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2016年04月12日
メガバンクが大きく反発する中、三菱UFJ FGを早めに利益確定、UEXに押し目買い
<日経平均終値> 15928.79 △177.66 (+1.13%)
<TOPIX終値> 1299.35 △19.56 (+1.52%)
<東証マザーズ指数終値> 1053.06 ▼22.14 (-2.06%)
[本日の取引銘柄]
三菱UFJ FG (8306)
UEX (9888)
本日の日経平均は177.66円高の1万5928.79円と反発、中でも昨日まで売り込まれたメガバンク3行はそれぞれ5%超の上昇。昨夜の米国市場が小幅安で、ドル円も軟調に推移して買い材料に乏しいと思われる中、日経平均は底堅く始まった。日経平均は一時60円安近くまで下げ幅を広げた後はすぐに切り返し、ドル円が円安に戻すと上げ幅を広げていった。
昨日480円を割ったところで1000株だけ拾った三菱UFJ FG (8306)を492円で信用返済売り。その後も上げ幅を広げ、一時509.6円までつけ終値でも505円を上回った。利益確定が早過ぎたかもしれない。
堅調な日経平均を横目にUEX (9888)は今日も冴えない値動きで、一時260円を割り込んでしまった。258円での買い注文が500株だけ約定した。
東証1部の売買代金トップは小野薬品(4528)。がん治療の新薬「オプジーボ」の今期売上高が前期実績の約6倍の1260億円となる見通しと発表したことで、大きく買われた。円高一服を受けてトヨタ自動車(7203)も4%近く上昇。
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<免責事項>
当ブログは個人的な投資行動を客観視するために記載しているものです。決して特定の投資行動を推奨するものではありません。また当ブログの内容の正確性は担保し得ないことも申し添えます。
<TOPIX終値> 1299.35 △19.56 (+1.52%)
<東証マザーズ指数終値> 1053.06 ▼22.14 (-2.06%)
[本日の取引銘柄]
三菱UFJ FG (8306)
UEX (9888)
本日の日経平均は177.66円高の1万5928.79円と反発、中でも昨日まで売り込まれたメガバンク3行はそれぞれ5%超の上昇。昨夜の米国市場が小幅安で、ドル円も軟調に推移して買い材料に乏しいと思われる中、日経平均は底堅く始まった。日経平均は一時60円安近くまで下げ幅を広げた後はすぐに切り返し、ドル円が円安に戻すと上げ幅を広げていった。
昨日480円を割ったところで1000株だけ拾った三菱UFJ FG (8306)を492円で信用返済売り。その後も上げ幅を広げ、一時509.6円までつけ終値でも505円を上回った。利益確定が早過ぎたかもしれない。
堅調な日経平均を横目にUEX (9888)は今日も冴えない値動きで、一時260円を割り込んでしまった。258円での買い注文が500株だけ約定した。
東証1部の売買代金トップは小野薬品(4528)。がん治療の新薬「オプジーボ」の今期売上高が前期実績の約6倍の1260億円となる見通しと発表したことで、大きく買われた。円高一服を受けてトヨタ自動車(7203)も4%近く上昇。
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2016年04月11日
日経平均が軟調に推移する中、SHIFTを早めに利益確定売り、三菱UFJ FGを押し目買い
<日経平均終値> 15751.13 ▼70.39 (-0.44%)
<TOPIX終値> 1279.79 ▼7.9 (-0.61%)
<東証マザーズ指数終値> 1075.20 △32.95 (+3.16%)
[本日の取引銘柄]
SHIFT (3697)
三菱UFJ FG (8306)
日経平均は一時296円安まで売られるも、大引けでは約70円安の1万5751.13円と値を戻す。マザーズ指数は連日の大幅高、本日も3.2%の大幅上昇で4日続伸。
先週末は堅調に引けたメガバンクは揃って売られ、1.7%〜2.5%安。三菱UFJ FGを476.2円で1000株信用買い。もう少し大きなロットで買いを入れても良いかと思ったが日和ってしまった。
先週末買ったばかりのSHIFT (3697)が小幅に上昇したので、こちらも日和ってもう売ってしまった。762円で400株信用返済売り。ただ現物ではその10倍ほどのポジションを有している。チャート上は1月の決算下方修正後の戻り高値から三角保ち合いを形成している。4月14日の決算発表で大きく株価が動きそうだ。リスク管理の観点から信用分は早めに手仕舞う方針。
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<免責事項>
当ブログは個人的な投資行動を客観視するために記載しているものです。決して特定の投資行動を推奨するものではありません。また当ブログの内容の正確性は担保し得ないことも申し添えます。
<TOPIX終値> 1279.79 ▼7.9 (-0.61%)
