを北山は持ったらしい。

 「 戦争があることは知っている、どこかで殺し合いが起きていることも知っている。けれど、戦争を知らない子供たちと 僕らは名乗り続けていたい。 僕らの子どもたちにも、そうあってほしい。 」

 ??加藤和彦が発掘してきた「 戦争は知らない 」を歌いながらそんな思いが、北山の中に熟成されていったのではないだろうか? 2つの歌、どちらも大好きです。こんな事を考えるずっと前から好きです。

 70年代フォークには、ラブソングだけでなく、今の世界状況を考えるに大切な歌も多いと思うんだよ と 重たいことを思いながら、戦いが終わることを祈っております。?? 重たくてすみません。

https://www.joysound.com/web/search/song/490673
「 戦争を知らない子供たち 」

 杉田二郎の作曲になった経緯を北山さんが喋っている場面発見。
https://youtu.be/gIsj_2SJezw?t=467


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これが、 戦争を知らない子供たち'83
 歌詞を聞くべし。
https://youtu.be/meOkc349Cvg

杉田二郎が、子どもたちと歌う。
 1970年に北山修が語った次の世代に歌い継いでもらいたい。 それが具現化した。
https://www.youtube.com/watch?v=Tm1KUgF3c5Y

posted by ozawajun at 15:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法

2019年12月10日

憲法第99条を守らせよう






憲法第99条って知ってますか?



第九十九条

天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。



たったこれだけ。これが全部です。

 よく読むと、守れと書かれている中に国民はいない。

主権は国民にあるのだから、
国民は、「 ここに羅列されている人たち 」が、
憲法を守るように監視する役目を期待されている。

 これを守ると、総理大臣が 憲法を変えると宣言したらその時点で 憲法違反・アウトだと思うんだが。

 いくらトンチンカンな政治家でもこの短い文章くらいは理解できると期待したい。そして国民も知っておくべき憲法の大切なところだと思う。




エコストアレコード

posted by ozawajun at 17:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法
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