2023年07月31日

波の数だけ抱きしめて:  スタジオの前の海は、湘南と思い込んでいたのに・・ 外房だったのね。

波の数だけ抱きしめて:

 スタジオの前の海は、湘南と思い込んでいたのに・・ 外房だったのね。


この映画は、トンネルがうまく使われていて、
 いくつか撮影地を探しました。
 オープニングの白黒で、思い出に訪れるトンネル。
 カラーでトンネルを抜けると海
 「 好きだ! 」 が トンネル内だから聞こえない・・


 中山美穂が 立ちすぎてどうも好きじゃなかったんだけれど、
 松下由樹を メインに彼女の恋心として追いかけていくと、なかなかすごい。

いま 終わりの方の、大雨のシーンを何度も繰り返しているんですけれど・・ ( 適当に見てるからなおさら )
 高橋裕子 - 松下由樹 さんの演技が秀悦だと思っています。
この薄暗い Yumig BGMの シーンが色々説明しているのですが。
 まあ、「 ガキのまま 男にも女にもになりそこねた人たちのひと夏の思い出 」 かな と。
 音楽を聞いちゃうので、画面をあまり見ないことが多く、このシーンがすべてを物語っていると今思っています。

湘南で撮影できなかった理由は簡単で、当時ですら大混雑だったのです。外房や、三浦半島を使っています。
 上の薄暗いシーンでは、中山美穂がショックで、織田裕二の車に乗り込み自宅へ帰ります。それを織田裕二が走って追いかけて家に到着。

 リアルには外房から 江ノ島までの距離になるんです。


 松下由樹は、織田裕二に言えない。 雨の中小さな声で言っているような気がするけど。
織田裕二は、とことん言えない。 さらに鈍感すぎる。

 男女同権とか色々叫ばれて、いまはじれったいだけの映画なのかもしれないが。
松下由樹は、織田裕二に今のは誤解だって言うのよ!
 今夜必ず会うのよ! と言う。

でも、電話で 「 明日は大事な日だから 」 と言われて電話を切られてしまう。
 別所哲也は、自分の気持ちを抑えても、織田裕二に告白しろと言う。

 中山美穂は、空港へ旅立つが車の中でラジオ放送が始まるのを待っている。おまじないの指のポーズで。
やっと FM を通して言った 「 好きだ! 」は、トンネルに遮られる。
 これが聞こえていたら、中山美穂は引き返したのだろう・・ まだ未練があるから、放送が聞こえることを確認してから空港へ向かった。

 その疑問は、冒頭の回想シーン(だったとおもうが、ラストか?) 語られるが・・・
 ラストの回想シーンを見ると、誰も結婚していないように思う。
すると冒頭の結婚式シーンは、「あの夏」から 何年後なのだろう。

https://otocoto.jp/interview/yasuo_baba3/


ああ、書いてあった。 9年後、超金持ちのおじさんと中山美穂は結婚する。


オープニングとエンディングの結婚式のシーンで、なぜ中山美穂さんがずいぶん年上の男性と結婚しているのかも不思議だったんですけれど。
ブレッド&バターの岩沢二弓さんのことですね。茅ヶ崎出身の湘南を代表するミュージシャンだからこそ、意味があるんです。それから、よくあんなおじさんと、って言われますけれども、オードリー・ヘップバーンの役どころを見ればわかります。彼女は、ほとんど年上のおじさんとくっついているんですよ。『昼下りの情事』のゲイリー・クーパーも『麗しのサブリナ』でのハンフリー・ボガードも20歳以上年上だし、『ローマの休日』のグレゴリー・ペックだって相当離れていますよね。いい女っていうのはだいたい、強かにお金持ちのおじさんと結婚するわけですよ。
---------- モノクロシーンは、9年後。
少なくともこの物語の舞台の9年後、つまり1991年にどうなっているかはみんな知っているんですよね。中山美穂は金持ちそうなおじさんと結婚して、残りの4人はまだうだうだやっていて、これからどうしようかなんていっている。9年後だから30代前半という設定だった。
 まだ抜けきれてないんだね。