<東証マザーズ指数終値> 1075.20 △32.95 (+3.16%)
[本日の取引銘柄]
SHIFT (3697)
三菱UFJ FG (8306)
日経平均は一時296円安まで売られるも、大引けでは約70円安の1万5751.13円と値を戻す。マザーズ指数は連日の大幅高、本日も3.2%の大幅上昇で4日続伸。
先週末は堅調に引けたメガバンクは揃って売られ、1.7%〜2.5%安。三菱UFJ FGを476.2円で1000株信用買い。もう少し大きなロットで買いを入れても良いかと思ったが日和ってしまった。
先週末買ったばかりのSHIFT (3697)が小幅に上昇したので、こちらも日和ってもう売ってしまった。762円で400株信用返済売り。ただ現物ではその10倍ほどのポジションを有している。チャート上は1月の決算下方修正後の戻り高値から三角保ち合いを形成している。4月14日の決算発表で大きく株価が動きそうだ。リスク管理の観点から信用分は早めに手仕舞う方針。
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2016年04月08日
株価指数が反発する中、直近の下落が目立つ株を引き続き拾ってみた
<日経平均終値> 15,749.84 △34.48 (+0.22%)
<TOPIX終値> 1287.69 △15.05 (+1.18%)
<東証マザーズ指数終値> 1042.25 △47.39 (+4.76%)
[本日の取引銘柄]
SHIFT (3697)
デクセリアルズ (4980)
UEX (9888)
本日の日経平均は34.48円高の15,749.84円と0.5%上昇。ただしTOPIXは倍以上の1.2%上昇、さらにマザーズ指数に至っては連日の大幅上昇で4.8%高。バイオブーム再燃の兆し。日経平均の上昇が小幅に留まった要因として指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983)の大幅下落があげられる。昨日の大引け後に2016年8月期の営業利益が前年同期比3割超の減益となり、通期の営業利益予想も1800億円から1200億円に大幅に引き下げ、配当予想も引き下げることを発表して売られた。一方、メガバンク3行は1.5%〜2.5%高、また優待目的で長期保有しているビックカメラ(3048)は中間期の営業利益予想を91億円から117億円に引き上げ、9%超の大幅高。
堅調相場の中、私は直近の下落が目立つ不人気株の押し目買いを続けた。株は美人投票だと言うのに・・・。決算発表を来週に一週間延期したSHIFT(3697)はインサイダー事件発覚直後の水準まで下げたので打診買い、740円で400株。この間はもっと思い切って買ったのだが、このところの軟調相場で買い食指が動かなかった。
デクセリアルズ(4980)を引き続きナンピン買い。908円で600株。ただテクニカル的には、一目均衡表上、基準線の下に転換線が位置し、遅行線がローソク足の下に位置し、雲の下にローソク足が位置する、3役逆転となっている。来週以降も下げるようならこれ以上のナンピン買いは控えておきたいと思う。
UEX (9888)は本日も不人気。昨日100株だけ掠った261円で本日は1000円も買えた。
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<TOPIX終値> 1287.69 △15.05 (+1.18%)
<東証マザーズ指数終値> 1042.25 △47.39 (+4.76%)
[本日の取引銘柄]
SHIFT (3697)
デクセリアルズ (4980)
UEX (9888)
本日の日経平均は34.48円高の15,749.84円と0.5%上昇。ただしTOPIXは倍以上の1.2%上昇、さらにマザーズ指数に至っては連日の大幅上昇で4.8%高。バイオブーム再燃の兆し。日経平均の上昇が小幅に留まった要因として指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983)の大幅下落があげられる。昨日の大引け後に2016年8月期の営業利益が前年同期比3割超の減益となり、通期の営業利益予想も1800億円から1200億円に大幅に引き下げ、配当予想も引き下げることを発表して売られた。一方、メガバンク3行は1.5%〜2.5%高、また優待目的で長期保有しているビックカメラ(3048)は中間期の営業利益予想を91億円から117億円に引き上げ、9%超の大幅高。
堅調相場の中、私は直近の下落が目立つ不人気株の押し目買いを続けた。株は美人投票だと言うのに・・・。決算発表を来週に一週間延期したSHIFT(3697)はインサイダー事件発覚直後の水準まで下げたので打診買い、740円で400株。この間はもっと思い切って買ったのだが、このところの軟調相場で買い食指が動かなかった。
デクセリアルズ(4980)を引き続きナンピン買い。908円で600株。ただテクニカル的には、一目均衡表上、基準線の下に転換線が位置し、遅行線がローソク足の下に位置し、雲の下にローソク足が位置する、3役逆転となっている。来週以降も下げるようならこれ以上のナンピン買いは控えておきたいと思う。
UEX (9888)は本日も不人気。昨日100株だけ掠った261円で本日は1000円も買えた。
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2016年04月07日
日経平均は8日ぶりに小さく反発する中、中途半端な取引をしてしまった・・・
<日経平均終値> 15,749.84 △34.48 (+0.22%)
<TOPIX終値> 1,272.64 △4.89 (+0.39%)
<東証マザーズ指数終値> 994.86 △46.93 (+5.00%)
[本日の取引銘柄]
デクセリアルズ (4980)
ネットワン (7518)
UEX (9888)
ソフトバンクG (9984)
本日の日経平均はわずかに34.48円高ではあるが上昇し、8日連続の下落を辛うじて回避した。首都圏ではあいにくの雨で桜が散る中ほっと一息。東証マザーズ指数は5%高の大幅上昇で再び1000円の大台の回復は目前。
相場全体は下げ止まりの様相を見せていたが、私が注目してきた高配当銘柄のデクセリアルズ (4980)は昨日に続けて極めて弱い動き。昨日1000円の大台を割って5%も下げたのは流石に下げすぎだと思って寄り前の気配値なども見ながら979円で500株の買い注文を入れて仕事を始めた。ところが9時をまわって届いた約定メールを見ると約定価格は955円。普通は安く買えたと喜ぶところだが複雑な気分。一時935円まで下げ、大引けは943円。
一昨日買いを入れたネットワン(7518)と同様、4月に入って高配当株に売り圧力が強いが、流石に下げのスピードが急過ぎると思う。デクセリアルズ(4980)もさらに900円近くまで下げるようなら再度押し目買いを入れたい(→ 『高配当銘柄を購入』 )。
デクセリアルズ(4980)の予想以上の下落に浮き足立っていまい、一昨日建てたばかりのネットワン(7518)の買いポジションを半分決済してしまった。549円で800株信用売り返済。買いは541円。発注したときには「デクセリアルズが安く買えたので代わりにリスク分散を」などと大真面目に思っていたが、今振り返ってみると、たかだか800株の買いポジションを慌てて手仕舞いする必要などどこにもなかった。これでは証券会社に手数料を払うために取引しているようなものだ。
UEX(9888)に261円で800株信用買い注文を入れていたが、わずかに掠って100株手に入っただけ。約定金額があまりにも少ないと支払い手数料が割高になってしまう。
東証一部は冴えない値動きの銘柄が多い中、売買代金トップのソフトバンクG (9984)は1.7%上昇して5日続伸。あまりにも他の銘柄が弱いので、つい利益確定しておきたい気分になってしまった。
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<TOPIX終値> 1,272.64 △4.89 (+0.39%)
<東証マザーズ指数終値> 994.86 △46.93 (+5.00%)
[本日の取引銘柄]
デクセリアルズ (4980)
ネットワン (7518)
UEX (9888)
ソフトバンクG (9984)
本日の日経平均はわずかに34.48円高ではあるが上昇し、8日連続の下落を辛うじて回避した。首都圏ではあいにくの雨で桜が散る中ほっと一息。東証マザーズ指数は5%高の大幅上昇で再び1000円の大台の回復は目前。
相場全体は下げ止まりの様相を見せていたが、私が注目してきた高配当銘柄のデクセリアルズ (4980)は昨日に続けて極めて弱い動き。昨日1000円の大台を割って5%も下げたのは流石に下げすぎだと思って寄り前の気配値なども見ながら979円で500株の買い注文を入れて仕事を始めた。ところが9時をまわって届いた約定メールを見ると約定価格は955円。普通は安く買えたと喜ぶところだが複雑な気分。一時935円まで下げ、大引けは943円。
一昨日買いを入れたネットワン(7518)と同様、4月に入って高配当株に売り圧力が強いが、流石に下げのスピードが急過ぎると思う。デクセリアルズ(4980)もさらに900円近くまで下げるようなら再度押し目買いを入れたい(→ 『高配当銘柄を購入』 )。
デクセリアルズ(4980)の予想以上の下落に浮き足立っていまい、一昨日建てたばかりのネットワン(7518)の買いポジションを半分決済してしまった。549円で800株信用売り返済。買いは541円。発注したときには「デクセリアルズが安く買えたので代わりにリスク分散を」などと大真面目に思っていたが、今振り返ってみると、たかだか800株の買いポジションを慌てて手仕舞いする必要などどこにもなかった。これでは証券会社に手数料を払うために取引しているようなものだ。
UEX(9888)に261円で800株信用買い注文を入れていたが、わずかに掠って100株手に入っただけ。約定金額があまりにも少ないと支払い手数料が割高になってしまう。
東証一部は冴えない値動きの銘柄が多い中、売買代金トップのソフトバンクG (9984)は1.7%上昇して5日続伸。あまりにも他の銘柄が弱いので、つい利益確定しておきたい気分になってしまった。