よくよく考えてみると、
 中山美穂は、「 好きだ! 」の 放送を聞いていない。

 そんな話をするほど野暮な連中でもないから、冒頭の結婚式のシーンの時になってもそれを知らない。
 9年前、車を動かし出すのが あと15秒遅れていたら。
その可能性を知っているのは、映画を見ている我々だけである。
登場人物の誰一人として、トンネルで聞こえなかった可能性など知り得ない。

 そこでまたきづいた。中山美穂が残した FM 放送用のテープだ。
織り込まれているシーンで夜間に録音していることはわかる。
テープは、19cm/sec くらいで回っていると思う。 するとだ! あっというまに収録分は終わってしまう。

 10リールで 19cm/sec だと 90分しか持たない。
ひっくり返しても、180分だ。 他に、ナレーションをしている人はいなかったのだから、この FM局は、これで終わりだ。

 それに気づいていたら、中山美穂は、織田裕二にアメリカ行きを止めて欲しかったんだろう。 まったく・・・残念な男の役を自分で選んだと言うのだから、 織田裕二という役者もすごい。

 織田裕二の電話を受けているのは自宅。すでに出発の用意が終わっている。そこから再びスタジオへ出掛けて、録音したのだろうか? 電話で止めてもらえなかったから決心したと言う流れか・・それでも未練があるから放送を聞いてから、車を走らせた。

 織田裕二は、全くダメな男の役を見事に演じている。

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2023年07月10日

新 NISA を待つのは負け組、既にやってる人は勝ち組。





GPIF 200兆円の 1/4 が日本株で運用中。


( GPIF とは、私たちの年金を運用するための専門組織である。そのため、株と債権、国内と国外の割合が決められている。株が上がったため、割合が崩れ少し売らなければならなくなってきた。そもそも安い時に買っているシステムだから、利益ははっきり出る。バブル後、最高値の日経平均価格である。 )

 50兆円 を大きく上振れした分が、売られる。その影響で上値が抑えられたと説明されている。
 7月になるとファンド系が配当金捻出のために売られるとも説明されている。(こっちの方が金額は遥かに小さいと思うんだが)

 さて 50兆円の 5%が売られたとして、0.25兆円=2,500億円(計算あってる?)
 家計金融資産 2,000兆円の半分が預金として、 1,000兆円

この 1% が 新 NISA に乗って日本株に買い向かうと、10兆円だよ!!
 日本株が上がらない理由がない。

 新 NISAは、一度も売らないでずっと買い増ししていると、投資金額 1,800万円まで非課税で運用できる。
若い世代が、年金はあてにならないと投資行動を始めている。 20~30年 運用すれば、例の「公的年金では、 2,000万円不足する 」 という数字を超えた金融資産を作ることができる。

 株に手を出すなら、新 NISA の前に、今年の NISA で買っておけ というのが私の考えだ。

10兆円というのは、1日の東証の売買金額の 約4倍。デイトレードで回っているだけの金額も含むので、実態はもっと少ないはず。

 取引日が 月に20日あるとして、年間 240日 10兆円を240で割ってください。
 計算結果に自信が持てない。 10兆を 1/100 して 1,000億円 その半分として、500億円。 それが毎日買いに向かったら・・・・

 上がらない理由がない。

前述のように、一度も売らない投資で老後資産を作ると、市場に出回らない株(買ったままで売りに出ない)が増えるので、浮動株が減ってくる。

 商品が少なくて、買い手の数が変わらなければ 値段は上がるよね?

 というのが、私の「妄想」である。 実に論理的で、数字に裏付けられているではないか? (笑);




タグ: NISA
posted by ozawajun at 01:06 | Comment(0) | TrackBack(0) |
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