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当ブログは個人的な投資行動を客観視するために記載しているものです。決して特定の投資行動を推奨するものではありません。また当ブログの内容の正確性は担保し得ないことも申し添えます。
2016年04月06日
日経平均は7日連続の下げ、アベノミクス開始後最長記録
<日経平均終値> 15,715.36 ▼17.46 (-0.11%)
<TOPIX終値> 1,267.75 ▼0.62 (+0.05%)
<東証マザーズ指数終値> 947.93 △4.75 (+0.50%)
[本日の取引銘柄]
なし
本日の日経平均は17.46円安と小幅に下落し、2012年11月以来の7日続落となった。アベノミクス開始後の連続下落日数の最長記録となった。前場は一時前日比100円高近くまで買われ、後場も小幅高で始まったが、引けにかけてその水準を維持できず下落。
ただ、昨日ダウ平均が130ドル以上の下げとなったにも関わらず本日の日経平均は底堅く、円高ドル安を受けてこれまで売られてきた自動車株が反発に転じており、反転の兆しととらえられなくもない。特に昨日のアナリスト向け説明会でインド事業の成長性が再評価されたスズキ(7269)が大幅高、一時5%以上も上昇する場面があった。
三菱UFJ FG (8306)は一時前日比9.7円高の496.7円まであったが、終値は2.4円安の484.6円。価格帯別出来高を見ると、500〜515円をはさんで上下に30-40円ほどの取引集中帯があることがわかる。470〜480円台で底打ちしそうにも見える。
鳥居薬品(4551)は日本国内で販売を担当する米ギリアド・サイエンシィーズ(GILD)の抗HIV薬がFDAの承認を得たことで大幅高となった。そーせいなどバイオ銘柄に牽引された東証マザーズも本日は反発に転じた。今年はバイオ銘柄が再評価される年になるのかもしれない。PSS (7707)も再評価されるとよいのだが・・・。
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<TOPIX終値> 1,267.75 ▼0.62 (+0.05%)
<東証マザーズ指数終値> 947.93 △4.75 (+0.50%)
[本日の取引銘柄]
なし
本日の日経平均は17.46円安と小幅に下落し、2012年11月以来の7日続落となった。アベノミクス開始後の連続下落日数の最長記録となった。前場は一時前日比100円高近くまで買われ、後場も小幅高で始まったが、引けにかけてその水準を維持できず下落。
ただ、昨日ダウ平均が130ドル以上の下げとなったにも関わらず本日の日経平均は底堅く、円高ドル安を受けてこれまで売られてきた自動車株が反発に転じており、反転の兆しととらえられなくもない。特に昨日のアナリスト向け説明会でインド事業の成長性が再評価されたスズキ(7269)が大幅高、一時5%以上も上昇する場面があった。
三菱UFJ FG (8306)は一時前日比9.7円高の496.7円まであったが、終値は2.4円安の484.6円。価格帯別出来高を見ると、500〜515円をはさんで上下に30-40円ほどの取引集中帯があることがわかる。470〜480円台で底打ちしそうにも見える。
鳥居薬品(4551)は日本国内で販売を担当する米ギリアド・サイエンシィーズ(GILD)の抗HIV薬がFDAの承認を得たことで大幅高となった。そーせいなどバイオ銘柄に牽引された東証マザーズも本日は反発に転じた。今年はバイオ銘柄が再評価される年になるのかもしれない。PSS (7707)も再評価されるとよいのだが・・・。
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タグ: 日経平均
2016年04月05日
円高ドル安の進行を受け日経平均が6日続落する中、ナンピン買いに動く。ソフトバンクG買い、日経平均売りが有効?
<日経平均終値> 15,732.82 ▼390.45 (-2.42%)
<TOPIX終値> 1,268.37 ▼34.34 (-2.64%)
<東証マザーズ指数終値> 943.18 ▼59.97 (-5.98%)
[本日の取引銘柄]
ネットワン (7518)
三菱UFJ FG (8306)
UEX (9888)
本日の日経平均、TOPIXは6日続落。日経平均は79円安の1万6044円で寄り付いた後、あっさりと1万6000円の節目を割り込み、ドル円が110円台前半まで下落すると下げ幅を広げていった。前日まで値を保っていた新興市場の崩れはさらに大きく、東証マザーズ指数は6%近い大幅安となった。東証33業種の全業種が下落する全面安商状であったが、東証1部の売買代金は2兆2797億円にとどまり、"selling climax"とは言いがたい状況。
前日、ジェフリーズ証券の投資判断引き下げが伝わり大きく下落したネットワン (7518)を拾ってみた。受注高の減少に伴い2017年3月期の売上高予想を引き下げ、営業利益予想も47億円から33億円に、40億円強のコンセンサス予想を大きく下回る水準に下方修正したとのこと。10年チャートを見るとリーマンショック時や東日本大震災時に並ぶ水準まで株価が下落しており、財務体質も良い企業なので、この水準から大幅に下げる可能性は低いのでは、と考えた。高配当銘柄の代表格でもある。
三菱UFJ FG (8306)はあっさり500円の大台を割り込んできた。マイナス金利下での収益動向が不安視されており、下げ相場の中では空売りのターゲットになりやすいのであろう。しかし500円割れの水準はPBR、PER、配当利回り等の指標から見るとさすがに割安である。2015年12月末のBPSは1107円と発表されており、株価500円で計算したPBRはなんと0.45である。しかも保有株の簿価は日経平均1万円割れの水準であり、マイナス金利下では保有国債の益出しが見込めるので、実際のPBRはより低値である。
チャートでは一目均衡表の雲の下に出て一段安を目指す形になっているが、ファンダメンタル面を重視して拾ってみた。前場寄り付き値の499.1円で1000株、さらに498.6円で1000株信用買い。終値はさらに下げて487円。
UEX (9888)も全体相場が崩れる中、ズルズルと下げてきた。266円で1100株、261円で800株信用買い。出来高は15,900株と昨日の3倍になったが、約定した買い方の12%は私の注文。割安だと思って買っているのだが、もっと安く買えたのでは、と思うと少し悔しくもある。
このような環境の中でソフトバンクG (9984)は逆行高。3月下旬からダラダラ下げて来ていたが、4月1日以降は上げに転じている。東証の自己株式取得に関するガイドラインによれば決算期末日前の5営業日は買付け自粛期間とされており、新年度に入り自社株買いが再開されたのかも知れない。3月30日に買いを入れた(→ 『円高ドル安、米長期金利の低下を受けて日経平均は続落、メガバンクの下げがきつい!』 )のは間違っていなかったようだ。また現在のような相場環境では、日経平均を売り(先物売りやベア型ETF買いで)ソフトバンクG (9984)を買うような取引が有効かもしれない。
自社株買い、TOB、IPO、統合・合併、株式交換等のコーポレートアクションや、日経平均等の株価指数の入れ替えでおきる「需給バランスのゆがみ」に焦点をあてた取引について詳しく解説した本が最近出版されました。現在のような相場環境では、相場の上げ下げに左右されずに利益を上げる手法を知っておくことが重要だと思います。値段が高く、私も買うのを躊躇いましたが、巷に溢れるいい加減な株の本とは一線を画したクオリティーです。
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<免責事項>
当ブログは個人的な投資行動を客観視するために記載しているものです。決して特定の投資行動を推奨するものではありません。また当ブログの内容の正確性は担保し得ないことも申し添えます。
<TOPIX終値> 1,268.37 ▼34.34 (-2.64%)
<東証マザーズ指数終値> 943.18 ▼59.97 (-5.98%)
[本日の取引銘柄]
ネットワン (7518)
三菱UFJ FG (8306)
UEX (9888)
本日の日経平均、TOPIXは6日続落。日経平均は79円安の1万6044円で寄り付いた後、あっさりと1万6000円の節目を割り込み、ドル円が110円台前半まで下落すると下げ幅を広げていった。前日まで値を保っていた新興市場の崩れはさらに大きく、東証マザーズ指数は6%近い大幅安となった。東証33業種の全業種が下落する全面安商状であったが、東証1部の売買代金は2兆2797億円にとどまり、"selling climax"とは言いがたい状況。
前日、ジェフリーズ証券の投資判断引き下げが伝わり大きく下落したネットワン (7518)を拾ってみた。受注高の減少に伴い2017年3月期の売上高予想を引き下げ、営業利益予想も47億円から33億円に、40億円強のコンセンサス予想を大きく下回る水準に下方修正したとのこと。10年チャートを見るとリーマンショック時や東日本大震災時に並ぶ水準まで株価が下落しており、財務体質も良い企業なので、この水準から大幅に下げる可能性は低いのでは、と考えた。高配当銘柄の代表格でもある。
三菱UFJ FG (8306)はあっさり500円の大台を割り込んできた。マイナス金利下での収益動向が不安視されており、下げ相場の中では空売りのターゲットになりやすいのであろう。しかし500円割れの水準はPBR、PER、配当利回り等の指標から見るとさすがに割安である。2015年12月末のBPSは1107円と発表されており、株価500円で計算したPBRはなんと0.45である。しかも保有株の簿価は日経平均1万円割れの水準であり、マイナス金利下では保有国債の益出しが見込めるので、実際のPBRはより低値である。
チャートでは一目均衡表の雲の下に出て一段安を目指す形になっているが、ファンダメンタル面を重視して拾ってみた。前場寄り付き値の499.1円で1000株、さらに498.6円で1000株信用買い。終値はさらに下げて487円。
UEX (9888)も全体相場が崩れる中、ズルズルと下げてきた。266円で1100株、261円で800株信用買い。出来高は15,900株と昨日の3倍になったが、約定した買い方の12%は私の注文。割安だと思って買っているのだが、もっと安く買えたのでは、と思うと少し悔しくもある。
このような環境の中でソフトバンクG (9984)は逆行高。3月下旬からダラダラ下げて来ていたが、4月1日以降は上げに転じている。東証の自己株式取得に関するガイドラインによれば決算期末日前の5営業日は買付け自粛期間とされており、新年度に入り自社株買いが再開されたのかも知れない。3月30日に買いを入れた(→ 『円高ドル安、米長期金利の低下を受けて日経平均は続落、メガバンクの下げがきつい!』 )のは間違っていなかったようだ。また現在のような相場環境では、日経平均を売り(先物売りやベア型ETF買いで)ソフトバンクG (9984)を買うような取引が有効かもしれない。
自社株買い、TOB、IPO、統合・合併、株式交換等のコーポレートアクションや、日経平均等の株価指数の入れ替えでおきる「需給バランスのゆがみ」に焦点をあてた取引について詳しく解説した本が最近出版されました。現在のような相場環境では、相場の上げ下げに左右されずに利益を上げる手法を知っておくことが重要だと思います。値段が高く、私も買うのを躊躇いましたが、巷に溢れるいい加減な株の本とは一線を画したクオリティーです。
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当ブログは個人的な投資行動を客観視するために記載しているものです。決して特定の投資行動を推奨するものではありません。また当ブログの内容の正確性は担保し得ないことも申し添えます。
2016年04月04日
日経平均は小幅安の中、メガバンクを軽くデイトレ、SHIFTを利益確定し、UEXを押し目買い
<日経平均終値> 16123.27 ▼40.89 (-0.25%)
<TOPIX終値> 1302.71 △1.31 (+0.10%)
<東証マザーズ指数終値> 1003.15 △11.91 (+1.20%)
[本日の取引銘柄]
SHIFT (3697)
三菱UFJ FG (8306)
三井住友FG (8316)
UEX (9888)
本日の日経平均は40.89円安と小幅に下落したものの、TOPIXやJPX日経400、マザーズ指数は上昇。先週末のダウ平均が100ドル超上昇したのを受けた日本市場で、直近4日間続落で1,000円近く下落した日経平均の反発を期待していたが、弱い動きと言わざるを得ない。外為市場でドル円が111円台をつけてきたことが重石になっているようだ。
朝方大きくgap downして寄り付いたメガバンクに買いを入れた。三菱UFJ FG (8306)を500円丁度の寄り付き値で1000株信用買い。また8時55分頃には3200円という大幅gap down水準の気配値がついていたので三井住友FGにも成行で200株信用買い注文を入れたところ、3263円で約定。寄り直後に3231円まであったのを高く買ってしまった。見せ玉があったのかもしれないと思うと、少し悔しい。
9時15分を過ぎるとメガバンクの株価は急進。昨今の不透明な市場状況を鑑みて、2%超の上昇となったところで本日購入分については利益確定の売りを出した。三菱UFJ FG (8306)を512.2円で1000株信用返済売り。
三井住友FG (8316)も本日安値から100円以上高い3334円を付けたところで200株信用返済売り。
三菱UFJ FG (8306)、三井住友FG (8316)ともに日米欧の金融政策発表直後に一目均衡表の雲の中に入ってからは下値模索の動き。雲の下限を下抜けようとする動きで、チャートだけを見て取引するのならここで買いポジションを全て手放すべきなのかもしれない。ただメガバンクの収益力を考えると、現在の株価は低すぎるように思う。特に三菱UFJ FG (8306)は保有する国債の値上がり益も期待できるとの報道もある(→ 日経電子版 )。先が見通せない「マイナス金利」への過度な警戒感が薄れるまではまだ時間がかかるだろうが、ここはじっくり「ポジポジ病」を決め込むことにする。
元CFO兼経営管理本部長によるインサイダー情報の漏洩が明らかになったことを受けて急落したSHIFT (3697)はその後ジリジリと値を戻してきており、今日は一段高。前日比15円高の771円で始まると、一時急落前の水準を上回る810円をつけ、前日比42円高の798円で引けた。 急落時に仕込んだ(→ 『日経平均は底堅く高値圏で引ける中、悪材料噴出のSHIFTを大きく仕込んでみた』 )信用買いポジション4100株のうち残っていた1900株を781円から798円で信用決済売り。この悪材料が明るみになる直前に100株だけつかまされた分も合わせて決済した。732円で500株だけ現物で購入した分は決算まで持ち越す予定。
この一連の取引の収支は下記の通り。リスクの大きさに収益が見合わないような気もしないではないが、少ない利ざやではあるがリバウンドを取れて良かった。
ステンレス鋼卸のUEX (9888)は引き続き冴えない動き。260円台に突入し、本日も閑散相場の中、少しだけナンピン買い。年利3%超えの貯金をしている感覚で購入しているが、5年後の成否は如何?
ソフトバンクG(9984)は前日比44円高の5449円で引け続伸、2016年3月期の営業利益が前期比27%増との報道があった東レ(3402)は堅調、業績予想の上方修正を発表した象印マホービン(7965)は9.4%高。
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<東証マザーズ指数終値> 1003.15 △11.91 (+1.20%)
[本日の取引銘柄]
SHIFT (3697)
三菱UFJ FG (8306)
三井住友FG (8316)
UEX (9888)
本日の日経平均は40.89円安と小幅に下落したものの、TOPIXやJPX日経400、マザーズ指数は上昇。先週末のダウ平均が100ドル超上昇したのを受けた日本市場で、直近4日間続落で1,000円近く下落した日経平均の反発を期待していたが、弱い動きと言わざるを得ない。外為市場でドル円が111円台をつけてきたことが重石になっているようだ。
朝方大きくgap downして寄り付いたメガバンクに買いを入れた。三菱UFJ FG (8306)を500円丁度の寄り付き値で1000株信用買い。また8時55分頃には3200円という大幅gap down水準の気配値がついていたので三井住友FGにも成行で200株信用買い注文を入れたところ、3263円で約定。寄り直後に3231円まであったのを高く買ってしまった。見せ玉があったのかもしれないと思うと、少し悔しい。
9時15分を過ぎるとメガバンクの株価は急進。昨今の不透明な市場状況を鑑みて、2%超の上昇となったところで本日購入分については利益確定の売りを出した。三菱UFJ FG (8306)を512.2円で1000株信用返済売り。
三井住友FG (8316)も本日安値から100円以上高い3334円を付けたところで200株信用返済売り。
三菱UFJ FG (8306)、三井住友FG (8316)ともに日米欧の金融政策発表直後に一目均衡表の雲の中に入ってからは下値模索の動き。雲の下限を下抜けようとする動きで、チャートだけを見て取引するのならここで買いポジションを全て手放すべきなのかもしれない。ただメガバンクの収益力を考えると、現在の株価は低すぎるように思う。特に三菱UFJ FG (8306)は保有する国債の値上がり益も期待できるとの報道もある(→ 日経電子版 )。先が見通せない「マイナス金利」への過度な警戒感が薄れるまではまだ時間がかかるだろうが、ここはじっくり「ポジポジ病」を決め込むことにする。
元CFO兼経営管理本部長によるインサイダー情報の漏洩が明らかになったことを受けて急落したSHIFT (3697)はその後ジリジリと値を戻してきており、今日は一段高。前日比15円高の771円で始まると、一時急落前の水準を上回る810円をつけ、前日比42円高の798円で引けた。 急落時に仕込んだ(→ 『日経平均は底堅く高値圏で引ける中、悪材料噴出のSHIFTを大きく仕込んでみた』 )信用買いポジション4100株のうち残っていた1900株を781円から798円で信用決済売り。この悪材料が明るみになる直前に100株だけつかまされた分も合わせて決済した。732円で500株だけ現物で購入した分は決算まで持ち越す予定。
この一連の取引の収支は下記の通り。リスクの大きさに収益が見合わないような気もしないではないが、少ない利ざやではあるがリバウンドを取れて良かった。
ステンレス鋼卸のUEX (9888)は引き続き冴えない動き。260円台に突入し、本日も閑散相場の中、少しだけナンピン買い。年利3%超えの貯金をしている感覚で購入しているが、5年後の成否は如何?
ソフトバンクG(9984)は前日比44円高の5449円で引け続伸、2016年3月期の営業利益が前期比27%増との報道があった東レ(3402)は堅調、業績予想の上方修正を発表した象印マホービン(7965)は9.4%高。
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2016年04月01日
2016年度初日に日本市場は大幅下落、"ドンキホーテ"は無謀にも買い向かってしまった...
<日経平均終値> 16164.16 ▼594.51 (-3.68%)
<TOPIX終値> 1301.40 ▼45.80 (-3.40%)
<東証マザーズ終値> 991.24 ▼29.56 (-2.90%)
[本日の取引銘柄]
デクセリアルズ (4980)
三菱UFJ FG (8306)
芙蓉リース (8424)
UEX (9888)
王将フード (9936)
名実ともに新年度となった本日の日本市場は大幅下落、日経平均は3.7%安、TOPIXは3.4%安でともに4日続落となり、日経平均はこの4日間で1,000円に迫る下落幅となった。これまで一本調子で上げていた東証マザーズ指数も本日は下落し再び1,000円の大台を割った。
日銀短観が寄り付き前に発表され、大企業・製造業の業況判断指数がプラス6と2015年12月調査のプラス12から大きく悪化し、先行きはプラス3とやはり12月調査の7から悪化したこと、また今年度の大企業・製造業の想定為替レートが117.46円と足元の為替レートよりも遥かに楽観的水準で見込んでいることが嫌気されたと報道されている。しかし、大企業・非製造業の業況判断指数はプラス22と昨年12月調査のプラス25に続き高水準を維持し、先行きもプラス17と12月調査の18からほぼ横ばいである。短観の悪化はやはり「売る」ための口実のように思う。相場が「下げたくて」下がったということだろう。
昨日2016年度以降の事業見通しを発表し、目標利益水準を引き下げたパナソニック(6752)は12%強の大幅安。
本日は仕事が忙しく、相場をリアルタイムで見ることができなかったが、想定以上の下げに寄り付き前に出していた指値注文が次々と約定した。
デクセリアルズ (4980)、三菱UFJ FG (8306)、UEX (9888)とタイプの異なる高配当株が低volality環境での戻りの目途と考えていた水準で約定した。また三角保ちあいを上抜けたかに見えた芙蓉リース (8424)が逆に保ち合いの水準を下抜けてしまった。
慌てて損切りしなければならないほどのロットで取引している訳ではないので取り合えず様子見。ただvolalityが高まってきた場面で昨日購入した(→ 『堅調に推移していた日経平均が大引け間際に急落、昨日買った三菱UFJ FGを短期利益確定売り』 )王将フード(9936)のような不確実性の高い銘柄を持ち続ける気持ちにならなかったので売却することにした。いくばくかの利益も得られたのでこの取引には不満はない。
ともあれ、いつも難しいと感じるのは相場のvolatilityの変動とそれに応じたリスクテイクである。デイトレーダーが保ちあいからの放れを狙って何度もポジションテイクと細かい損切りを繰り返して大きなリターンを獲りに行くという話をしてもらったことがあるが、私のような日中あまり相場を見られないサラリーマントレーダーがこのようなvolalityの変動についていくにはどうしたらいいのだろうか? HFTやAIによる取引が大きなウェイトを占めるようになった現代の市場では個人投資家が本業の傍らマニュアル操作で理想的な振る舞いをするのは不可能にしか思えない。寧ろレバレッジを落として身の丈に合ったサイズのポジションのみ取ることを心がけることに尽きると思う。レバレッジなどかけずとも、1日に日経平均が500円も1000円も動くことが頻繁に起きるのだから。
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<東証マザーズ終値> 991.24 ▼29.56 (-2.90%)
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デクセリアルズ (4980)
三菱UFJ FG (8306)
芙蓉リース (8424)
UEX (9888)
王将フード (9936)
名実ともに新年度となった本日の日本市場は大幅下落、日経平均は3.7%安、TOPIXは3.4%安でともに4日続落となり、日経平均はこの4日間で1,000円に迫る下落幅となった。これまで一本調子で上げていた東証マザーズ指数も本日は下落し再び1,000円の大台を割った。
日銀短観が寄り付き前に発表され、大企業・製造業の業況判断指数がプラス6と2015年12月調査のプラス12から大きく悪化し、先行きはプラス3とやはり12月調査の7から悪化したこと、また今年度の大企業・製造業の想定為替レートが117.46円と足元の為替レートよりも遥かに楽観的水準で見込んでいることが嫌気されたと報道されている。しかし、大企業・非製造業の業況判断指数はプラス22と昨年12月調査のプラス25に続き高水準を維持し、先行きもプラス17と12月調査の18からほぼ横ばいである。短観の悪化はやはり「売る」ための口実のように思う。相場が「下げたくて」下がったということだろう。
昨日2016年度以降の事業見通しを発表し、目標利益水準を引き下げたパナソニック(6752)は12%強の大幅安。
本日は仕事が忙しく、相場をリアルタイムで見ることができなかったが、想定以上の下げに寄り付き前に出していた指値注文が次々と約定した。
デクセリアルズ (4980)、三菱UFJ FG (8306)、UEX (9888)とタイプの異なる高配当株が低volality環境での戻りの目途と考えていた水準で約定した。また三角保ちあいを上抜けたかに見えた芙蓉リース (8424)が逆に保ち合いの水準を下抜けてしまった。
慌てて損切りしなければならないほどのロットで取引している訳ではないので取り合えず様子見。ただvolalityが高まってきた場面で昨日購入した(→ 『堅調に推移していた日経平均が大引け間際に急落、昨日買った三菱UFJ FGを短期利益確定売り』 )王将フード(9936)のような不確実性の高い銘柄を持ち続ける気持ちにならなかったので売却することにした。いくばくかの利益も得られたのでこの取引には不満はない。
ともあれ、いつも難しいと感じるのは相場のvolatilityの変動とそれに応じたリスクテイクである。デイトレーダーが保ちあいからの放れを狙って何度もポジションテイクと細かい損切りを繰り返して大きなリターンを獲りに行くという話をしてもらったことがあるが、私のような日中あまり相場を見られないサラリーマントレーダーがこのようなvolalityの変動についていくにはどうしたらいいのだろうか? HFTやAIによる取引が大きなウェイトを占めるようになった現代の市場では個人投資家が本業の傍らマニュアル操作で理想的な振る舞いをするのは不可能にしか思えない。寧ろレバレッジを落として身の丈に合ったサイズのポジションのみ取ることを心がけることに尽きると思う。レバレッジなどかけずとも、1日に日経平均が500円も1000円も動くことが頻繁に起きるのだから。
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